知人が、自分を「有名日記作家」呼ばわりするメールを受け取って立腹しているが、そういえば「有名日記作家」という言葉、確かに変な言葉だが、ネット周りではよく聞くような気がする。「有名日記作家」というのは"日記系"サイトの管理者、という意味でよいだろうか。"日記系"というのもいい加減だな。
ところで本心言うと私は"日記系"サイトはあまり積極的には見る気はしない。だって知らない人の日常を見たところで面白いとは思えないんで。だから見に行ったりリンクしたりしている"日記系"は、それ以前に知り合い(含バーチャル)だった人の所だけである。
ところが世間では、読んでいるうちに知っている人の様になって親しみ覚えるということもあるらしいんですな。でもそれが"有名人"の有り様とよく似ているという意味では「有名日記作家」という表現はアリか?
勿論「日記作家」なんて言葉はない。しかしながらエッセイストとかの類はそのモチーフや書き様によっては「日記の作家」と言えなくもない。
もっとも言うまでもなく読み手がそれを作品として認めればこその「作家」であって、露出癖と他人の日常を覗き見る欲望の相互充足を「読者と作家」の関係とは言わない。またそういうコミュニケーションの手段として文章を書くならば、そういう人を作家とは呼んで欲しくない。しかしその境ははっきりしないものである。
ところで件の知人を「有名日記作家」呼ばわりするメールの主旨は「あなたは有名日記作家と認められたので、有名日記作家同士のオフラインの集いに参加して楽しみませんか」というものだったらしい。持って行き様が気持ち悪いし何かわかりやすいなぁ。でも、そういう参加者同士ってそもそも互いの日記は読んでるのかしらん? それなしでは話題もないでしょうに…。
どうも。「無名日常記作家」の小隊長です。私を非難する文章を書くと直木賞受賞するという風説があるらしく、腹心の小隊員が内容証明付きで掲示板に書き込みをしそうな気配が(笑)。それも「だりぃ〜しよぉ」とか言いながら。しかも文末は決まって「ご期待くダサイ」。いや待てよ、奴こそは「有名掲示板作家」ではないのか?(笑)
「こっそり更新した所☆ヒミツ」って。どこッ!? ていうか、タクティカルユニット、いいなぁ。
今週、それこそ日記ペースで毎日更新してますが、大丈夫ですか?>私
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