'02.4.4

井戸の穴

 週末に電気工事が入った。ミサワホームの下請会社である。欠陥や補修ではなく主に追加でお願いしたものではあるが、依頼から随分時間が経ってしまっていた。3月は今月決算のハウスメーカーが月内に納めようとするために下請けにそのしわ寄せが来ているらしい。おかげで電気屋の手が全く空かなかったという次第である。ちなみにミサワホームは3月決算ではないそうでそれは他のハウスメーカーの話であるが。

 今回の工事ではインターフォンを母方とうちの2系統に分け、呼び出しの端末を1つ追加した。それと電話回線の工事も併せて行った。私の世帯は電話回線がISDNなのだが、最後の最後まで「TAの設置位置を配慮」という話が技術担当の方に伝わらず、予定外の部屋にTAを設置することになり工事をお願いした。まあ確かにデジタル電話機を入れるなら、外から入れた線をTAを介してから家内に"戻す"配線にしなくても良いのではあるが。そこまでは家の専門家には専門外なのだろうか…。


↑犬走りの脇に大穴

 同じ日に外構屋さんが精算見積もりを持って来た。庭は先日の雨のおかげで柔らかい部分が締まって下がっている。これを待って芝を貼らずにいるのだが、赤土で周りが汚れるのが難点だと話をしたら、とりあえず歩く場所に近日中にシートを貼ってくれることになった。

 それより問題なのは、一部陥没したように穴の空いている場所があることだ。穴から近い雨水浸透ますの蓋を開けてびっくり。砂利が敷き詰められているはずの地面にぽっかり大穴が開いている。のぞき込むと奥には井戸の縁が見える。要は井戸の埋め方がいい加減で崩れてしまったということらしい。これは外構屋でもミサワホームでもなく、うちの手配で依頼した解体屋の仕事である。事情があって知り合いづてでそこに依頼したのだが、かなりアバウトなところのある解体屋だった。外構屋さんの話では川砂を少しずつ入れていけば何とかなるということだった。筋からすれば解体屋にただでやってもらうべきところだがそれがまた信じ切れないので、ここは外構屋さんにお願いすることにした。アバウトでなければそう安くは処理できない規模の解体だったのだが、井戸ばかりはちゃんとしなければならないところだった。もっとも、何が「ちゃんとしている」かわからないところが問題なのだが。

 報告のみなので話にオチがない点はご容赦を。