表紙
ひらがな付きJIS
IMで工夫
Duo用JIS KB
β版

 かな入力をするための最高の環境をDuoに。それによってDuoは私の理想のモバイル機になる。カタカナ表記カナ付きASCIIは、かな入力にとっては劣悪な入力環境だ。しかしこれは何ともならないことだと諦めていた。

 そこへ僅かな希望の光が差した。

 最近僅かながらも交流の出来た Attic or Garret はPCから車までコアな改造情報に溢れていて、PowerBookでは5XXシリーズの様々な情報が載っている。5XXシリーズの改造情報で知られた PHENiX でも紹介されたが、PowerBook G3シリーズのキーボードを5XXに載せる改造は興味深かった。その Attic or Garret にキーボードマトリクスの解析情報があるのだが、そこに2400とDuoのものがあったのだ。

 漠然と2400のJISキーボードをDuoに載せる改造ってできないかなぁと考えて、双方バラし較べたらあまりにフィルムのパターンが異なっていて挫折した〜という話は以前にも書いたが、そんな話を併せて「キーボードマトリクスの解析情報があれば、できる人にはひょっとしたらできるのかもねぇ」なんて言っていたら「作ってあげましょうか」と言ってくれたのが PHENiX のToyokiさんだった。ありがたい! というか、遠回しに依頼したようなものだが(笑)。

 できあがってみると自然に馴染んで見えるが (画像をクリックすると拡大)、それは工作が綺麗に決まっているからであって、"自然に"出来たわけではない。移植する2400cキーボードのキーの取捨やらサイズ合わせから外から見える部分の色合わせ(私のDuoは緑色なので)、もちろん圧巻はカッパーテープで手書きされたフイルム。実はこれはまだβ版で、若干の不具合の修正が必要なのと、増えたキー分はReseditなどで認識させる必要があるがまだやっていない。手書きフイルムもあまりに凄いんで("高度"でもあるし"壮絶"でもある)、詳細レポートはまた次回、ということで3回で終わらなくなってしまった。

「小隊司令部発」'01.5.21

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