小隊司令部(随筆)
公文書

'02.8.31  小隊司令部

コロ

 コロが死んだ。

 今朝、起きて来たら死んでいた。

 コロはオスの柴犬で、私が大学生になった年辺りにうちに来た。その時おそらく1歳位だったので、今年16歳程だっただろうという推測である。本当の歳は分からない。

 下の妹のクラスメートの家で飼われていたのが、放し飼いのままうちに居着いて飼われることになった。何度かクサリが切れたりして脱走したが、飯時には帰ってくるという様な犬だった。のら犬みたいなもので、大して言う事を聞かなかったが、こちらもそう厳しく躾る気もなく、なんとなく庭に住み着いているという感じだったかも知れない。飼うことに一番乗り気だったのは父と下の妹だったので、この2人は多少ちゃんと躾ていたが。

 父が亡くなり、祖父が亡くなり、下の妹が嫁ぎ、祖母も亡くなった。2年置きに家族が減っていったがコロは相変わらずだった。

 後年の面倒のほとんどは上の妹がみていた。DIY屋でペット担当の期間も長く、うちの玄関にはよく試供品のペットフードが転がっていた。と言ってもコロに与えられるのは試供品や処分品の類以外のペットフードは大袋のドライフード位で、基本的には残飯だった。それが外犬だというのが家族の共通の感覚だった様な気もする。

 去年の夏、脳血栓で倒れた。しかし犬は人間と違いそこそこ回復するものらしく、しばらくすると普通に過ごせるようになった。

 今年の春先だったか腫瘍が発見されたが、歳が歳なので手術はやめた。夏からは老衰が進み、この数週間は100mの散歩もままならなかった。

 2〜3日前、下半身が動かせなくなったので、妹が犬小屋からテラスに上げ、身体を乗せるキャスター付きの台を作った。翌日、前足だけでもがくために皮が剥げて血が出た。これも妹が処置して、翌日獣医に見せようということになっていた。私は翌朝、休みの土曜日にしては珍しく早く起き、様子を見に行ったら、コロは死んでいた。

 よく小屋から上半身だけ出して寝こけていることがあり、あまりに不自然な格好なので心配して近寄ると腹がゆっくり動いていたということが結構あったが、それとは全然違った。

 目が窪み、暗く落ち込み、眼球の中から光が消え失せていた。それはあのとぼけた馬鹿犬のポーカーフェイスではなく、何か、見知らぬ何処かの犬の骸にしか見えなかった。そしてそれが酷く無惨で汚らしく臭い物に感じられてしまったのだ。そんな自分と、その亡骸に集ろうとするハエに腹が立ったが、すぐにそこから自分がやらなければならないあれこれについて考えなければならなかった。

 古い毛布を引っ張り出し、コロをくるんだ。虫だの烏だのが来ないように周りを片づけた。陽の当たるテラスから、比較的気温の上がらない裏へ運んだ。

 自治体によって違うのかも知れないが、地元の多摩小平保健所は土日に動物の対応はしていなかった(後で分かったが、引き取りはしないそうだ)。市役所で対応するところもあると知り電話をしたが、小平市役所では土日の対応はしていなかった。窓口の男性は「月曜日にお持ち下さい」と言っていたが、この気温で、死んだ中型犬を2日もどうしておけというのだろうか。

 職場に動物の焼却施設があるという希有な友人は全く連絡が付かず、掛かり付けの動物病院は昨日母が電話したときは週明けまで夏休みだという。ペットの葬儀社みたいなところに電話すればすぐにすっ飛んでくるような気もしたが、それは、我が家でのコロの在り方にそぐわない気がした。

 犬好きのご近所さんに相談したら、近くの寺を紹介された。寺というのもどうだかなぁと思いつつ、ダメモトで動物病院に電話をすると家の人が出て、病院では引き受けられないが寺を紹介しているという。同じ寺だった。その電話で私が「長く一緒だった犬だが、人間のように弔うのは信条にそぐわないので、出来る限りシンプルに弔いたい」と告げると、「他に紹介できるところもあるが、そっちの方が商売商売しておりあまりお勧めではない。その寺であれば、合同祈もあるので大袈裟にせずにできるのではないか」と教えられた。

 3通りの方法があり、<立ち会いで1体だけ火葬して骨は持ち帰ることが出来る>というものから、<預かって他のペットと合同で火葬し骨は持ち帰れない>まであり、後者でお願いすることにした。中型犬、2万円。お金の話はともかく、なんだかなという気もする。本当は庭に埋めてやりたい。しかし全長1mの中型犬を土葬するのは衛生上止めた方がよいと前出の友人にアドバイスされていた。

 帰ってからテラスの掃除をした。小便の染みた毛布や食べかけの餌を捨て、タイルに水を撒いてデッキブラシでこすった。仕事から帰った時に妹に見せたくないと思ったからだ。臭いが全然とれない気がしたが、気がしただけかもしれない。犬小屋はしばらく手を付ける気にならないので放っておいた。

 


元気な頃のコロ。犬小屋の屋根に登る。

'02.8.6  小隊司令部

とりあえず賛成しときます。

 世間の風潮としてあまり声を大きくしては言えないが、住基ネット、実は賛成。

 公共サービスのレベルを維持したまま人を減らすというのならシステムの効率化は必須。これによって節約される様々なコストをちゃんと考えれば、闇雲に反対するのは違うと思う。

 それとセキュリティが甘いという話は、そもそも方向が違う。そっちはシステムの話。コンセプトの話ではない。

 そして、11ケタはどうかというのは更に議論の方向性が違うと。じゃあ運転免許証に文句言わないのは12ケタだからなのかと問いたい。

 ま、「住基ネット」を「原子力発電」と置き換えても議論は全く同じなんだけど(笑…か?)。

'02.8.5  小隊司令部

おくいぞめ
 

 8月4日。夕飯を"わざわざ"寿司にすると言うのでなぜかと妻に尋ねた。「送り初め?」と聞き返すと「何を"送る"のよ。萌木が100日でしょ。"お食い初め"じゃない」。
 お盆の行事かと思った(笑)。そんな訳で形だけだがひと口…。

 良いタイミングなので(?)、友人達から贈られたお祝いをご紹介。この場も借りてお礼。どうもありがとう。

 ところで、安定期とは言え妊婦を家に残して、アフガニスタンへ医療援助で行った奴とかいるんですが…。早く帰ってきてページを更新するように。

 今回はほのぼの内輪向けねたでした。

赤ちゃんの声をモニタする無線。うちは確かに広大な屋敷だが(プ)泣き声は聞こえるものだ、不思議と。
→ 
ツインバード工業「音声モニター 聞こえまChu!


文字が読める様になった時に子供に贈るための、主人公の名前が子供の名前になっているカスタム絵本。
→ 
M&Rサービス/シッスルハウス


「小隊司令部発」のバックナンバー「公文書・資料班」の作りを一部刷新。ジャンル毎に前後を閲覧できるようにした。初めての方でここをご覧になる方が多いらしく、いちいちトップに戻らないと前後に進めない形式は、流し読みしにくいだろうなと前から思ってはいたので…。

'02.7.26  小隊司令部

読書 「栴檀林、夏の15冊」?

 この時期、書店の平台は賑やかである。各社の文庫本が夏のキャンペーンの真っ最中だからである。「○○文庫、夏の100冊」の類である。もっともなぜ今の時期に文庫なのか私は知らない。夏休みの読後感想文の習慣が抜けきらないまま大人になった人が多いのかも知らん。(そんな訳はないか)

 私は違うんだけど。…という書き方をするのは良い様に差別化を図っているのでは勿論なくて、まともにそういう宿題をこなせる子供ではなかったという自嘲を含む。野球も虫取りもせずプールもあまり行かず、テレビゲームのない時代に私は何をして夏休みを過ごしていたのだろう…。

 話を戻して夏のキャンペーンである。

 平台愛好の乱読家氏はさておき、私には実は重宝な企画である。平生は平台に並ばない本が前面に来るからだ。まあ、まさか30代も後半になって今更読んだことのない文豪の名作を手にしようとは思わないが、時折勧められるままに読む本も悪くないなと思うこともある。結構単純な私は、いつもの平台と違うとなると意外に素直に乗せられてしまうのだ。

 ただそのう、キャンペーンが過ぎたなら、鬱陶しい折り込み広告や栞の類は外して欲しい。それから若い男を前面に立ててプロマイド風5枚組図書カードなぞノベルティにするのは止めて欲しい。不勉強な自分の知らぬ新進の文人かと焦れば、どこの何とかの骨かも判らぬ、どこが魅力なのか全く不明な単なる新人俳優である。阿呆らしくてその文庫自体の興味を削がれる。

 それはさておき企画物「今週の読書」の3ヶ月を振り返る。あえてコンテンツにしないのは、この先長続きしないかも知れないからだ。何せ夏休みに読後感を書けなかった子供の成れの果てである。


'02.5.13

武田泰淳「ひかりごけ・海肌の匂い」新潮文庫

●●●●●

実は中学時代の蔵書。この本の影響ではないが、私は仏教高校に進んだ。

'02.5.17

宮嶋茂樹「不肖・宮嶋 空爆されたらサヨウナラ」祥伝社黄金文庫

●●●●○

私が唯一読む"ドキュメンタリー作家"。報道写真の直木賞があったら受賞しているだろう。

'02.5.21

稲垣武、加地伸行「日本と中国 永遠の誤解 異母文化の衝突」文春文庫

●●○○○

瀋陽の事件直後に購入。これを読むと日中関係が一層鬱陶しくなる。対談形式が読みにくい。

'02.5.31

泉 麻人「東京自転車日記」新潮文庫

●●○○○

ラジオの朗読でこの本を知って探した。こういう生活を送ってみたいかも。

'02.6.7

大石 静「わたしってブスだったの?」文春文庫

○○○○○

…何で買ったか忘れた(笑)。

'02.6.12

細野不二彦「ギャラリーフェイク25巻」小学館ビックコミックス

●●●●○

相変わらず話が巧く絵が下手な漫画家だなぁ。続巻も楽しみ。

'02.6.14

辺見 庸「自動起床装置」文春文庫

●●●○○

この装置自体はTV番組で実物を見たことがあった。

'02.6.26

藤沢 周「陽炎の。」文春文庫

●●●●●

失職時代を思い出しながら表題作を読む。うっかりすると吸い込まれそうな闇を感じる。

'02.7.2

床井雅美「現代軍用ピストル図鑑」徳間文庫

●●●○○

銃器にどんな思いを抱くかは個々の問題だ。無味無臭のこの本はその意味で心地良い。

'02.7.5

原田宗典「優しくって少し ばか」集英社文庫

●●○○○

友人曰く「エッセイは楽しいが、短編はちょっと暗い作家」なのだそうだ。なるほど。

'02.7.9

藤沢 周「ソロ」講談社文庫

●●○○○

こちらは吸い込まれてしまった後の闇…か。

'02.7.14

重松 清「見張り塔からずっと」新潮文庫

●●●●●

私風には「西部戦線異状なし」か。家族持ちが読むとみぞおち辺りが痛くなる。

'02.7.16

大槻ケンヂ「行きそで行かないとこへ行こう」新潮文庫

●○○○○

辛い物を食べると腹が立つ性分の私は、あまり専門店でカレーを食べない。

'02.7.20

重松 清「日曜日の夕刊」新潮文庫

●●●○○

これが重松の真骨頂らしい。素敵な話ばかりだが、これ一冊でしばらくはいいかと思う(笑)。

'02.7.25 NEW

山本夏彦「オーイ! どこ行くの」新潮文庫

●●○○○

冒頭のHeroさん、老いたらきっとこういう老人となる様な気がするが、いつぞやの読書記に山本夏彦の名はなかったのはけげんである。


掲載日

書名

満足度

読後感

掲載日はあくまで「小隊司令部発」の更新日であり、イコール読書ペースではない。その時に鞄に入っている本の書名だけを原則として載せていた。読み始めの場合もあり、読後感は書けない場合がほとんどである。

'02.7.23  小隊司令部

情けない
 

 帰りの列車内での話である。私の隣に立つ少年が携帯電話でゲームに興じ始めると、目の前のシルバーシートに座る70代の老女が「お兄ちゃん、目の前では止めてね。ペースメーカー入れてるからね」と話し掛ける。後から乗り込んできた別の会社員が携帯電話を開くと、やはり同じように声を掛ける。ああこういうのは面倒で嫌だろうなぁと。声を掛けられた二人とも、恥じ入っているのか不遜なのか、すまんもごめんもなかったが、しかし携帯はしまったままうつむいていたところをみると、そう根の悪い人達でもないのだろうなと思っていたが、話はそこで終わらなかった。

 「ペースメーカー大変ですね」と老女の隣の中年男性が話しかけた後である。不調時の苦労や医療負担の重さを愚痴る辺りまではまだ良かったが、調子が乗ってきてこの医療費を無駄遣いする者がいると言い出した辺りからこの老女の負の心根が露呈される。

 医者から子供を作るのを止められるような障害を持つ知り合いの夫婦が子供を作ったと言うのだが、"手足が細くて"体の自由も効かない子供が産まれて、大きくなっても「うー」だの「あー」だのしか喋れない。"馬鹿が馬鹿生んでどうするんだ"と思うが、これに医療費月数十万掛かると。

 老女の胸に携帯電話を押しつけて問いたい。時報でも天気予報でも繋ぎながらでも問いたい。…人の生を何だと思っているのだろうか。他人の生に対する切なる思いを何だと思うのだろう。百歩譲ってその夫婦が考えの甘い、世間に甘えた障害者だとしても、そういう言い方があんたに許されるのか? というか、あんた人の親か? 問いたい。

 ついでに言うが、携帯電話も22cm離せばペースメーカーに影響などないのだ。政府がそういう科学的根拠があるという。科学的根拠自体が信じられないなら科学的根拠で稼働しているペースメーカーなぞ外してしまえばいい。電鉄各社が消せ消せとうるさいのは、客同士の小競り合いの仲裁に職員の労力を割かれるのが嫌だからだとはいつぞや書いた。また、件の演説に「白血病は人に移る」というわけのわからん話が出て来たが、それに較べれば余程結果を実感できるだろう。こういう世代がハンセン氏病患者の隔離を許してきたのではないのか?? と思う。

 もう少しで杖を蹴り倒して「不快な話は人に聞こえぬ小声でしていただけますか?」と申し上げてしまいそうになった。まだまだ人間が出来ていない。いやまったく情けない。

'02.7.16  小隊司令部

晴天

 台風が来る、というので週末に撮った晴天の写真を載せてみる。朝にカラスがうるさいと妻が言うので、巣でも作っちゃいまいなと点検のために出た屋上で一枚撮った。

 しかし30数年住んでいて言うのも何だが、やっぱり新宿から30分の都内の景色には見えない。都内随一のゴルフコースと、その向こうの都立公園のおかげである。先日、市から「市政に関する世論調査」というのを送ってきたので書いて返送したばかりだが、やはり「恵まれた自然環境」がここに住み続ける理由として大きい。

 もっともゴルフコースを含むフェンスの向こうは隣の市なんだが。ちなみに結婚してしばらくは、その隣の市に住んでいた。税金は高いし、市庁舎は大地主でもある市長一族の持ち物を市が借りているという異様な市庁舎だし、選挙の度に反市長派はあからさまな妨害を受けるという、嫌な感じ一杯の二度と住みたくない市なのだが。

 基本的に自分の住んでいる市にはあまり"根の深い不満"はない。あえて言えば、市民文化会館を「ルネこだいら」などと称するのはいかがなものかという位か(笑)。今回の世論調査でも文化施設への取り組みはこれで良いですか? みたいな設問が多かった気がするが…。

 文化施設よりさぁ、市の保護林切り倒しまくって土地売っ払ってマンション建てないと払えない相続税の方に問題があると思うんだが、これは市政と関係ないね。ちぇっ。

読書 大槻ケンヂ「行きそで行かないとこへ行こう」新潮文庫
私は別にどうかした訳じゃありませんよ。

'02.7.14  小隊司令部

週末乗り越え
 

 この週辺りまで、どうも私は呑み過ぎの模様。Angelでは2週連続ウィークデイ皆勤賞だったか。やれやれ。

 先日は例によって仕事関係の飲みの後に呑み直しでAngelに立ち寄った。人と飲んだ後に独りで呑み直してしまうのは悪い習慣だが治らない。ボトルが2本も残っているのが幸せ。いい加減観念して帰るかと腰を上げようとしたら、上がって着替えてきたK宮が「じゃあ呑み直しましょうか」と。「こんな時間(終電直前)から呑めるかよ」と私。「じゃあ近くまで行きますよ」。結局、吉祥寺へ。知ってる店は既に終わっており、東急の裏でたらたら。

 今週は、充実してはいたものの人間としてダメ(笑)。

 ではまた来週。

  

(左)そういえば、オードトワレもそろそろ無くなるかと思って次のを買ってからが長い。(右)無茶呑みに巻き込まれて吉祥寺に拉致されたM嬢。何してる娘なんだろう位には常々思っていたが、どうも医大生らしくビックリ。

読書 重松 清「見張り塔からずっと」新潮文庫

ネガな時にはネガな本・その2。…あまりにヘビーで涙が出るかと思った。バブル崩壊で価格下落後に入居した分譲マンションで嫌がらせを受ける親子。1歳で失った息子と同じ名前の子供がマンションの同じフロアにいて、早朝に家の前の通路でボールを蹴る音に悩まされる主婦。母子家庭に嫁入りし、夫からも姑からも受け入れられないまま姑の死を迎える18歳の若妻。いろんな要素が微妙に、しかし深く、そして重く自分にかすっていく。重松清というと去年「ビタミンF」で直木賞を受賞している。

'02.7.9  小隊司令部

ベイリーズ、で
 

 7月に異動したと書いたが、異動するなり査問委員会みたいのにかけられた。看板は"会社をより良くするための意見を聞くための面接"だそうな。出退勤が悪いと免職の理由にもなると凄まれたが、35にもなってわからんことじゃないんだが、まぁいいさ。上の娘を保育園に送るためと、下の娘が生まれる前後の私の出退勤が気に入らなかったらしい。上司と総務には事前に相談していた部分もあったのだが届いておらず関係ないらしい。まあ、元々品行方正な出退勤ではなかったが。

 7月から精鋭部隊に送り込まれたのだが、そんなこんなでいきなりやる気を無くしている。受注月うん千万だか知らんが、知らないお得意に親身にはなれんし、ましてや"この会社"のためなんてご免被る。その上今までのスタッフと手を切って訳の分からん内省の部署を使えという。"自分の朝食"の説明も人に出来ない様な"水兵"にか?? 誰がフルーツケーキと交換するかいボケ。支援のナパームだってこうなったらいつ来るかわからねぇ。大きい会社様(但し同族経営)は色々あるようで難しい。

 え? ああ、愚痴です愚痴。たまには書かせろよ。…失礼。バーのカウンターモードになってます。

 そんな訳で23時過ぎからAngelでちょびちょび。K花さんの好きなベイリーズ・ウオッカを贈って退却。クソヴェトナムは広大だ。

読書 藤沢 周「ソロ」講談社文庫
ネガな時にはネガな本(苦笑)。平台狙いじゃないという意味では私の方がアレか…>くみちょ


遅れても勿論祝辞感謝>Ta^koサマ。Jiroさんにもよろしく。

'02.7.5  小隊司令部

伊達男とノンスリーブ
 

 暑くなってくると目に見えて薄着の人が増える。しかし薄着で過ごす季節というのは感覚的にはピンとこない。自分が営業職で、スーツ姿で仕事をしているからかも知れない。例えばノンスリーブとかはどんなに"薄着感"があるだろう。いや、ありゃあ主に女の着る物か。というか、日中の街中で見掛ける薄着姿は圧倒的に女性である。

 そして、それが恋人や奥さんなら構わないだろうが、赤の他人では目のやり場に困る様な格好であることもしばしばだ。胸元の深く開いた白いノンスリーブのシャツにストラップのない黒いブラ。丈の短いスカートの薄く光沢のある生地は、ボリュームのある"蝶の羽根"(昔使っていたデッサンの教科書で臀部のフォルムをこう表現していた)に押し広げられてぴんと張っている。なんでそんなセクシーな格好をして働かなきゃならんのだ?

 そういえば、ぼうっとしている時なんか私はうっかり女性の脚とかに視線を向けてしまっていたりすることがある。以前、階段を上る同僚の脚をぼけっと見てしまい、「何か見えました?」なんて話しかけられて気付き、顔から火が出る思いをしたことがある。あまりに恥ずかしかったので、聞かれてもいないのに周りにそのことを話して回ったりした。馬鹿だな。

 相手が目の前に静止していれば避けようもあるが、困るのは移動中だ。私の癖なのだが、歩いているときでも進路を変えるときはその方向を目視する。大体私は早足で歩くので、周りを見ずに漫然と歩くと人とぶつかったときに怪我をしかねない。目の高さのまま振り返ったのでは顔を正面から見てしまいばつが悪いので斜め下辺りを見るのだが、そこにミニスカートの女性なんかいたりすると、別の意味でばつが悪い。

 ちなみに、薄着姿の女性をじっと見ていても、嫌らしいと思われない場合もあるにはある。洒落た伊達男なら、それもまた絵になるという気がするのだ。まあ仮定の話であって、自分が実現できるというものではないが(笑)。

読書 原田宗典「優しくって少し ばか」集英社文庫
いや、なんとなく変なもの読んでそうだなって…(笑) に、しても、1冊も被ってない。ははは。>くみちょ


祝辞感謝>
まーくんせんちょ しかし当分ペースが落ちそう。

'02.7.2  小隊司令部

読書

 読者の方はお気づきだろうが、ここしばらく"欄外"に「読書」というのを出している。特にその…明確な反響はないんだけど(笑)。例によって"週"毎に変わるというものではなく、更新時に読んでいる書籍名を載せるということにしている。

 当初この辺の人が何を読んでいるか訊いてみたいというのも一つにはあり、その代わりに自分の読んでいる物を載せてみたという経緯である。それが"コンテンツで返ってきた"(訳でもないか)のだが、とにかく人様が何を読んでいるかは結構気になるものである。皆さんはどういう基準でどんなものをお読みだろうか?

 私の場合、これは良いなと思う本は読むのに時間が掛かる。じっくり読んでいるのではなく、読んでいるうちに自分が書きたくなり、先に進まないからである。しかし、大抵は書きたくなる内容そのものと読んでいる本とはほとんど関係がない。なぜだかはわからない。よく言う「本屋へ行くとトイレに行きたくなる」というのと同じ図式かも知れない。

 そこへ来て、積み重ねた文庫に買った覚えのない物が。なんだっけ、これ? その本を話題に話した記憶のある相手に電話をすると、「それ、わたしがあげたんだよ。随分前だと思うけど」と。いやいや失態である。つき合いの長い友人だから、まあ、許してもらえた訳だけど。つきあい初めの彼女とかだったらまずかったかも。

 いや、今"読んでいる"本の事じゃないけどね。

読書 床井雅美「現代軍用ピストル図鑑」徳間文庫

「読書」とは言わないか(笑)。写真が大分マシになった。製版屋変えたのか? しかし「軍用」とはタイトルだけで…。資料としてはいろいろ楽しめていいのだけれど、こういう編集で果たして良いのだろうか。良いか。でもやはり床井先生は文章をもすこしアレしていただいた方が良いと思う。というか、編集者はちゃんと介在しているのか??


祝辞感謝>
くみちょ

'02.6.29-2  小隊司令部

継続
 

 継続が苦手で、ジョギングも健康食も英会話もしない私だけど、何かを書き綴ることだけは続けられている。と言っても日記ではなくてこの「小隊司令部発」なのだけど。

 これだって日記みたいなものだろうと思う方も多いだろうが、日記とは大分異なる。まず何よりこれは自分だけのための文章ではないからだ。親しい友人も読んでいれば、親しくない知人も読んでいる。そして当たり前だが全く知らない人も読んでいる。人に読ませるのだから、何かしらの流れは付けなければならないし、また知ってる人が混ざっていれば「これは書いてはまずいだろう」という話題だってある。とはいえ、そういうものをまとめてクリア出来ないようでは、"読ませようと思って書く文章"としては及第にいささか心許ない。いや、今書いているのが及第点かどうかは自分で判断出来るものではないが。

 弊害としては本当の気持ちが書けなくなる。こういう考えをあの人には知られたくないとか、本当の日記ならそんなこと考えずに済むのだが、こういう場ではそうはいかない。書き残しておきたいことも書けなくなってくる。

 こんな文章ばかりではまずいな、と最近思うようになる。そういう一種の危機感から、少し前からネット公開用とは別に物を書く事を始めた。いや勿論日記を付け始めたわけではなくて。

 ただ、やっぱり「これは"ここ"向きだな」と思うと、ついつい口調や人称を変えて「小隊司令部発」に載っけてしまったりもするのだけど。いかんいかん。

'02.6.26  小隊司令部

リアクティブ・アーマー?
 

 その日は多少へこたれていて(いつものことだけど)、いつものバーでウオツカが胃に落ちていくのを確認しながら、ぼんやりと頭の中に浮かんでくる言葉を追いかけていた。

 ふと「リアクティブ・アーマーが欲しいな」と思った。思ってから、突拍子もないことをと苦笑いする。やれやれ、何でそんなものが欲しくなるんだ? カウンターで独りニヤニヤしているのはおかしいが、バーテンにどうしたんですと尋ねられても説明のしようがない。

 直訳すると「反応する装甲」? ちょっと旧式になった戦車の装甲の表面に付加する増加装甲の一種である。弾が当たると爆発する、というのが特徴である。二次大戦以降増えた、爆発の熱線を一点集中させて装甲に穴を開ける(「モンロー効果」という)各種の対戦車弾頭に対して効果があり、着弾して熱線が集中する前に爆発で弾き飛ばしてしまうのである。

 当たり前だが私は本物の戦車など持っていない。つまり、心にもリアクティブ・アーマーが欲しいと思うほど、私は旧式のヘナヘナな戦車になっていたということだ、おそらく。

 ところで銀座MODのバーテンI君は戦車マニアだった。だめだ、話が通じてもそれはそれで単なる冗談で流されてしまう。切実なんだけどな、多分。

読書 藤沢 周「陽炎の。」文春文庫

'02.6.19  小隊司令部

従業員
 

 久しぶりに寄った店で一杯だけ引っ掛けて帰る。日中に時間潰しで寄ることは多いが、しばらくバータイムには来ていなかった。最近時給が引き下げられた結果、従業員の大半が中国人となってしまった。こんなでバータイムを回せるのかいと思ったが、まあまあ回っている模様。と言ってもこの店は立地が大変良いので、それに救われて回っているだけかも知れない。

 言葉が上手く通じない従業員というだけでこちらはストレスになるのだが、それ以前に中国人にはあまり心休まるサービスを受けられるというイメージがない。これは巡り合わせや偏見の問題かもしれないが。いや多分そうだろう。午前中の暇な時には少しくらい言葉を交わしたりする従業員がいたが、忙しいのか話しかけても来ない。まあいいんだ、もともと勝手に呑んで勝手に帰るつもりなのだし。

 いい気分になっている年輩の先客殿は盛んに従業員に話しかけている。「重慶の出身なの? 日本が負けたときのね、市長がボクの親戚だったの。死んだけどね」とか話してる。やれやれ、20代の女ノコと言っても中国人だよ相手は。まあいいけど。こういう人は怪しげな"中国エステ"とか行っても同じ話してるんじゃないのかな。余計なお世話か。多分、侵略戦争したつもりもないんだろうな。中国人からいちいち言われるとそれはそれで不快なんだけど、こういう人を見ると、それも仕方ないかと思う。

 「ワタシの親父は爆撃機乗りでね、B29でトーキョーの空を飛んだこともあるんだよ」そんな話をされて怒る若いホステスは日本にゃいないか。「ビーニジュウクってナニ?」。そんなもんだろうな。

'02.6.14  小隊司令部

ナポリタンの昼下がり
 

 昼時になる前に、駅前の喫茶店に入った。何十年も前からあるような古い喫茶店である。店内の作りは「モダン」であるが、調度品の色調や質感はとても懐かしい感じに落ち着いている。壁には何枚かのミロと、宣伝ポスターが混ざってかかっている。

 2人の老婆と、おそらくはその老婆の孫より若いであろう娘の3人でやっていた。老婆は延々と地権者がどうとか保険がどうとか、そういう話をしている。誰々はもっとしっかりしなきゃとか、誰々は自分の都合ばかりで云々。聞いていて楽しい話ではないが、横で聞いていて楽しくなるような話しなぞ、普通は聞こえてこない。

 客はまばらで、みな40、50代の男性ばかりである。なぜだか皆穏やかな表情をしている。特に暇そうにも見えないが、よくコーヒースタンドで見られるような苛ついた険しい表情の人はいない。

 私がなぜこの店に入ったかというと、前に一度入った時に食べたナポリタンがちょっと変わっていて、また急に食べたくなったのだ。サラダは付くが飲み物は別。セットなどないので、950円のナポリと450円のアイスコーヒーで計1,400円の昼食である。高い割には全然豪華な感じはしない。しかしまあ、たまにはこんな昼食も良いだろう。

 初めにサラダが出てくる。出てきて思い出した。サラダ、多いのである。レタス、トマト2切、山盛りのポテトサラダ、丁寧に切られたマンダリンオレンジ、サクランボにキウイ。メインのナポリタンが乗った皿の倍の大きさである。

 サラダがサラダなら、ナポリもナポリである。太めの麺はいかにも喫茶店のナポリらしい。干しフルーツみたいのがかかっており、その上から全体を覆うように何枚かのハムが乗っている。さらにそこへ乗せるためのチーズが何切れか別の器で付く。ナポリの皿は分厚いステンレス製で、かなりの年季物だ。それに、ボウルに入ったナポリが付いてきた。「よろしければ」って、それ、作り過ぎちゃったんじゃないの? なんて思ってしまった。別に大盛りで頼んだわけではない。サービスにしちゃあ乱暴な気もする。

 全部食べ終えると、少し眠くなった。そのままうつらうつらとしたいところだったが、客が増えてきたので店を出ることにした。

 こういう昼食は、やはり40、50代でないと似合わない気もする。

読書 辺見 庸「自動起床装置」文春文庫

'02.6.12  小隊司令部

S君
 

 職場で、向かいのチームの人が新人S君の面白いエピソードを聞かせてくれた。注文した本を書店に取りに行ってなかなか戻らなかったS君を怪訝に思い問いただしたところ、大型書店でよく見掛ける英会話の勧誘と話し込んでいたというのだった。S君は、親しげで話し易かったのでと言うが、勿論それは相手のノウハウである。私は面白がって、S君に想定される笑えない結末を幾パターンか並べて聞かせた。彼の一方的な勘違いで裏事情通だと見られている私の話は余程応えたらしい。しばらくは皆そのネタで彼をからかっていた。

 大型書店での英会話の勧誘は、確かに巧妙というか、洗練されている。悪く言えばかなり鬱陶しく、私はとにかくその勧誘員のいる一帯には近づきたくなくなる。それでも立ち寄らざるを得ないくらいの大型書店でもなければそういう勧誘はいないのだが、書店にぶらりと立ち寄ってみようかという気持ちを砕くに充分の要素だと思う。しかし無くならないところを見ると余程書店側にもメリットがあるのだろう。

 ところで今の職場のように大きくはない以前の職場には、英会話を初めよく無作為のセールス電話が掛かってきた。当時は先物取引の勧誘も多く、私の上司は「そんなに確実に儲かるならあなたが買えばいいでしょう!」などとよく言っていた。英会話の勧誘ではしばしば「これからの社会では必要なのだから」と言うのだが、「世間には自分に必要な物は山とある。でも全てを得ることはできないし、その優先順位は他人様に付けていただく様なものじゃない」というのが私の言い方だった。勿論そうまで説明することもなく、取り込み中だとか何とか言って切ればいいのだが。つまらんことにいちいちムキになる性格は当時から変わっていないというところだろうか。そういえば、街頭の托鉢に宗派を問いただしたりしたこともあった。

 何はともあれS君には逞しく世を渡って欲しいものである。ちなみに、その"事件"の前に彼が日焼けサロンに何度か通っていた…というのは内緒の方向で。

読書 細野不二彦「ギャラリーフェイク25巻」小学館ビックコミックス

'02.6.4  小隊司令部

お祭り
 

 馴染みの店が7周年の知らせを寄越したので顔を出した。

 近くに用事を作って直帰にしようと目論んだものの叶わず、社内で作業を終わらせてから、顔出しは21時過ぎとなった。もっとも、銀座に勤めていた頃はこの店に寄るのはもっと遅い時間だった。終電間際に駆け込み、ウオツカの濃い奴を2、3杯かき込んで帰ったりしていた。あの頃はそんなに働いていたのか? そんなこともないだろうがあまり記憶にない。

 スタンディングバーなので、千客万来となるとすぐに路上に人が溢れる。件の手紙には店の歴史を振り返りつつ「制服の警察官が来た回数:3回」とあったので、「もう1回増えそうだな」と言うと店主Kは嬉しそうに?苦笑いした。

 特定のビールとシャンパンはまだしも、幾つかの酒がなんとフリーとなっている。無料、というか、ビールに至っては路上に置いたクーラーボックスから客が自分で取り出す仕組みになっている。勿論それで問題ないのだが、その旨を案内するのも常連の役目である。

 しかし私がこの店の"かなりの常連"だったのはもう5年近く前のこと。クーラーボックスについて丁寧に説明をする常連と思しき若者も私の知らぬ顔である。

 知ってる顔も当然ちらほら。挨拶したり乾杯したり。でもやはり自分は卒業生のような気がしてしまう。

 今年の記念品はロックグラス。毎年何らかのノベルティがある。

 オーナー自身も私の元同業者だが、好意で協力する常連も同業者である。DMも洒落ているが、こんな企画に金を払ったら、普通の店はいくら金を払っても払いきれない。こういう素敵な店はちょっと他に思い当たらない。

 MOD、祝7周年。

'02.5.7  小隊司令部

GW
 

連休が明けると
「どこへ行きました?」
と聞かれるものだが、

休みだからって"どこか"へ
行かなきゃならん訳でもなかろうに。

JRやJTBの広告に乗せられて出掛ける…
そういう時代でもないしな。

というか、そもそも出不精なんだな。
ま、いいじゃないか。

庭の梅がたわわ。枝だがしなってる。
そろそろ採ってもいいんじゃない? と言うと、
「まだ5月になったばかりでしょう」
と、妻と母が口を揃えて言う。
別の日。
1m超の訪問者に浮かれて
シャッターを切る。
「ヌシだよ」と家人。
前は「北の工作員、潜入!」なんて書いてたっけ。
"大将"健在。
「チロチロッ」とやりながら
小枝を伝って白木蓮に移っていく。

雑草抜き。
ベビーカーとベビーチェアの洗浄。
愛車のホイル磨き。
娘と散歩。

という訳でGW終了。

天皇誕生日とか、
その手の話題はとりあえずナシで(笑)。


「でもまだ違う?」って、わざわざGIFアニメ作る人の言うことかと(爆)>くみちょ
取り引きの例のブツ、今週中には発送しますので…>
たぐちさん
うまい! 座布団、じゃなくてアルミ板一枚!(笑)>
せんちょ
それ、機種依存文字で読めねぇってば。マックだと「F(監)」。>
毒キノコパパ 連絡所だけ読んでないか!?

'02.5.2  小隊司令部

お迎え
 

 助産院と同程度の平穏な生活を条件に産後3日で帰宅した妻だが、帰れば帰ったでいろいろ手を出してしまう。家事はまだしも手の掛かるのは上の娘である。私も食事やらは母におんぶにだっこしてしまっているが、せめて保育園の送迎はやらなければならない。

 と言っても、普通に仕事へ行って9時/6時の送迎が出来るわけもない。大企業ならいざ知らず、勤務先は男親には産休1日。当然育休はナシ。女性社員はまだしも男性社員はそういう事には無関心な向きも多い様な気がする。加えて、連休明けで出社すると、妻の出産当日に担当得意先からの問い合わせの処理を頼んだ同僚は何やら言いたげだったが、まあ仕事を頼んだことに変わりはないし、どうもどうもと聞き流した。総務の返事は「上司がオッケーならオッケーだよ」という主旨だった。上司はそういう事に理解のある人なので助かった。

 初お迎え当日、保育園には予定の10分遅れでの到着となった。雨が降り始めており、駐輪場に停めてある自転車は使えない。妻に、徒歩の帰路は遊びながら帰るから1時間は掛かると聞かされていたが、本当に時間が掛かる。まず保育園を出ない。迎えに行った私の姿を見るや、男の子と一緒に廊下をダッシュして3往復。持ち帰るタオル類をたらたら集めて回り、雨どいの金具の危険性をひとしきり私に説き、雨が降っていたのでやれ長靴でないとイヤだとか自分の傘が欲しいとかさんざんゴネた後、やっと園を出たがなかなかちゃんとは歩いてくれない。途中の公園で木にぶら下がりたがったり、水たまりにはとりあえず突進したり、ふと気付くと駅に着いてからもう45分も経っている。こちらは珍しく仕事を早引けして迎えに来ており、早めに家に着いて一息付けたいなどとつい考えてしまうのだが、そんな大人の身勝手など子供は許さないのだ。

 あっという間に夕食。就寝。意外に一日は短いが、それでも陽のあるうちに家に帰る生活というのはなかなか良い。


お祝いの言葉、各所でみなさんありがとうございました。 Heroさん、BigMuffさん、hideさん、まーくん、RXさん、jiroさん、所長殿、よみさん、多羅尾さん、Yushi殿、たぐちさん、KATさん、ぶた/やすさん、たけしゃん、すずさん、あすかパパさん、みずき、上級曹長、迫撃砲班、町田狙撃班、林檎屋殿、戦闘衛生兵殿(順不同・万が一見落としあったらごめんなさい)