'06.8.30 car&bikelife
'06.8.25 car&bikelife
'06.8.23 随筆
'06.8.16 car&bikelife
'06.8.9 car&bikelife
E46を手放すことにした。ほとんど全く乗らないクルマにしては維持費もかかるし、目前の車検は間違いなく50万コースだ。家のクルマとしては、妻が少し大きいクルマ(と言っても軽だが)に乗り替えるので、ますます出番が減ってくる。そもそも娘達は合皮の臭いが厭だと言い箱根の山越えで酔って以来私の車に乗りたがらない。 買ったときは分不相応だなぁと思っていた。何せ中古の購入価格ですら当時の年収より高かった。それでも10年後それなりの歳になっていれば馴染んで来るだろうと長く構えて考えていた。果たして5年後の今どうなのか。自分としては慣れてしまっただけで、実際どうなのかは分からない。 ボディは刷り傷だらけである。ずっと乗るつもりでいたから「いつか直そう」という気持ちだけで行動にならず、結局そのままになっている。わざわざ調合したスプレーも、トイカーに試し塗りをしただけでそのままだ。 機関不調はほとんどない。しかし新品のくせにバッテリーは上がりやすいし、高温になると純正のナビは止まってしまう。整備はずっとディーラーに出していたのでそれほど変なことにはなっていないだろう。しかし買ってから今までには、思い出してみればいろいろあった。スライディングルーフが閉まらない。ベンチレーターのベアリングが偏心していて異音がする。ウインドウが降りたまま閉まらない。それらもまあ、過ぎてしまえば許せる範囲の故障だった。 ところで経験上言えることだが、機械というのは、それも趣味を通す類の外国製機械というのは、なぜかこういう事態を察して反抗してきたりする。E46もやってくれた。朝、突然にパーキングレンジからシフトが動かせなくなったのである。加えてキーも抜けなくなった。友人関係の弔事の手伝いで出掛ける朝で、その日の夜には買い取り専門業者が査定に来る予定だった。 査定は100万そこそこである。修理費は幾らか。いつまでにできるのか。さあどうしたものだかなぁ。
'06.8.6 car&bikelife
'06.7.26 car&bikelife
梅雨のせいもあるが「自転車ってよく錆びるなぁ」と実感している。JEDIが特に錆びやすい自転車という訳でもないだろう。実際の所、今まで気にしていなかったというだけで、自転車というのは錆やすい物の様だ。クルマの部品はこうも簡単に錆びない気がするが、気のせいだろうか。 ところで高級自転車を買ってまず思ったのは、自転車というのはこんなに六角穴付ボルトを使った機械だったかなということだった。このボルトの内側が錆びる。雨が降っていても乗り回したりするからだと言われそうだが、乗った後にはちゃんと拭いているのに。もっとも六角穴の内側まで拭くわけではないから仕方ないのか。チェーンが錆びるのは分かる。使うと削れる部品だから表面処理がすぐ取れてしまう。しかしなぜボルトが錆びるのか。ここだけ安い材質の物を使っているのではないかと思ってしまう。 ピカールで磨くにしてもやりにくいので、専用の道具を作ってみることにした。と言っても使わなくなった安ドリルに綿棒突っ込んだだけだが(笑)。確かぶたさんが100円ショップの爪磨きでリューターを作っていたが、残念ながら同じ物は見つけられなかった。あれがあれば適任だったのだが。まあ、ドレメルのモーターツールをテラスに放ったらかしにする訳にもいかないので代用品ということで。 朝から叱りっ放しだった娘が、ドリルを回し始めるとなぜか寄ってきた。今日は"仲直り"はナシかなぁと思っていたが、綿棒切らせて錆落とさせてとついさっきの大騒ぎが嘘のようだった。"まだ"2年生だからか"もう"2年生だからなのかはわからない。 余程気に入ったのか自分の自転車にも当て始めた。平らな部分は布にピカールを付けて磨いた方が良いと教えたが、どうもモーターツールを使うことが楽しい様だった。
久しぶりに「重松清」を“堪能”した1冊。物語だから起承転結はあるが、予定調和はない。だから、自分の気持ちが変わっていかないと未来は良くならない。自分からは簡単に変われないんだよというのは、何もこちらが現実だからというわけではない。
前に読んだ作品の印象に反して駄目駄目キャラというのが目立たない。ブンちゃんの様なのは異色な感じがすると勝手に思っていたら、本作のベースはデビュー前25歳の時のものとか。しかし20数年も経ってよく手を入れられるな。
'06.7.14 car&bikelife
困ったな。田口ランディは好きで、短編は結構続けて読んだりしていたのだが…。 幻想を見たりいつのまにか歌っていたり共感から遠くなることがあった。 事件を自分の感覚で実感できないところから、実感の糸口を掴む話がいくつかあり、そのプロセスは自分がそうなった時のヒントにはなるかも。でも、ならないかも。
'06.7.5 car&bikelife
'06.6.22 car&bikelife
「ボブルビー」を買った。有名な背負うやつではなくウエストバッグである。 自転車乗車時用のバッグを探していた。と言ってもせいぜいが財布とデジカメが入ればいいのだが、なかなか適当なものがなかった。 初めは背負う形式の物で探していたのだが、仮で手持ちのバックパックを使っているうちに、自転車に乗る時には背負う物は使えないと実感した。ちょっと走ったらすぐ背中が汗まみれなのである。"「ボブルビー」の格好良い奴(MENTORとかPEOPLES DELITEのこと)が良いなぁ"と漠然と思っていて、以前に先達ボブルビストであるちさと嬢に相談したところ「夏場は背中が暑いですよ〜」とのコメントがあった。いやぁ普通のバッグでこんなに汗をかくのだから絶対無理だ。 そこへ先日、ウエストバッグが貰い物で手に入った。正確にはボトルホルダーなのだけど。例のJEDIオフでの頂き物である。私はウエストバッグの類を持ったことがない。今までの自分の格好に合わなかったからだ。機能的には試してみると結構快適だった。これでもう少しお洒落で容量のある物があればなぁ。 そこで候補に再浮上したのがボブルビーで、ウエストバッグタイプ「SAM」だった。980gという重量と、身体に接触する部分に通気対策が全く成されていない点は気になったものの、このデザインと、何より色が良い。これくらいなら塗ったり貼ったりしなくてもいける。 やけに下に長いのは気になった。サドル直下にフラッシャーを取り付けるつもりだったからだ。しかし「SAM」はベルト位置の割にはバランスが上にあり、干渉しない様であった。(右画像) 加えてその長い部分にも利用価値があった。純正ではこの部分に円筒形の"弁当箱"を取り付けるようになっているが、丁度、畳んだ輪行バッグがここにうまく収まるのだ。 ま、輪行バッグを活用するような遠出をするつもりは当面ないのだけれどね。
BOBLE-B JAPAN
'06.6.18 car&bikelife
'06.6.14 car&bikelife
日曜は結局雨となってしまった。居間からテラスの愛車を眺め、こんな日はメンテでもするかと思いつつ、家人不在の日曜に一人家の中で持ち帰り作業を鬱々としていたりすると、やはり走ってきたいなぁという気持ちが大きくなる。天気予報では夜には止むようであるし、ひょっとしたら走っている途中で降りも緩くなってくるのじゃないだろうかと淡い期待を抱く。 自転車関係の本では雨の日は走るなとよく書かれている。大多数の自転車で使用されるリムを使うブレーキシステムは構造上雨に弱いし、細いタイヤは滑りやすい。実際危ないと思うし、自分の装備自体も面倒だ。 しかし結局、陽のある内に出掛けることにしてフード付きの防水コートを着込んだ。防水コートと言ってもゴアテックスとかスポーツ向けの高機能品ではない。独軍山岳部隊のコートである。丈夫である以外安価なビニルコートと機能的には何ら変わらない。蒸すだろうなぁ。 玉川上水沿いのコースを走ることにした。最近途中まで走ったのだが、今回はさらに近い所までしか行けないだろう。なにせところどころ未舗装路だし。前フェンダーがないので雨水だけならまだしも泥の跳ね上げは七部丈パンツでもあまり良い気はしない。 ところでスポーツ色の強い小径車の特徴として、車輪の制動のクセが挙げられると思う。雨天なら顕著になるだろう。27'で充分使えるのと同じブレーキだから効き過ぎてロックしやすいそうだ。それから不整地での走り出し時に車輪が空転して横滑りすることもある。どんな乗り方してるんだかという声も聞こえてきそうだが、私の様な"軟弱エンジン"ですらこれなのだから、ハイパワーな乗り手の場合はもっと極端だろう。 ところで走っていて驚いたのは、意外に自転車で走っている人がいたということか。勿論スポーツ自転車ではなく、片手で傘を差したママチャリなのだが。…近寄るまい。クルマがいなくても雨天に安全ということはない。
'06.6.8 car&bikelife
「自転車で多摩湖へ行ったのは20年ぶり」とつい先日書いたばかりだが、ここのところは週末毎に行くようになっている。片道30分程度で、自転車で行くのに手頃なのである。「水道道路」も慣れると結構走れる。 しかし家からの道程で1/3までは車道との交差で寸断される事が多いし、駅前などで数百メートルに渡って分断されたりして走りにくい。車道との境の柵は元々は降車を促すものだがここで降りる人は殆どいない。しかしこれを回避して横に降りるとたまに激しい段差があって驚くことがある。従ってスローダウンして柵の間をすり抜けるわけだが、こういう場所では小径車輪と短ホイルベースが有効だ。小径車の意外に少ないメリットの一つを発見した。問題なのは私の反射神経の方なのだが。多摩湖が近づくと柵は減り、周回コースに辿り着けば柵による寸断はほぼなくなる。 ところで先日いつもとコースを変えて西武園側から入って気付いたのだが、ほとんどの自転車はこの周回コースを時計回りに回っている様だった。反時計回りだと湖側を走るわけだが、フェンスから飛び出した枝に当たりそうになることがしばしばだし、ところどころでコース上に立つ木の幹を回避しなければならないのもこちらの方が圧倒的に多い。走る時間帯のおかげか、某所の方のように走りながら虫まみれになることは今のところないのだが、それでも腹の高さにぶら下がっている大きな虫に30km/h位で出会したときは転けそうになった。 話変わって先日のことだが、後輪辺りから何かが外れかけている様な異音がしたので停めて見たところ、自作フェンダーのステーがブチッと千切られたように折れていた。やはり柔らかいアルミ丸棒には荷が重過ぎるのかもしれない。かといってすぐに代用品も見つけられず、ステン棒を綺麗に曲げる自信もなく、とりあえず予備のアルミ棒で前と同じ物を作って取り付けた。
久しぶりの田口ランディ。これ読んでなかったっけと思いつつ読む。初出がウェブマガジンの作品を集めた本書なのでオンラインで読んでいたかと思ったら、結局ダブりであった。しかも去年6.13の本欄に載っていた。やれやれ。 さて、私にはハードな家族関係はないし、奔放なセックスに溺れたこともない。そういうのがないとものが書けないこともないのだろうが、田口ランディを読んでふと不安になることもある。これは、あれだ、内田春菊が好きだった頃に抱いた感じに似ているかも知れない。
'06.6.1 car&bikelife
このところ天気に恵まれない週末が多かったが、先週末には自転車の会合が予定されていた。mixiのコミュニティから発したルイガノJEDIオーナーのオフ会である。前日には終日降り続けていた雨も午前中で止み、当初の参加予定数よりは減ったものの自分を含めて6名が参加した。 自転車の集まりと言ってもそこは折り畳み自転車で、半数は車載での集合であった。会場の皇居周辺は、過日の銀座からの帰路を考えると同様の30km程の距離と思われ、自走は諦めてE46のトランクにJEDIを押し込んで集合地点に向かった。しかし後で聞くと片道25kmを自走して来た方もいらした。 集合は北の丸公園。遅れた私が合流して四谷で昼食、迎賓館へ移動し記念撮影という流れで3時間ほどを同好の志と過ごす。6人の参加者は30代前後で私が最高齢だろうか。たまたまだと思うが半分が概ね同業者だった。 「なぜJEDIか?」はそれぞれの理由があり、選択に至る経路は様々だった。そのためか集まったJEDIは年式の違い以上にそれぞれ違っていた。大枚はたいて大改造しなくても個性が出やすいのが自転車なのだとも思う。 ところで久々の初対面オフは事前確認が足らず、ありがちだが当日話題にしたことが過去ログにあったりして後日赤面。ま、いいか。 イベントとしては本当に小規模だが、有名専門店GCSと輸入代理店アキコーポレーションの協賛が付いたのは驚き。参加者アニさんの功労である。これでまた輪が拡がると面白いかも知れない。次回は秋口に横浜近辺で開催したいということになった。
GREEN CYCLE STATION YOKOHAMA AKI CORPORATION
今週の読書 上野 玲「ナポリタン」 小学館文庫
何の話かと思ったら、そのものずばりスパゲティの話だった。某所でも話題の名古屋「マウンテン」、ますます行きたくなった(笑)。しかし有楽町「ジャポネ」が載っていないのはいかがなものか。
'06.5.20 car&bikelife
スポーツで自転車に乗り始めたと話すと、決まって「あのガイコツみたいなヘルメット被っているの?」とか「ピチッとしたパンツ穿いてるんですか?」と訊かれる。正直なところ自分もあの格好は遠慮したいなぁと思っていた。 ものの本では、あの形状は機能的であるし、あのカラーリングはバイクに合っていると書かれている。実際に自分でそれなりに走るようになると、ヘルメットは間違いなく必要で、しかも通気性に優れたものでないと駄目だと実感するようになる。なにせ帽子でも汗をぐっしょりかいてしまう。パンツもチノパンなんかで走ろうものならすぐに汗で脚に貼り付いて漕ぐのが辛くなる。 とりあえず自転車用に服を買った。と言ってもレース用のウエアなどではない。汗をかいてもすぐ乾く素材で出来たスポーツ向きの服というだけである。近所のユニクロで買ったが連れて行った娘に「似合わない」と言われた。そもそも私はそういう服を一切持っていなかったのだ。 それからやっとヘルメットも買った。どうしても気に入るデザインの物が見つからなかったのだが、自分の感覚の方が慣れてきてBELL製TRITONというロード向けの物にした。街乗りにはMETROやCITIという定番があるが、お洒落と言うには今一歩のデザインの割に機能性(主に通気)もそんなに良くはなさそうで、これからの季節は特に辛いと思ったからだ。それと頭周り61cmという私にとって「ユニバーサルビッグサイズ」というTRITONは丁度良かった。 ちなみにメットの店頭在庫が豊富な店を見つけるのは難しい。だがやはりこれは現物で合わせて買いたい。新宿のある専門店で何とかTRITONを見つけたが、ここもほれ、"マニア向け専門店"であるからして、馴染みの客でない私にはどうにも居心地が悪かった。気に入る色は諦めていたので塗るか貼るかするつもりで表面の材質を訊くと「プラですね」とだけ。そんなの触れば分かるわい。
'06.5.15 car&bikelife
件の専門店の感触が前回の様だったので、気の短い私はルイガノ代理店のアキコーポレーションに直接電話で「トップギアでチェーンがフレームに触れる症例がないか」と問い合わせた。対応自体はすこぶる良かったものの、しかし結論としては「溶接精度の個体差で起こることがある」だった。クレーム対象としては受け付けておらず、しかも「部品を交換してもまた起こりうる」と言う。何のための品質保証か意味不明だ。ちなみに部品代自体は1.5万円程度らしいが、フレームを半分換えるのだから工賃と工期を想像するとウンザリする。しかも直る保証がない。対処療法としては「薄いワッシャーを噛ませて調整」と言われた。 一方件の専門店の返事も同じで、あとは後周りをcapreoに換装する方法を提案された。トップギアが11Tから9Tに小さくなるし、チェーンも幅が狭くなるからおそらくフレームには触れなくなるだろうと言うのである。それは確かだろうがスプロケットとディレーラーその他交換して約3万である。それが新車に対してのスマートな対処とは思えない。ちなみにワッシャー対応は適当な物が無いのを理由に断られた。そのままだとロハの様でそれは気が引けたため(お人好しダネ)、近々換えるつもりでいたペダルの換装だけして引き上げることにした。 日帰りのはずが愛車は2日預けとなってしまい、引き上げ当日クルマで来られないために私は会社から自転車で帰ることにした。電車で片道1時間10分の距離は自転車通勤なんぞ絶対無理だが、帰路だけならなんとかなるだろうと考えた。その日は銀座の得意先に納品してから帰ることになったが、銀座からの帰路は約30Kmで2時間だった。私としては「あれ? もう着いたの?」である。数字で振り返れば多摩湖往復程度の距離だった。しかしそれは道の空いている夜だからであって、混んで陽も差していればもっと掛かっただろうし汗もかなりかくので往路は無理だろう。
'06.5.11 car&bikelife
昨日、JEDIをある専門店に預けた。 元々はチェーンリングを60Tに換装するための専門店を探していたのだが、以前から気になっていたトップレンジでチェーンがフレームに触れる症状が進行してかなりの傷になってしまったため、それも診て貰えるだけの技術のありそうな専門店ということでその店に決めた。折り畳み自転車(とリカンベント)の専門店ということで有名であるし、JEDIも取り扱っており任せられると考えたのである。それに勤務先に近い。 そこまで書いておいて店名を書かないのは、どうも預かって貰う際の第一印象が芳しくなかったからである。 買ったばかりの自転車をあまり長く預けたりしたくないのは人情であろう。だから遠方にある購入先の通販店ではなく、有料になっても近くの店に持ち込みたいのである。そうは言っても近所の普通の自転車屋という訳にはいかないし、2軒ほど当たってみたがスポーツ自転車専門店と言ってもJEDIを見たこともないような店では心許ない。 さて件の店、チェーンリング換装の話は「朝預かれば夕方には上がってますよ」という気軽さだったのが、いざ持ち込んで改めて再度調整の説明をすると「他に何台も見てからになるから今日手を付けられるかどうか分からない」と言う。パーツ換装と調整では手間が違うのは承知しているが、順番も時間も予算も何も分からないというのもどんなものだか。それとこの店、預かり証がない。客の名前と連絡先を書かせるだけである。10万20万の商品を預かるのに大丈夫なのだろうか。しかも、たまたま忙しかったからかも知れないが現象の確認もろくにせずバックヤードに持って行かれた。 自転車はさして利幅のある商品ではないらしいし、本体価格と比すれば整備料をそう高くも出来ないだろう。だからこそ、ノウハウがあるであろう専門店を探し、オリジナルパーツの組み付けも依頼し、蛇足だが小物も買い、規定の整備料は勿論支払って直して欲しいという話なのだが、私の依頼は理不尽なのだろうか?? わからん。
'06.5.7 car&bikelife
我が家の近くには「狭山・境緑道」という歩行者・自転車専用道がある。古い住民の多くは「水道道路」と称したりするが、その名の通り上水道管の埋め立て後に出来た道を整備したものだ。狭山湖と武蔵境の浄水場を結ぶサイクリングロードとして知られている。 車道と交差する所には柵があり一度自転車を降りることを促してはいるが、その様にそこを通過する人はあまり見られない。問題は、柵の所には自転車の進行方向の矢印が描かれているが、矢印と一緒に示されるはずの自転車のピクトグラムが予算のためか一部にしか付いていないということか。人が左側を歩いているのはそのため…の訳はないだろう。ともかく、遊歩道でもあるので人も多くてたまにひやりとする場面に出会すこともある。 運動のために自転車を買ったのでスポーツ走行を楽しむつもりであるが、とりあえず水道道路ではそれは難しい。車道の路肩を走るよりは安全かと考えていたのだがそうでもない。数年前には夜間に無灯火の自転車同士が正面衝突した死亡事故もあったらしい。クルマで言えば無謀運転だから同情の余地はあまりないのだが、そんなものに巻き込まれてはたまらない。 「走れる自転車を買いました。さてどこを走ればよいでしょう?」という冗談は、実は現実にありがちだ。自転車が走るのに「最適」な道など見当たらない気がする。 とりあえず自分なりに走りたい道を考えてみたりする。学生の頃に「スーパーカブでふらふらした辺り」までは走ってみようかと思っている。しかし最大の問題は良く晴れた休日の日中に数時間も一人でふらふらする位なら他にやることは沢山あるということだろうか。大抵の場合は娘達と公園に行くか庭の手入れをしている。 当時の様に夜中に出る訳にもいかない。なにせ夜間は自転車に乗るのに適さない。たまたま早く起きた朝に遠出したのは良い気分だったが、いかんせん昼眠たくて…。慣れないことをするとこれである。
画像の方は5日に行った多摩湖。久々に間近で見る取水塔。 下の方に降りてみた。この画像だと見えないが奥に観覧車がある。 こちらは6日朝の多摩川。初・多摩サイ(多摩川サイクリングロード)でした。
'06.5.1 car&bikelife