CARLIFE
公文書

'02.12.28  carlife

BMW Life Style Collection 1/18 BMW2002tii(chrome)

BMW Life Style Collection
1/18 BMW2002tii(chrome)
15,000yen

 今回は、'02.12.2に細部を紹介できなかった1/18のマルニを。買ってからちょっと時間が経ってしまったが、なにせクロムメッキなので撮り方が難しくて。悩んだ結果 、庭で撮ることに。これなら映り込むのは空と周りの雑木林だけなので。

  1/18のスケール感とダイキャストの重量感に加えて細部の細密な表現は、買って良かったと思うのに充分な感じ。前回も書いたように、モノ自体は京商製。同社の1/18クロムメッキのラインナップにはZ8やX5があるが、2002のメッキモデル(とシルバー塗装モデル)はBMW Life Style Collectionの限定品ということらしい。

 クロムメッキなのでちょっと触っただけで曇ることと、傷つけるのが怖くてあまり触れられないことが難点と言えば難点か。また、このスケール位 なら…という望みだけど、レバーに連動したりしなくて良いからパーキングブレーキが欲しい。撮影時に弾いてどこかにぶつけやしまいかと気が気でなかった。私がそそっかしいのか(笑)。

メーターの細密表現も素晴らしいが、フロアマットの質感の方に感心したりして。
逆アリゲータで開くボンネット。汚し塗装をしたくなる程にリアルな中身(笑)。
丸テールのtiiをモデルアップしている。 ラゲッジシートを剥ぐと、下からスペアタイヤやジャッキが現れる。 ホイルがステアリングに連動する上にサスもライブ。この角度でしか見えないのにファンが赤く塗られている。

 久しぶりに『NAVI』を購入。巻末の「新車格付チャート」をたまに見ないと、世間にどんなクルマが出ているか分からなくなる。それと各車の一口車評みたいのが結構はまっていて好き。いつも娘のプールの駐車場で何台も見掛ける度に「鬱陶しいなぁ」と感じていた某社のバンには「威圧的なフロントマスクで、街の雰囲気悪くなる」とあった。いやまったくその通 り。あれに乗ってるファミリーなんてあまり微笑ましく感じない。

'02.12.23  carlife

マニア本

 書店で売られている本の中にも、その本だけを持っていても用を成さない本というのがある。たとえば整備手引書なんかもその類だ。クルマなりバイクなり整備する対象となる"本体"を持っていなければその本の内容は活かせない。

 にも関わらず私はこのBMW2002の整備手引書を買った。それは1台目の320i(E30)に乗っていた頃でもう随分前になる。当然02を買う当てなど全くなかったが、当てもないからこそ知りたかったのだったと思う。綺麗なグラフ本には決して載ることのない取り外したラバーブーツやらトランスミッションの中身やらの写 真に見入り、配線図で熱心に電気の流れを追ってみたりした。

 ところで、そういうマニアックな愉しみ以外にもこの整備手引書には愉しみ方があった。それが、自動車用語の英語-米語比較である。Englishで書かれている本書ではあるが、米英では同じクルマ用語であってもかなりの違いがあり、それを一覧で説明している。この様に一覧で見ると、日本語(の外来語)では、いかにチャンポンで使っているかということがわかる。ちなみにクルマに疎い人には全然面 白くない(笑)。やっぱりマニアックな愉しみか

Haynes Automotive Repair Manual
BMW 1602&2002
3,390yen(購入当時)

英語 米語 日本語
Accelerator Gas pedal

アクセル

Anti-roll bar Stabiliser or Sway bar スタビライザ
Bonnet Hood ボンネット
Caburettor Carburetor キャブレター
Damper Shock absorber ショック
Drop head coupe Convertible コンバーチブル
Dynamo Generator (併用?)
Estate car Station wagon ワゴン
Gearbox Transmission (併用)
Gearchange Shift (併用)
Hood Soft top ソフトトップ
Number plate License plate ナンバープレート
Petrol Gasoline ガソリン
Saloon Sedan セダン
Silencer Muffler マフラー
Sump Oil pan オイルパン
Tappet Valve lifter タペット
Tyre Tire タイヤ
Wheel nut Lug nut ホイルナット

'02.12.15  carlife

プチドライブ

 週末に久しぶりの洗車。その後予約していたカットの帰り際に店長(ポルシェタルガに乗っている)は私のクルマの鼻先をじっと見つめて一言「クルマ、綺麗ですね」。「今日、洗ったんです。珍しく」と私。駐車スペースから誘導するために店から出てきた店員も「クルマ、綺麗ですね」。二人とも「今日は」と付けなかったのは客商売だからか?(笑) そこまで綺麗になっているなら一走りと思ったが、風邪をひいている7ヶ月の娘の具合が悪くなり取り止め。仕方ないのでクルマに乗りたい自分を自制する意味で酒を呑む。

 明けて日曜。例によって"近所"をドライブ。水泳教室へ娘の送迎。ホームセンターでステンレスパイプ1本。週末までの分のビール。愛車にガソリン。…最後の一つ以外は「わざわざ」2.8リッターのBMWで行かなければならない用事でもないが、だからって、これが自分のクルマだしな。

 ふと、よく見掛ける「Sクラスから降り立つスエット上下の同世代のお父さん」を思い浮かべて頭を振り、私はそれだけの用事のために割にまともな格好に着替える。…馬鹿くさいけどな。

  ついでなんでスカして写真撮ってきたということで。

画像をクリックすると結構大きな画像に。↓

酒屋の近くで縦長の夕陽が窓に映った。何かあったっけ、ここ? 水浸しのグラウンドに夕陽が射し込んでいる。 このグラウンド。実は雨水幹線の途中にある。

 先週木曜の夕方辺りから、脇から背中にかけて強い寒気を感じ始めて「ああ、風邪をひいた!」と認識。本当は抜けられない仕事繋がりの忘年会があったが最後の最後にキャンセルした。これは今治さないとかなり深刻な状態になるなという予感があったので、とにかく家に帰り、汗をかくくらい暖かくして早く寝た。翌日は昼出社となったが、ほぼ全快。自分にもまだ自然治癒力があったことが分かり、感激。

 

'02.12.2  car

入庫

 先日、BMWディーラーの担当者から「週末に入庫予定です」というメールが来た。勿論新たにクルマを買ったわけではない。…いや、買ったのだが買っていない。なんか訳分からないな。"入庫"したのはこれ。憧れのマルニである。要するに、ディーラーにミニチュアカーを注文していたのだ。過日の2002特集カタログを見て注文した次第。

 BMWはメーカー純正のミニチュアカーが充実している。勿論オールオリジナルではなくて市販品のOEMだが、市販の物とは少し仕様が異なったりする。一般の店では、BMWは伊車に較べるといわゆるグッズ物が少なく感じる。「(独車全般に)あまり趣味性が高くないからではないか」と、以前カーグッズ屋の店員に言われたことがある。その分メーカーががんばってくれているという訳だろうか。

 BMWミニチュアの先達「K's Car-Pit」のALAINさんによれば京商製ではないかとのことだったが、果たしてその通りだった。何にしても素晴らしい出来である。仕上げ違いで2種類あったが、どうせ飾り物なんでクロムメッキ仕上げのモデルにした。とにかく綺麗。

  実車のマルニは私と概ね同い年の旧いクルマである。クルマとしてはクラシックカーに片足突っ込んでいる状態。"乗れば介護の日よりあり"。実車は生半可な覚悟では維持管理は無理だろう。

  …同様に実車が当面遠い夢なら、キューベルワーゲンもRCカーが欲しいなぁ。もっとも、このマルニ入庫で浴びた家族の非難の声からすると、それもちょっと遠い夢かも(苦笑)。


BMW Life Style Collection 1/18 2002tii chrome 定価15,000円
←本当はギミック満載・ディティール詳細なのだが紹介はまた。今回はイルミネーションの映り込むボディを。


↑こんな状況で撮ってる(笑)。

 ところで、以前の記事で「VT models」と書いていたのは「UT models」の間違いと、つい最近気付いた。お恥ずかしや…。というか某店のポップが間違っているんですが。

 

'02.11.17  car

あかくん

 大抵の子供は寝る前に本を読んで貰うのが好きだ。私もそうだった。しかしいざ自分が読む段になると、これは大変だと実感する。本を読むのは嫌いではないが、学生でなくなってから本は音読するものではなくなっている。また初めて読む本では、読んでいくうちに登場人物の声色と台詞が合っていないことに途中で気付くこともしばしばだ。

 ところで最近私はある幼児向けの絵本が気に入っている。『ちいさなかがくのとも』(福音館書店)という月刊誌だ。創刊されたばかりでこの12月でまだ9号。対象年齢が3〜5歳に設定されているが、単に自然科学解説というだけでなく、社会科学的なものも含め幅広く取り上げられている。束は薄く読み手が疲れない(笑)。

  食事を色や味ではなく音で捉えた『おいしい おと』(6月号)は、食事についていつもと違う接し方をすることで、例えばいつもは食べないようなものでも「どんな音がするのかな」という好奇心で口に運ぶことが出来たりする。

 ところで今月号(12月号)は『あかくん まちをはしる』。主人公の赤いミニが渋滞ではぐれた"あおくん"(青いミニ)を追うという視点で、街の風景を描いている。主人公となるクルマがミニである辺りまではありがちくらいに思って読み進むと、街中が何かおかしい。出てくるクルマが何とも…。チンク、サンク、2CV。事故を起こして路肩にいるのは356。対向車線はロータスヨーロッパ、コブラ、モーガン…。都バスもチェカータクシーも走ってはいるけれど、マニアックなクルマがやたらと目立つ街なのだ。作者は「あんどうとしひこ」氏。大人向けの別冊に載っているプロフィールを読むと「日本自動車アーティスト協会員」…。解説を書いているのがNAVIの編集者。ああそうか、NAVIにイラストが載っていた人か。最近買っていなかったんでわからなかった。 作者自身の解説で書かれていたのは、自分の子供のころのクルマたちは、デフォルメをしなくても絵になる"走るアート"だったと。あまり懐古的かつユーロ車至上主義的なことを書いても仕方がないが、近所のスーパーの駐車場で複数台のヴィッツとエルグランドに囲まれていると、街中がこれではちょっとなと思う。

 ところで今日、娘を乗せて買い物に出たら、偶然前に赤いミニが来た。「あおくんは?」「お父さんのクルマはあおくん?」などと話しながらだと渋滞もさして苦にならなかった。

'02.10.29  carlife

不況と高級車

 今年5月に就任したばかりのBMW社長ヘルムート・バンケ氏は、現在開催中の第4回日経フォーラム「世界経営者会議」のスピーチで「5年でアジアの売り上げを5倍に」と発言した。

 とりあえず東京はBMW車だらけだ、勘弁してくれ。少なくとも私は稼ぎに稼いでステイタスで乗ってるわけでもないし、税金対策で買ったわけでもない。BMWに憧れていて無理して買ったのだ。それでいて町中には同型車が溢れている。BMWの社名をドイツ語で言えなさそうなオーナーばかりだ。やれやれ。

 また同氏は「高級品は不景気の影響を受けにくい」とも言ったが、現在の日本におけるBMW車の氾濫は、0.9%ローンの乱発と、完済後に買い取りか車両返還を選択するという(私にしてみれば異様な)ローン(の名を借りたリース)・プログラムのお陰である。

 そもそもBMWファンにとって、"不況時の高級車作り"と言えばBMWが消滅の危機に瀕した"あの時期"を彷彿させはしまいか。Z3は近々、後継車Z4に。近く新6シリーズもリリースされるとか。スポーティなイメージに興奮する反面 、ハイテク巨艦New7シリーズにはかつての"虚艦"502の陰を見るような気がしてならない。

 そこからポスト・イセッタやポスト・ノイエクラッセが生まれてくるくらいなら歓迎なのだが…さて。

■世界経営者会議2002


ところで今オークションにIMのtyp82が出品されているそうだ。欲しいには欲しいが…。「いつかは…」。
かんばれアルフェスタ!! …というか、諦めも肝心だよ。インジェクション詰まりでE30を捨てた私ですが…。

'02.10.15  carlife

気楽なクルマの素性

 クルマの話を「小隊司令部発」でジャンル分けはしたけれどネタがない。…という様な話を書いてから半年位しか経っていないのに、気が付くと最近はクルマの話ばかり書いている。ミニチュアカーにはまりだしたということもあるけれど、やはりヴィヴィオがうちに来たという事が大きいのかも。

 7年落ちの中古の軽自動車。特に自動車史上に残る名車という訳でもない。乗っていて誰が羨むというものでもない。でもその、肩に力の入らないところが気楽で書きやすいのかも知れない。

 ちなみに、意外な程バラエティーに富むヴィヴィオのラインナップの中でも購入したのはこれといった特徴のないモデルだった。チョロQ・インプレッサとも言えるスーパーチャージャー搭載のRX-Rでもない。レトロ調軽自動車の草分けであるビストロでも、それに皮内装を施したBカスタムでもなく、軽にして4座オープンという珍車・T-TOPでもない。


で、ディーラーで見せて貰った当時のカタログ。この時は3ドア・5ドア・S/C全てがM300だった。

 …で、ないことは誰にも分かるんだが、では何だというのはよくわからないのである。M300ではあるが、M300というのはスバル軽自動車販売300万台記念の特別仕様車のことで、特定のグレードのことではなさそうだ。インターネットではスバルを初め、ヴィヴィオユーザーのサイトでさえあまりハッキリした情報がない。専門誌の記事では「M300は木目調パネル、アルミホイールなど専用装備を施すとともに、エアコン、パワーウィンドウなど基本装備を充実させたお買い得車として、設定された」(MJマガジン バイヤーズガイド)とあるが、うちのM300には木目パネルもアルミホイールも付いていない。

 そもそも購入したヴィヴィオに付属の取説にはグレード一覧にM300というモデルがない。最廉価版efから4WDやS/C付き等々12種類あるのだが、その中でem-sというのに装備は一番近いが、シガーソケットとリアワイパーがないしアルミホイールではない。スバルのメカニックに訊ねるとしばらく調べた後「el-sではないかと」と自信なさげに言われた。そのモデルも取説の一覧にない。何なんだ。

 ところでヴィヴィオが、まだ500kmも走っていないけど1ヶ月点検の時期になった。家から15km離れているが購入店に乗っていった。気になるところはないかと訊かれたので、例の停車時にミッションから発生する「シャッシャッシャッ」という音のことを話したところ、CVT特有の音で問題はないのだそうだ。

 話変わって、この連休には法事があった。祖母の三回忌と祖父の七回忌を兼ねた法事だが、「しばらくない」と思っていた法事に、またも328iのあの装備が活躍…。

'02.10.14  carlife

小隊長問答・車両編

あいかわらずここでは最近の出来事・事件への雑感などを某所の形式を真似てお届けしています
心の幅を600ピクセル以上に設定してご覧下さい

10月14日

小:小隊司令部は車両班に新兵器を導入した!

舎:クルマの前に置いてあるコレ、ですか?

小:小隊制式縦列駐車間隔調整器をバージョンアップ。オプションの野良猫乗上防止センサーを装着した。

舎:いや、単にガーデンチェアに園芸用の棒を差しているだけに見えますが…

小:隣家のデブ猫(♂)がボンネットに乗るんだよねぇ…

舎:効果、あるのですか?

小:とりあえず1週間は足跡は付かなかった。猫の乗り上がる経路はどうもフロントからの様なんだが、この様に飛び上がるルートに障害物を設置すれば効果があるかと思って。これからの時季、暖かいボンネットに乗っかりに来そうでね。

舎:ワックス掛かってて滑ると、爪を立てて傷を付けたりしかねないですよね。

小:愛車の防衛というだけでなく、効果があれば近所のクルマ用にも広められれば…。

舎:大家としては苦しいですね。

小:店子のペットは容認したけど、猫じゃなぁ。"最終的"には家の中だけで飼ってくれと言うしかなくなるんだよなぁ。とりあえず去勢してくれて、前より大人しくはなったんだが。

舎:小隊にBMWとVW他でクルマ3台。向かいの家もBMWが2台ですから冷や冷やですな。

小:ボンネットの塗装、高いんだよね。

舎:で、とりあえずタッチアップペイントを購入されましたね。

小:その傷は猫が原因じゃねぇのわかってんだろがッ

舎:いてッ。園芸用の棒は用途以外に使わないで下さい!


あ? 今見た猫、さっきも見た気が… じゃなくて、さっきは母のヴェントの下にいて、その後に妻のヴィヴィオの下にいるってだけで。そうこうするうちについにエージェントが来たと思ったら宅配業者サンでしたとさ(笑?) デジャヴ? いや、デブ猫です。>せんちょ

'02.10.7  carlife

BMW 02 Series Special Edition

 久しぶりにワックスを掛けたということもあり328iで近場を流す。ついでに思い付きでタッチアップペイントを買っておこうとディーラーに寄ったが、ファーングリーンは在庫切れ。というより、色を訊く前に注文書を引っ張り出してきたところを見ると他の色も在庫はないらしい。注文だけして帰るのも何なので、久しぶりにショールームを眺めて回ると初めて見るパンフレットがあったので貰ってきた。

 「BMW 02 Series Special Edition」とある。おお、憧れのマルニ特集か。A4 8P。どうも8月には刷られていたものらしい。ピンズや皮小物は、まあ、相変わらず。そして期待のミニチュアカーは、果たして見開きで充実していた。

 

 お約束の2002ターボはあくまで02シリーズの一車種という感じで、1600ツーリング、2002tiiツーリングなんてマイナー車をトップに、1600カブリオ、2002カブリオが、それぞれに1/43と1/18で揃っている。一番気になる2002tiiは、1/18のみながら、丸テールのメッキモデルとシルバーモデルが載っていた。ただ…これらのクルマは全て実車写真となっていた。なんだかなぁ。特別バージョンであっても基本的に既存製品なのだから、実物写真で載せて欲しかった。だって出来不出来もわからないモノに15,000円(1/18のメッキ仕上2002tii)も出す人はいないでしょう? まあ、1/18でメッキ仕上だなんて間違いなく京商製だろうけど。で、シルバーはアートモデルスか。いやせめてメーカー名くらいは載せて欲しかったなあ。


ミニチュアはBREKINA製1/87の1500-2000


 ところで、日曜の夕方という時間帯のせいか、コーヒーを出してくれるのはありがたいにしても、そのまま奥に下がられてしまってもなぁ。担当営業を内線で探していたようなのでちょっと待ってみたが、出てくる気配もないので「じゃ、よろしくお願いします」と帰ろうとすると「ありがとうございました」と送られた。ま、こんなことで担当さんに出てこられても忙しいところ悪いからいいんだけど。しかし豹柄みたいな色の髪した受付嬢は、ちょっと、アレだと思うが…。まぁいいか。

 それはともかく、そろそろ左前ドアのブロック塀での引っ掻き傷をどうにかせねばと思案中。

 

BMWライフスタイル・アクセサリー


 もう一つの私の"憧れのクルマ"というとキューベルワーゲン。今月20日にミーティングがあるので覗きに来ませんかとマルティンさんにお誘いをいただいたのだが都合が付かなさそう。インターメカニカ製、実物、VW181などが集うらしい。あぁ〜いいなッ!

WILLKOMMEN bis KUBEL

 ところで軍用車と言えば、シグナルコーのサイトが最近アクセスできないが…どうしたんだろ?

'02.9.30  carlife

ガレージで蚊に刺されつつ…

 乳児を含めても6人所帯の我が家だが、ガレージにはクルマが3台ある。世帯毎の乗用車保有数が全国的に低い東京で、である。問題はそれが全てセダンという点だ。ある意味キッパリしていない揃え方と言える。母のVWヴェントCLi、私のBMW328i、妻のスバルヴィヴィオ(厳密にはセダンではなく5ドアハッチバックだけど)。それぞれがそれぞれに家族を乗せる事を前提にしている。ああ無駄だ(かも)。「3台もあるなら1台くらいはロードスターだって良いじゃないか」などと思うのは私がクルマ好きだからだが…。

 一方で、「家族を運ぶためなら何も独製の高級車じゃなくても良いじゃないの」というのは妻の弁だし、普通はそう思うかも知れない。一理も二理もある。信号待ちで街道沿いの中古車屋の前で停まると、100万未満の国産2リッターセダンを横目に「クルマってこういう値段でも買える物なんだよねぇ」と言われたりする。でも基本的に私のシュミには口を挟まないので、それほど反対をしたりはしない(度を超さなければ、だが)。

 意を決して私は妻に言った。

 「やはりセダン3台は無駄だ。君がリッターカーを買って、それを家族のクルマにしよう。僕はさ、ちょっと小さいオープンとか買うから…」。

 「却下!!」。

 いや、"ちょっと小さいオープン"ってZ3のつもりなんだけど(笑)。でもやっぱり4人家族&2世帯で2座はねぇか。せめてE46に330Ciカブリオレ以下の4座オープンがあれば…。330Ciカブリオレなんか中古でも500万円台。X5同様、誰に売る気よ? BMW…。というか、問題あるのは私???

330CiやX5(これはシュミじゃないが)の値段でも見に行って…→ BMW Japan

'02.9.24-1  carlife

カーコンビニ倶楽部


↑ いくらボロでも自分が傷を付けるのと他人に付けられるのとは違うよなぁ。まだここまで凹んでいる箇所も他にないし。

 この鼻ツラ。保育園の駐車場での駐車中に他のクルマにぶつけられたそうだ。相手も園児のお母さんで、互いに急ぐ帰路。しかもその人は、このひと月間に同じ場所で接触事故を起こしていて、警官を呼んで処理して貰うのに1時間という経験をしたばかり。そんなわけで示談にして貰えないかと…。私も電話で状況を聞き、大したぶつかり方でもなさそうなのでとりあえず良いかということに。本当は良くないし、妻にしたところで保険屋としてはきちんと処理したかった様だが、他にも先方に色々事情があって結局保険ではやらないことにした。

 さて、いざ修理という段になると昔からつきあいのある近所の修理工場は土日休みで見積り取りにも行けない。仕方ないので最近増えてきている「カーコンビニ倶楽部」へ見積り依頼で持ち込む。

 元々修理工場や板金屋が加盟するらしいが、ここのオンラインシステムがよく出来ており、車名や年式を入れると外観のイラストが画面に現れ、パーツをクリックして範囲を指定すると料金が出てくる。画面上に緑色のヴィヴィオが現れたときは「お〜」と声が出そうになった(ちょっと大袈裟)。

 ボンネットに直径10センチ深さ1センチほどのへこみ。実は他にも損傷があったのだが、それは無視することにした。折り曲げ箇所や溶接からはちょっと離れている点は割安で、パール塗装は割高と説明を受けた。全体にてきぱきとして丁寧な説明だったが、これがカーコンビニ倶楽部加盟のためなのか、その修理工場の元々の連度なのかは不明。板金18,380円。塗装25,000円で、計43,380円の見積りだった。

 午後預けて、翌日の同じ時間には上がった。仕上がりは不満無し。もしやと思い、古典的な方法ながら補修箇所に初心者マークをペタペタと当ててみるとちゃんとくっついた。失礼失礼。さすがにパテ盛っただけではない様で。

↓ 色味が異なるのは夕方撮ったせい。エンブレムは付けないことにしたので取り付け用の穴3つも塞いでもらった。

 凹みの引き出しはクイックプーラーという道具を使う。なぜか関連サイトのどこでも原理の説明は特になされていないが、あるページの画像からはボディに細かい穴を沢山開けてその穴に先端の広がるロッドを差し込んで引っ張るというものと類推できる。「電気を通す」と記述されているページもあったが、電磁石で引っ張る?とも思えず。これとUV乾燥のパテとサフェイサー(一部のDIY屋でも扱っている)によって作業時間を短縮し、コストを下げるという仕組みだそうである。

 板金というと、パネルを引っぺがして裏からハンマーで叩く。もしくは穴を開けて鉤針状に先の曲がった棒を差し込んでハンマーで叩く…などと思い浮かぶ人にとっては革命的な技術と料金なのだろうが、クルマの修理に疎い人が、ボンネットの凹み直して4万を安いと思うか高いと思うかはわからない。

 とりあえず、ボンネットに沢山あった他の細かい傷も消えたという点では、うちにはお得な修理だったということで。

→ カーコンビニ倶楽部

'02.9.16-3  carlife

謎の535i

 ブームなのかな? 精巧なミニチュアカーが多い気がする。ダイキャスト製で可動箇所が多く、細部の作り込みもかなりの物が多く出回っている。いやいや、単に自分の周りに凝っている人が多いだけだよな。だから身近に感じるだけなのだろう。うん。

 クルマ関係を別ページにまとめようかなと考えて、ミニカーのコレクションもポチポチ発掘中。実はネット上の知人がE34オーナーと知り、これはという物があったはずとしまい込んだ荷物の中から探していた。(E34=90年代前半の5シリーズ。自分の前の愛車3シリーズのE30と同世代)

 1/87の535i。1/87といえばHERPAが最もポピュラーだと思うが、一緒に写っているのはキーホルダー付きで硬質ゴム製。MADE IN W.GERMANYのHERPAと違いMADE IN CHINA。しかしそれ以外は全て同じなのである。というか、どう見ても型取り複製した物にしか見えない。購入したのは多分8年前くらい。私がミニカー趣味を復活した最近は全く見掛けないが、どなたかこのモデルをご存知だろうか?


 認めないんだろうか、拉致。総書記の関与は認めないけど以前に一部の高官の独走で間違いがありました、と。で、探したら発見されましたのでお返しします、と。…ないか。本来、そういう問題じゃないしな。拉致も不審船も認めないけど植民地支配の保証はしろ、と? …ないね。あるわけないじゃん(あったら税金払わない。自動車税も)。…どうするんだろ。

'02.9.16-2  carlife

3連休…ですか? の2


大黒PAにて。

 夕刻、天井を開けて走ると涼しい風が気持ち良い。「酒呑まないで、夜、久しぶりにクルマで走って来ようかな」と言ってみたら「行ってくれば」と妻。お言葉に甘えて、娘2人が布団に入ってから出掛ける。

 多摩川辺りをたらたら走って帰ってくるつもりが、つい東名に乗り町田へ。そこからバイパスを通りレインボーブリッジを抜けて都内に。しかし久しぶりの首都高で道を間違えて、また大黒に戻ってしまった(苦笑)。仕方ないのでPAで一休み。そこでもう2時だった。やれやれ。

 久しぶりに走り回って実感したのは、「俺、運転下手だなぁ〜」ということか。このクルマだから曲がれたカーブや、このクルマだからできたレーンチェンジとか、ひたすらクルマの性能で走った感じ。大抵の挙動は安定し、危なそうなシチュエーションはしっかりクルマが感知してドライバーに伝えてくる。その上ハイパワー。気が付くと1オ0キロ位簡単に出ていたりする。変な話だけど、これだけ無理が利いて高性能ハイパワーだと、こちらが無理をする気にならなくなる。お馴染みのトヨタ高級車ベースの下品なヤツとか、ちょっと前のベンツを悪趣味にいじった奴とかに煽られたけど、やってやろうかという気には全然ならなかった。いや、年をとって丸くなったとかではなくて。


今日、気が付いたのだけど、お向かいのSさん家の白いE46が、いつの間にかフェイスリフト後の雲形定規ヘッドライトのE46に買い換えられていた。お金持ちで良いやね。あまり意味無い気もするけど。

'02.9.11  carlife

軽自動車の普及率

 母が今週の頭から北海道へ行っている。北海道は母の実家があり、叔母と従妹が祖母の日常の面倒を見ている。周りには祖母の兄弟やらが住んでおり、家族は「敬老の日に向けて"老"が集まってどうするんだ」などと言って笑った。

 さてその従妹(そうだ、彼女は私の一つ下だった)だが、彼女は軽自動車に乗っている。神奈川から北海道に移った10年程前に持っていった初代ニューキャロルに今もそのまま乗っているそうだ。 八雲の道を走り回る相模ナンバーの旧い軽自動車は結構ミスマッチだ。北海道の道は結構凸凹があるし、皆スピードを出すので旧い軽ではかなりきついと思う。公共交通機関の不便さからは北海道の自家用車保有台数は多い方なのだろうと思うが、そんな訳でか軽自動車の普及台数の方は全国ワースト5である。

 母が北海道へ行った9日に、(社)全国軽自動車協会連合会から軽自動車の普及台数が発表された。昨年の「2.4世帯に1台」から今年「2.34世帯に1台」に増えたそうだ。この統計は今年3月時点のものなので、やすさんと私がVIVIOを買ったのは含まれていない(笑)。

 勿論この数値には大きな地域差がある。普及率1位は鳥取県で「1.1世帯に1台」。クルマの無い世帯までも含めて1世帯1台以上である。以下、島根、そして我らが極高地・長野、あとは佐賀、山形の順だそうだ。自分の住む東京は何位かというとワーストで「10.44世帯に1台」。以下は神奈川、大阪、埼玉、北海道の順である。愛知は「2.55世帯に1台」で下から9番目だ。

 同連合会によれば、普及率の高い地域の特徴として、(1)公共交通機関が少ない(2)女性の就業率が高い(3)自動車を2台以上保有しやすい住宅事情、などの共通点があるという。

 (3)を除けばそれは別に軽でなくても当てはまる気もするが、平均乗員数や占有スペースのことを考えると、軽はむしろ都市部に向いている様に思う。同様に日本の軽規格をシティコミュータとして適していると見る見方もあるらしいが、現実には日本人のクルマの乗り方というのは、およそ"シティコミュータ"にはほど遠い気もする。まあ、それは好き好きの話だからとりあえず書かないが。

 に、しても、東京。どおりで中古屋にも軽自動車はなかった訳である。

'02.9.4  carlife

購入前夜

 今回は時間を遡って、購入までの話。

 初めて買う中古の軽自動車は、自分の前例に倣った訳ではないが、ディーラーの認定中古車となった。

 希望の仕様の物(と言っても条件は緩い)はネットで見つけた。自宅からクルマで1時間ほどの所にある店で、スバルのディーラーだった。

 現物を初めに見たときは「そう悪くないな」と思った。7年落ちながら1.8万キロの走行距離で、内装も意外にヤレていない。スイッチやダッシュボードのテカりもこんなものだろう。ボディのキズやヘコミはそこそこあるが、年式と価格、軽自動車であることから考えれば充分許容範囲。ディーラー整備車だけあって書類もちゃんとしてる。

 車検切れなので整備はこれからだが、"液体"は全て取り替えてメーカーの1年保証が付くという。なにやらBMWのアプルーブドカーみたいだが、7年落ちで33万になったクルマには過ぎた保証だと思う。ディーラーならではのちゃんとした保証で、市井の中古屋と違ってよく分からない状態のままの現状販売はしないと言う。心強い。

 が、気にくわない。ボンネットを開けると妙に綺麗だ。プラやゴムに艶がある。まさかここまで交換したのかと訊ねると、専業者が洗浄したのだという。CRCでも吹いたのではないか? タイヤもタイヤワックスがかかっている。綺麗であることに文句はないが、ちょっと用心深くなった方が良いかもしれないと思った。

 

 艶のあるタイヤは山が充分残っている。しかしサイドをよく見ていくと、細かい"皺"がある。…ゴムの劣化だ。年式の割にタイヤが綺麗だが、7年で1.8万キロしか乗らないオーナーがタイヤを換えているとも思えない。そこでこれは新車登録時そのままのタイヤではないのかと問うと、「ええ、そうです。えぇと、ココ、95年製になっています」と若干渋って、しかしちゃんとタイヤの表示を解説してくれた。「これだけ溝が残っていれば車検も通るし、法的には問題ないのでしょうね。でもゴムって7年経ってたらとうに劣化してますよね? まともなオーナーなら交換しないとダメですよね」と私。「パンクもしやすくなるし、バーストの危険だって増えますよね。買ってすぐ交換しなきゃならない物じゃ、いくら綺麗でも付いてる意味はあまりないんじゃないですかね」と。結局ほとんど表示価格のまま、そのままでも車検は通るであろうタイヤは全て取り替えて貰えることになった。


洗車中。蝶が水滴を渡り歩いてくる。

 ついでに「まさかバッテリーは新車時のままは保っていないでしょうけど」と言ったら、サービスの責任者の方が「もちろんちゃんと比重を計って、お使いになるのに差し支えのないモノをお渡ししますよ(笑)」とおっしゃった。で、問題はなかったそうだが、納車時「念のため新品にしました」と言われた。言ってみるものである。というか、ちゃんとこちらが知っていなければ、ベストなモノは手に入らないということであろうか。 

 


 実はこれはそれでもかなりまともな方らしい。ここに決める前に1軒、大手の中古車屋に寄ったのだが、ここの対応はかなり辛いものがあった。「安い中古車はあった時に買った者勝ち、さあコレ今なら安くしますがどうですか!?」という態度がありありだった。保証期間はディーラーの1/3なのに「保証付き」を大きく謳うし、わざわざいらんものまで盛り込んだ予算オーバーの見積を出してきて、削りに削る姿勢みたいのを見せて割安感を出そうとするし(見積にJAF加入料まで入れるなって)。ちなみに関東ローカルでネズミがマスコットの店である。