近くの街道沿いには自動車メーカー各社のショールームが並ぶ。日本のメーカーは勿論、ルノーもプジョーもあるし、愛車を購入したBMWもある。メルセデスはちょっと遠いのだが、VWは街道から2本入った旧街道にDUO店がある。そこで買った母のヴェントも今年で6年目となる。もし買い換えをするなら60代半ばで操作体系がガラリと変わるクルマは避けた方が良いと思うのでVW車が次期候補なのだが、私はそのDUO店にあまり良い印象がない。
そして先日、街道にVWのディーラーがオープンした。天気も妻の機嫌も悪い週末(これは私のせいらしいが)、所在ない私は娘を連れて覗きに行った。
ラインナップからすれば、ゴルフベースのセダンであるヴェントの後継はボーラだが、その代のゴルフ(4代目)から3ナンバーボディとなったこともありそれなりに大きい。今より大きなクルマに替える気はないので、サイズからすればポロが候補となるだろうか。VW車のクラス別の仕様の差は単純明快で先代ポロは日本の業務用軽バン並の内装だったが、現行ポロは結構良くなっている。ヴェントと較べるとAピラーが寝過ぎだが、160cm以下の母が乗り降りで頭をぶつけることはないだろう。気になったのはリアハッチが開き過ぎることだ。開いた時の取っ手の位置が170cmの私でも結構腕を上げないと届かない。母には不便だろう。
その後、ドイツ車に希なミニバンであるトゥーランをしばらく眺めながら、愛車をミニバンにするなら選択肢はこれかなぁとか考えたり、ニュービートルに乗り込んでデカい割に狭いなぁと実感したりして店内を一周。キッズコーナーにいた娘が見入っていたディズニーアニメが終わるのを待ってショールームを後にした。説明をしてくれた担当者はVW車好きな感じで割と好感が持てたが、プーさんの吹き替えが変にオヤジ声で、なぜか印象がダブっている。
VWなら私はtype82だな。違うかあれは。