page-12 電磁波シールド |
'00.7.20 |
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最近の私は、ローカルサイトの作業が出来るという理由で、カラーでPPCの2300cを持ち歩いている。問題点は、バッテリーの保ちが250と比べると極端に悪いということと、グリーンのスケルトンなので不必要に目立つ(笑)ということだ。 しかし、実はもう一つ問題点がある。それは電磁波の問題だ。純正では筐体内側に蒸着メッキが施されたり、薄い金属板が貼られて電磁波シールドとなっているのだが、スケルトンパーツなどの筐体に換装したり、金属シールドを外したりした場合、そこから電磁波が漏れる。スケルトン計画に参加された方はご記憶にあるかもしれないが、スケルトン計画ではこの点は自己責任というアナウンスになっていた。 当たり前だがメーカーの補償などなくなるが、この改造によって違法改造としてマシンを没収されたり逮捕されたりするなどという種類のことは特にない。しかしある種危険な改造ではあるのだろう。電車内などでラジオを聞きながら2300cで作業しようとしても、ノイズが入って聞き取れなくなる。携帯電話の着信時ほど激しくはないにしてもだ。
ちなみに250(ノーマル筐体)を抱え打ちしつつラジオを付けてみた。…雑音が混ざって聞こえん。ノーマルでもダメなんだという話は、そういえばpage-8で書いていた。旧いPowerBookにはシールドが不充分な機種もあるということだ。新しい機種だと違うのかと思っていたが、その後RIKIBONのYAS氏も2400cでダメだと言っていたし、今回のことでiBookは"更に""激しく"ダメらしいとわかった。こうなると旧来の発想でのシールドそのものが、実は効果のない仕組みなんじゃないかと疑問に思えて来た。いや待てよ、PDAやメール端末、ましてやwinノートはまさかあっさり解決していやいないだろうな? ちょっと疑心暗鬼(但し試し様もなし)。 とりあえず、私は満員列車の中でDuoを使うことはないが。…いや、それは電磁波とは関係ない理由なのだが。 |