小隊司令部(随筆)
公文書

'02.12.18  小隊司令部

漫画家と電車通勤
 昔の得意先から電話があった。自分の依頼主の広告に、ある漫画家を起用することはできないかという問い合わせだった。私は以前そういう手配を専業にしており、今でもルートらしきものがある。「単発ものは不可。ある程度のボリュームがある仕事でないと受けない。打診された商品・業界に競合は無し」。問い合わせから15分後には私は折り返し情報を伝えた。よくある答えなのだが、出版社や大手エージェントを通すと、そう簡単には得られない。プレゼンに出すとかいう話であれば違うが、企画段階の打診など取り合ってすら貰えない。但し15分は異例。これは幸運のためだった。

 念のためその15分間でプロフィールなどを調べてみたが、その辺のものは得意先でも充分に収集されていたらしく不要となった。今はインターネットのお陰で居ながらにしてその手の情報が入手できて便利だ。それ以前に、作家がホームページでも持っていようものならしめたもので、とりあえず連絡だけは取ることが出来る。昔は作家の連絡先は編集者の財産みたいなもので、著名人名鑑にでも載っている大作家以外の連絡先はそう簡単には入手できなかった。

 ネットで集めた情報の中にインタビュー記事があった。2年以上前の物だが上位で引っ掛かってきた。何の気無しに読むと、その中で「漫画家というのはどういう職業か」という問いがあり、その作家はこう答えている。「私の様に電車通勤が出来ない人には最適な仕事」。まあ確かにそれはそうだろうが…。おざなりな答えととれなくもない。そもそも漫画家にならなくても電車通勤を回避できる方法はいくらでもあるし、世の仕事の多くは電車通勤しなくても良いように思う。しかしそれが印象に残ってしまったのは、私自身、電車通勤が苦手で、そして漫画家の近くで仕事をしていたからだろうか。

 ただ、逆に漫画家は本当に電車通勤をしないものかというとそんなこともない。成功してスタジオを構えている場合や、成功する前で自宅で活動をしている場合は確かに電車通勤はしなくて良いが、例えば前者の様な作家を支えるプロアシも同じ漫画家であり、彼ら/彼女らは電車通勤をすることもある。泊まり込みの場合も勿論あるが、必ず泊まり込みというわけでもない。

 例外的に、プロアシでもなく自らのスタジオに電車通勤をする(していた)漫画家もいる。もっとも、そういう作家に限って"出社"が不規則な様だ。そんな訳で「電車通勤が好きな漫画家」というのには、そういえばさすがにお目に掛かったことはない。

 

'02.12.10  小隊司令部

何とかは喜び…

 月曜は意気込んで出勤。いつもの鞄と、替えの靴と靴下を入れた鞄の二つを下げる。 ブーツ・旧東独軍(中田商店)、コート・ベルギー軍(サムズ)、キャップ・独軍戦車兵用複製(アルバン)という出で立ち。防寒装備は軍服しか持っていないのだ。 出がけに隣の奥さん(実はインディーズバンドのボーカル)に「素敵な帽子ですね」と声を掛けられ、会社の受付には「郵便屋さんかと思っちゃいました」と言われる。雪の日に傘を差したら危なくないか? と言ったら、同僚に「僕はミリタリー装備持ってるわけじゃないですから(笑)」とか言われる。そういう問題じゃないぞ。

 そういえば家のクルマにはどれもチェーンがない。クルマの買い替え後に買っていないとか、そういうことなのだが、急な雪の場合はどうすればいいのだろう? 大抵のカー用品店は街道沿いにあり、家からは遠い。子供達の送迎に使うヴィヴィオ用のはすぐに必要なのでネットで探す。最寄り駅まで40分ほどという駅から、300m位の所にあるオートバックスが最も近いカー用品店の様だ。「日頃の備え」とは言っても、1年に1回使うかどうかという高額な物をそうそう買い揃えられない…。

 勿論この様に盛り上がった時に限って、大した雪にはならない。つまらん。



 雪の日にツリーを屋外に出すと後始末が…。実は私、やったことがあるという(苦笑)。ところで"シャーミン"にチェーンは積んでいるのでしょうか?>新車オーナー

 

'02.12.9 2:30  小隊司令部

寝言と雪

 深夜。明日は月曜日だし、いい加減寝ないとと思いながら寝室に向かうと、突き当たりのテラスのドアから見える隣家の屋根が異様に白い。もしやとドアを開けると、雪。

 「ああ〜、雪だ。ほんとに降ってる」と声に出してみる。

 すると寝室に入るなり、例によって寝ているはずの海松がしゃべり出す。「お父さ〜ん、雪なら、クリスマスツリー、お外に出さなくちゃ」。相変わらず自動応答システムみたいな寝言だ。「うん、そうだね」と答えると安心したように寝入った。

  に、しても、雪か!

 

'02.11.30  小隊司令部

機嫌、悪いですか?

 久しぶりに古巣に立ち寄ろうかと銀座に向かう。得意先からの直帰にできれば徒歩10分程度。

 途中、道で見知った顔に会う。「久しぶり。何ニヤニヤしてるんですか」と訊かれたので「歯が痛いんだ」と答える。歯が痛いのにバーに行くか? まあいいか。別に本当に歯が痛かったわけじゃない。口の端を歪めて歩いていたんだ。なぜかというと、笑顔っぽくしてみたつもりだったのだ。独りで街を歩くとき、私は大抵むすっとしている。ところが、間もなく12月になろうという銀座の街は、賑やかなイルミネーションと着飾った人達で溢れかえり、独りむすりとしている方が阿呆の様に見える気がする。ちょっと無理して街に合わせたつもりだったが、やはり無理があったのだろうか。

 "久しぶりだがいつも通り"に呑んでいると、お客の一人がエジプト土産だというダビドフのシガレットをカートンで持ってきた。私がいつもダビドフ・ライトを吸っていることもあって、ひと箱勧められる。日本で扱っているものとは箱のデザインもフィルターの吸い加減も異なる。ダビドフってどうなんですかと訊かれたので「煙が多いよ」と答える。「じゃあうちの店向きじゃないですね」とバーテンのKが言う。「悪かったな。もう5年以上、ここで吸ってるよ(笑)」と私。でも後になって考えたら、私がほとんど毎日MODに通っていたのはそれよりもっと前のことで、その時はシェイファーを吸っていたんだった。

 何やら機嫌が良くなって、その後新宿3丁目で降りてARETHAに。もう1軒寄ってから結局Bar ANGELへ。呑み過ぎの様です。

 

'02.11.9  小隊司令部

知り合いの

 私の妻は、実は漬け物があまり好きではない。特に人工臭い食べ物がだめなので、漬け物も真っ赤だったり真っ黄色だったりするものは全然だめである。

 その妻がなぜだか福神漬けを買ってきたと言うので(それもわざわざ私に言うので)なんだろうと思ったら、知人が販売店の店長を務める某社の製品だった。近所の西武系の専門店スーパーにワゴンで出ていたそうで。色も人工臭くないし、食べてみると極端な味付けではなくて良いんじゃないかと。まあ特に福神漬けが好きで食べ較べているわけではないのだから、客観的で説得力のある話ではないのだが。

 ただ、客観的でも説得力があるわけでもないからこそ、知人友人がらみというのは贔屓目で買ってしまうところがある。別に良し悪しの話ではなくて、そういうものだなと。

 いや、だからって知り合いばかりのヘルスで抜いてこいって話じゃなくて!(笑)>やすさん

'02.11.8  小隊司令部

アメ・カゼ

 なにせ時候の挨拶が苦手である。その他の挨拶も全て苦手ではあるのになぜか営業職の私だが、この半月ばかりで訪れた冬に関してはとりあえず「急に寒くなりましたね」位は言ってみる。

 季節を先取りするのが常である得意先の百貨店の広告を校正していて、いつの間にか"2002 autumn"から"2002 winter"になっていても違和感がない気温である。 そんな訳で風邪を引いている。

 得意先の担当者に「お風邪ですか」と訊ねられて、「心身共に軟弱者ですから風邪にもかかりやすいんです。なにいつものことですから、すぐ治りますよ」などと訳の分からぬ事を言う。

 しかし咳は困る。それでなくても集中力に欠けるのに、なおさら物事に集中できなくなる。それは日常だからいいとしても、人に移して憚らぬように他人に思われては心外で、そちらの方が気になって仕方がない。 従って何らかの方策をと、咳止めスプレーを喉にかける。そこで困るのは、便利な咳止めスプレーだが後味が非常に悪いということだ。薬なのだからあまり後味がよくても気味が悪いが。

 それで大抵はのど飴の類を舐めている。しかしのど飴にも難点はある。酒が不味くなるのだ。そんな訳で今週は全然バーに寄っていない。

 だから体調が悪いのか?  違う違う。

'02.11.5  小隊司令部

盗難自転車

 気付くと、またも大したこともせずに週末を(それも3連休を)過ごしてしまった。今週末はミサワホームの検査・修理が入るので大々的に片付けをしようかと思っていたが、せいぜいがいらない椅子を分解して捨てた止まり。サイトの修正もまるで進まず。娘をプールに送って、公園で遊ばせて、ドングリ拾って、近所をたらたらクルマで走って、妻の自転車のバルブのゴムを替えて、それで終わり。

 僅かに事件があったのは、自宅の正面に捨てられた盗難自転車を通報して警官が取りに来たこと位か。駅前の交番の番号もわからないのでとりあえず110番をした。事件でも事故でも緊急でもないのに申し訳ないな、位に思っていたのだけれど(盗難自転車の通報も別に110番でいけない訳ではないが)、応対はとても丁寧でちゃんとしていた。しかも電話してから駅前交番より巡査が自転車を取りに来るまで10分足らず。我が市が平和だからか、ちゃんとしているからか、その両方ともなのか。しかし、ちなみに私はその自転車を乗り捨てた犯人(20代後半の男)をしっかり目撃していたが、そのことについてはほとんど訊かれなかった

 鍵は車輪をリング状に挟む形のもの。キーがささっていないのに解錠されている。プレスのキーを使うタイプでシリンダーにはなっていない。「ガキガキ」すれば外れてしまうのだろうか。しかし機能は生きており、私が締めると閉まったので、きっと手練れだったのだろうと思う。その閉めてしまった鍵は巡査氏にも開けられなかった。…悪いことしたか?(苦笑)。専用キャリアに載せて持っていったが。

'02.10.28  小隊司令部

いつまでが秋?


背景が豊作の柿木。ちょっとわかりにくいか?

 「最近、発泡酒ばかりでビールを呑んでないなぁ。そろそろ(夏ほどには呑まないから)ビールにしない?」と妻に話したら、昼の買い物から帰ると6本パックの缶 ビールが玄関に。給料日前の"とりあえず"である。「珍しく何でか安くなってたから」と言うから何でかなと思ったら"秋○○の類"だった。「そろそろ"冬"が付く商品が出回ってくるからね」と言うと、「あ、そうか」と妻。

 昔ビールのサンプリング調査とかいう話で、一緒にどこかのリサーチ会社で"秋○○の類"を呑み較べたこともあったなぁと思い出す。秋の商品は、どちらかと言うと私の好きな甘みのあるものが多い。

 ところで、うちの庭では家の建て替えで地面をかなりいじったのが影響してか、今年は柿が大豊作である。格別に甘いという程ではないが、なかなか悪くない。カラスさえ喰いきれずに無傷のものも沢山ついたままになっている。

 これを見て秋は終わってるとは、まだ思えないんだが。


 最近ぱたりと消えてしまった本欄の 読書 だが、どうしたことか実際にしばらくはほとんど本を読んでいない。鞄の中に内田百間が1冊入ったまましばらく経つ。先週末はロシアのテロなど大きな事件もあったが、本欄としては山本夏彦翁の訃報も大きな事件だった。楽しませても学ばせてもいただいた。ご冥福を心より。

'02.10.11  小隊司令部

ようやく週末

 夜は寒くなって少しアルコールが入ってる位が丁度良くなってきた。それでも昼間は慌てて走り回っていると結構汗ばむ。
 もっとも、慌てて走り回っているつもりでも周りにはあまり伝わらないらしく、特に上司は前の人も今の人も私のことを余力があると見えているらしい。自分では余裕なく周りに当たり散らしながら仕事をしているキャパの狭い奴くらいに認識しているのだが、いずれにしてもあまり良いことではないのかも。まぁ本当はどうでも良いんだが。
 とまぁ、そんな訳でいつもの調子で終電直前のAngelに駆け込み、ビールとウオツカと珍しく定番化しているつまみをつまんで帰宅。家族はとっくに寝入っている。
 こんなに余裕がないのに週末の予定はのんべんだらり。反省して予定を立てる。法事(祖母の三回忌と祖父の七回忌)。除草剤を撒く。328iのホイルを洗う。VIVIOの納車1ヶ月点検。あと庭でビール呑んで終わりかな。…全然予定になってないか。

'02.10.6  小隊司令部

生活環境条例

 今週から千代田区で生活環境条例が施行となった。単なるスローガンではなく、罰則も用意されている。路上で喫煙すると最大2万円の罰金…である。

 ウェブの朝日新聞では「肩身せま〜い愛煙家、路上もダメ」という見出しが付いていた。見出しだけだとマイノリティの喫煙者に同情するかの様な印象を受ける。しかし記事内容はそうではないし、実際のところマナーの悪い喫煙者は多い。

 マナーが悪いというより、人格を疑いたくなる人も多い。だから件の条例も、いわゆる「愛すべき少数派の愛好家を迫害する条例」というのではなく、「反社会的で軽蔑すべき喫煙者故に必要な規制」というのが正しい気がする。

 大体がパッケージのラップを取るところから既に反社会的なことが多い。ピッと剥いでそのままシャッと地面に落とす輩をよく見掛ける。火が着いたままの煙草を振り回しながら歩く。そういう輩に限ってガキみたいに腕を振り回して歩く。火の着いた方を内側に向けていようが、人とすれ違うときに自分側に寄せようが"無神経の度合い"がちょっと違うだけで無神経には変わりない。煙は誰に掛かろうとお構いなしに吐く。畦道で手鼻をかむくらいのつもりかその辺に吸い殻を捨てる。酷いのは火が着いたまま捨てるが、かと言って、水溜まりや排水溝目がけて投げ入れる輩からは偽善的な言い訳が問わずとも聞こえてきそうで胸が悪くなる。

 条例になって良かった。早いところもっと広範囲にこの条例が適用されればと思う。一個人がいちいち注意していたら単なる喧嘩になってしまうので、どうか条例を楯に強く取り締まって欲しい。だからこそ、無理矢理に役所の職員を駆り出すのではなく、専業者をシステマティックに配して欲しいところ。そういうところに使う人件費なら、是非使って欲しいとまでは言わないにしても、少なくとも無駄じゃない。

 私自身は喫煙者であるが、路上で吸って投げ捨てたりしたことはない。煙草を吸う吸わないと人格の貴賤は別であると思うが、吸い方には明らかに人格の貴賤が出ている。酷い人だけさっさと取り締まられればよい。ちなみに私の勤務先がある神田・御茶ノ水地区は都内ワースト地域だそうである。

参考 「肩身せま〜い愛煙家、路上もダメ」(asahi.com)


今週は仕事多忙のため更新どころか記事も書けなかった。やれやれ。

'02.9.16-1  小隊司令部

3連休…ですか? の1

 敬老の日。と言っても敬う相手は近くにおらず、単に3連休…かというとそうでもなくて、働き者でもないくせに土曜日は仕事だった。

 日曜日は海松の髪を切りに吉祥寺へ。吉祥寺伊勢丹の中に子供専門のカット屋が入っている。妻が身重でとても海松の髪など切れない時に行ったことがあった。子供にブランド服を着せる家ではないのでまあ別に親が切ってもいいのだが、イベントが少ないので(笑)こういうこともあって良いかと。4歳児のカットに3,500円か。しかしあれだけ子供をなだめすかして盛り上げてるのだから、まあそのサービス代だねとは妻の弁。

 ところでこのフロア、他はコムサイズムで占められている。"家族向けコムサ"ということで、パパ・ママ・コドモ一揃いのブランドである。ブランドと言っても高くない物は高くない。「ユニクロが恐れるのはファイブフォックス(コムサのブランドを持つ会社)」と言われるだけのことはある。いや、聞きかじりだけど。それはともかく、そろそろ新しいオフ用の服が欲しかったので、海松が髪を切っている間、萌木を連れて店内を物色。家族向けと言うだけあって大半が子供連れ。オシャレな子供用お絵かきコーナーはちょっと作り過ぎな気がしたが、ベビーカーごと入れるフィッティングルームは良いかも。実際に役立った。フェイクレザーみたいな(みたいな?)パンツと、妻曰く「普通の服なのに軍服色」のジップアップのシャツを購入。裾上げを待って2時間も吉祥寺に滞留は出来ないので配送にして貰った。300円ならまあ良いかと。しかしそれだけに裾上げ700円は高く感じる。面倒臭いからもう良いや。不慣れな若い販売員さんにもあまり苛々しなかったのは子供に気を取られていたからか。その私以上に何かに気を取られていたのか、販売員クン、裾上げ代を計上し忘れていた。後で気付いたので指摘のしようもなかったけど。

■ zusso-f
■ コムサイズム

萌木、初デパート

'02.9.6  小隊司令部

新宿3丁目 ARETHA(アレサ)

 久しぶりにZOIDへ行った。8月は平常より1時間早い6時から営業していたのだが、結局8月には一度も行けなかった。もっともアナウンス通り開店していたかどうかは知る由もないが…(笑)。ともあれ、早く開けてくれと言っていた本人がそういう期間に一度も顔を出せなかったので、申し訳ないという愁傷な気持ちでとりあえず寄ってみた。

 で、まあ、相変わらずのZOIDだったが、マスターの方から「3丁目(新宿)で呑む際には」と店を教えてくれた。3丁目というと以前教えてもらったHENRY'SBARがあるが、あそことはまた趣の異なる店らしい。

 そういえばHENRY'SBARというと、随分前の小隊司令部発('01.6.2)に「〜店の雰囲気はとても良い。もっとも、ウオツカがフリーザーに入っていなかった段階で私の文法上はハズレなのだが、とりあえず、それだけで出てしまうのは勿体ないという位の店ではあった。〜」と書いていて、そんなことも忘れた頃に寄った時にウオツカはフリーザーから出てきた。以前ZOIDのBBSで、HENRY'S BARのお客の一人がおそらくは当サイトであろうウェブページのことを話していたという書き込みが、KEIさん本人からあったので、あるいは件の部分も読まれていたのかも知れない。それで変えたのかどうかまでは分からないが、ともかくありがたいことである。

 話を新しい店に戻すと、結構HENRY'S BARに近い所にあった。

 ARETHA(アレサ)の看板は意外に目立つ。伊勢丹クイーンズシェフの斜向かい辺りで、大きな通りに面している。看板の横の少し狭い階段を一直線に3階まで上ると入り口がある。3階と言っても外の通りから階段を見上げると見える。洒落た入り口だが、それ程お高い店ではない。小柄で明るいママ(?)が一人でやっているのでここも彼女目当ての男性客ばかりだ(私もか?笑)。意外に窓が広く開放的な作りになっているのが珍しいかも。

 ちなみに彼女はバーテンではないので基本的に"振りモノ"はナシ。ボトルを入れてたらたら呑む人向きかな? 個人的に、ナッツと一緒に出てくるお通しの枝付きレーズンがちょっとお気に入り。いいな、アレ。

 そうそう。ウオツカはフリーザーに入っていた(喜)。


細かく書かないけど、コロの件、コメントどうもネ。>各位