セミで撃つと1ストロークが「パチョン」という感じ。「チョン」の部分、つまり戻りがとろい。基本的にはガスBLK創世記のマルイM59/ハイパワーが同型式だが、後発だけあってサイクルがスムースになっている。しかしこの銃を最後にこの機構を採用したモデルはない。
ユニット配置の都合でアウターバレルの銃口の中心よりだいぶ下にずれた位置に実際の銃口があるが、奥まった位置にあり見た目は悪くない。
ところで久しぶりにガスを入れて撃ってみて優れている点を発見した。ガス漏れが皆無である。この数年間何のオイルも差していないのにシューともスーとも言わない。
ヨネザワから発売された当初はセミとセミフル切り替えモデルが、ゴールドカップとハードボーラーそれぞれにあり、ゴムグリ/フレームシルバーのデラックスモデルのみがセミフルだったが、後にブラックでも発売された。しかしセレクターをちょっと削っただけでセミモデルもセミフル切り替えが出来るようになった。ヨネザワのエアガン撤退後はサンプロがロングマガジンを付属させてガンタンクとペアで売り出したが、性能は変わっていなかったらしく、あまり話題にもならずに市場から消えた。
|