ルガーP08と
ワルサーP38

後編

「GUN SMITH」の平賀さんから譲っていただいたエアソフトガン以前のトイガンを紹介。今回も前回と同じルガーP08とワルサーP38の組み合わせなのだが、前回とはかなり趣向が違う。さて…。

タイガー ルガーP08

 カネキャップを発火させる単発式のミニチュア(全長115mm)。チャンバに装填できるわけではないが、ダミーのマグと弾が装着できるのが嬉しい。
 フォルムはかなり怪しいが、設定はやたら詳しい。パッケージの表記と降伏するフランス将兵のイラストから、これは一般的には「スモールS」と呼ばれる`36年以降のモーゼル社製のもののことと思われる。
 ところで、怪しい安いP08を並べると
(右写真)似たディティールを持つことに気付く。中途半端に持ち上がったトグルと、中途半端に回転しているボルトロック。これには原典(元になったトイガン)でもあったのだろうか? ご存知の方は教えて欲しい。



タカラ ワルサーP38アンクルセット

 トリを務めるのは宇宙から来たP38(笑)。なんと人型ロボットに変形する。
 実はあのミクロマンシリーズの一つ、ガンロボというモノだ。付属のミニカタログを見ると、随分いろいろと出てたんだなぁと驚く。ガンロボは他にブローニングM1910とS&W M29があった。ちなみにP38=アンクルという図式は、今は全く成り立たないだろう。大体、若い人には意味がわからないだろうな。
 それはそうと、複雑すぎて小さな子供には到底変形できそうもないこのP38、単発ながら弾が発射できる。今の技術で作ったら、電動BLKでP99ってところかな。だったらみんな欲しくない?





 


この前のは… / さて次は…