
↑プラのリアサイトは挿してあるだけで、簡単に動く。周辺が白く見えるのは仕上げ時の削り粉のせい。
さて、専門誌に"とりあえず"取り上げられた時に気になった点がいくつかあったが、これらは誌上で見たまんまだった。デリカシーのないホップ調整孔。実銃と明らかに異なるロワーフレーム上端のプレスライン。そしてちょっと不細工な(行間の詰まった)刻印。これらは各位も誌上で確認されているだろうから、それ以外の部分を書かせてもらう。
とりあえず仕上げが悪い。アッパーフレーム後端やバレル基部など、ABSの地肌のままであることが災いしているようである。もっとも、改造ベースを期待するなら塗装仕上げは野暮であるからマルシンに選択肢はないか。
トリガープルは、これも書くだけ野暮。でも、ま、書くけど、重い。モーゼルM712の様な妙な段差はないが、とりあえず精度の高い射撃も連射も望めない。こすれる感触が強いので、磨き込みが必要なのだろう。それを差し引いてもプルが重い割にトリガーの戻りが遅い。ハンマーSPが強くてバランスが悪い感じがする。
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ところでまだ検証しきってないので何とも言えないが、ダミーのボルトを引いてハンマーをコックするように位は、割と簡単に改造出来るんじゃないかと思うのだが。アッパーの構造はスカスカなのである。
実を言うと、今のところそれ以上の不満は出ていない。ま、買って1/4日も経っていないので当然だが。待望のレアなガンの登場に胸が一杯なのである(言い訳、言い訳)。
Mk1自体については、以前「今週のデスクサイド」でCMCのモデルガンを取り上げている。同コンテンツのその後の回にも書いたが、一時、六戸部さんがMK1のデータを探していたという割に確かな情報があった。すわマグナ化かと期待してしまったものだが、さすがにそこまで市場は甘くはなかったらしい。しかしそれがこの様に製品として結実して良かった。…いや、その流れかどうかは未確認で、あくまで単なる噂話だが。

↑パッケージデザインは最低。中国製の夜店銃の様だ。ゴミみたいだが、ゴミ自体は少なくなるよう配慮されている。箱も小さい。
とりあえず、今回はここまで。…なんか粗方書いてしまったような気も(笑)。
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