まず観察

型取る物をよく観察して、どういう角度で注げば気胞が出来たりせずに注型出来るかをいろいろ考えてみる。

また、こういう時にパーツそれぞれのディティールの意味が分かったりする。この突起はこのためにあるのか、とか。

バッテリーシールドのディティール上の要は、筐体側の溝とかみ合う爪。ゴム型なので、多少凹んでいても抜くことは出来るので、表裏2分割の型でやることにした。というか、それで済みそうなのでこのパーツを選んだ訳だが。

複雑な物は複数に分割する型が必要になるが、ゴム型は組んだときに力をかけすぎると歪んだりするので、あまり細かい分割には向かない。また、その歪みを避けるためにも、型の肉厚はかなり多めにする必要がある。

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