MAC&OTHER
公文書

'09.6.10  mac&other

最速! PowerBook G4 AL 12" …の故障

 PowerBook G4 AL 12"が故障した。

 と書くと「またこの人は数週間前の記事を間違えて再アップしたりして」と笑われるかもしれない。笑い事ではない。引き取りから1週間で、また壊れたのである。それも全く同じ症状なのだ。

 6月9日、故障後即座にアップルストアー銀座のページからジーニアスバーの予約を入れる。11時頃入れて6時間待ち。実はその朝は途中下車して戻すほどに具合が悪かったのだが、早退できなくなった。何とも間が悪い。

 間の問題じゃねぇよ。

 予約は5:40PM。画面には10分前には来て欲しいと書かれていたが、ジーニアスバーで待たされなかったことは1度たりともない。前2回は40分待たされた。地下鉄に揺られるだけでも具合が悪くなるので休み休みだが、それでも間に合わせようと行き45分。しかし案の定画面は3人待ちになっている。「あとどれ位待つんでしょうねーっ?」

 体調も機嫌も最悪な私はカウンターに通されたが、対応はすぐになされた。つまりあれだ、予約画面の伝言をちゃんと読んでいてくださっていて事態は把握されていた訳だ。

 対応は前回の受付と同じ人。多分ベテランなのだろう。こちらが毒突こうがくどくど言おうが、表情が固まったり対応が繰り返しになったりしない。こちらも具合が悪いから必要以上のことは言わないが。

 前回渡された「GENIUS BAR 修理規定」と、サイトからDLした「アップル部品90日限定保証」を熟読の上、下記の内容のプリントを筐体に貼り付けて渡した。貼っておけば伝え漏れもないだろうし、馬鹿でも読むだろう。

修理担当者様
■修理履歴
本機につきましては、昨年10月、今年5月に続きまして同症状での3回目の修理依頼となります。
■症状
AC駆動で机上でも文字入力などの軽微な作業中、「キューッ」という短い音を発した後にACアダプタのLEDが消え、メニューバー上のアイコンが充電中からバッテリ駆動に変わり、以後バッテリ充電ができなくなります。
■原因と対策
この故障について想定される原因はない、というのがジーニアスバーよりのご回答であり、かつこのケースの情報自体もストックされていないとのご回答です。
■修理内容の希望
前2回の修理は、単純に故障した部品であるDC-toDCボードの交換と伺っておりますが、3度目の再発となり、よもや同じ対応はされないものと考えております。
DC-toDCボード自身の不良の可能性は低くなったのですから、Flat Rate Repare Level2で交換できうる部品すべて(HDDを除く)の交換を希望します。
前回前々回にもお願いしておりますが、この修理でHD内容を初期化する論理的な理由は全く理解できませんので、規約上OKとはしていますが初期化はご遠慮願います。
これ以上御社製品の故障による時間の損失は我慢ができません。今週金曜までに修理を完了してください。

 ここで出した希望は概ね承諾された。

 DCin、DC-to-DC、メインの3枚の基盤はコンディションに関わらず取り替えるとのこと。

 不具合情報については、同じ症状は確かにないではないが、原因が同じかどうかは不明。例えば再現率の低い不具合がMLB自体に潜んでおりそれによってDC-toDCボードが損傷を受けることは考えられるが、再現率は低いので確証はないとのこと。いずれにしても今回は全て交換するのだからそのケース自体はなくなるのだろう。

 筐体を換えないのであれば、併せて筐体不具合によるショートなどの可能性を確認することを依頼した。以前修理をしたiBookでは、修理から戻ってきたのにフレームが折れたままだったりネジの固定が甘かったりしたので、そういう可能性も十分考えられる。

 本来、前回の修理代はまるまる返金して欲しい。駄目なら今からAppleCareを無償で付けて欲しい。どちらも前出の規定では無理なことだろう。なら少なくとも90日が過ぎてから壊れたりして欲しくないのだが、これも前出の規定では無理なことの様だ。



'09.6.6  mac&other

PowerBook Duoの起動音

 しばらくMacの起動音を聞いていなかった。OS8以前は確か起動時からは音を消しておけなかったのではなかったか。下手をすると数年聞いていない。

 起動音はともかく、今のMacが良くなったとは私には言えない。この数年のiBookとPowerBookの故障には正直うんざりしている。何せ各機毎年である。この対処はユーザーにはどうにもできない。秋葉の裏で買ってきたリペア用L/Bに交換とかで解決したりはしない。そういう時代を通過した私としては、そんなことを夢想したりする。PowerBook Duoを弄っていた時代はそういう意味では自由だった。

 Duoと言えば、数ヶ月前に気まぐれで引っ張りだした2300cを書斎に置き放しにしていた。Duoは稼働用のバッテリの他に、パワーマネージャ用のボタン型充電池を内蔵しており、これがへたると起動しなくなる。新品でもしばらく充電しないと使えない。その上数年放置していたのでさすがに駄目かと思いつつも、ACに繋ぎ放しにして忘れていたのである。

 半分気まぐれに電源ボタンを長押しすると「ブツッ」と音がした。「まさか」と思い画面を見るとなんとハッピーマックが出現した。数年ぶりの起動である。

 となれば、モバイル文字打ち専用機として使っていた250も気になる。低速だが電力消費も少ない68030CPUと鮮明なTFT液晶に最終型Type3バッテリーの組み合わせは、シリーズ最長駆動時間を誇っていた。iBook(Dual USB)に乗り換えるまで、メインにPowerPCの2300cを使いながらも、長時間モバイルには250を使い続けていたのだ。

 キーボードが繋がっていない基盤むき出しのこれに、ほぼ冗談のつもりでACを繋ぎ電源ボタンを押した。万が一壊れたところで構わないつもりだった。

「ジャーン!」

 そして聞こえたのが懐かしい起動音である。これ、動くんだ。

 自分の中のMac黄金時代を思い出した。

 


スケルトン筐体の2300c。フルカラー表示(と言っても32000色)だとVRAM容量の関係で表示範囲が極端に狭くなる。接点酸化のためかキーポードが全く効かないの外付けで操作。


メンテのまま放置(?)の250。TFTモノクロ液晶はバックライトなしでも鮮明表示で使用可能だが経年劣化で表示範囲が狭くなっていた。

ゴム脚が皆変質していたのには閉口。粘土状になっているのだ。これは何か…代替のパーツに置き換えておきたいなぁ。

件の内蔵電池。予備と外した奴が混ざっている気がするが…。

'09.6.3  mac&other

PowerBook G4 AL 12"の帰還

 実は文章で読むほど私は厭な感じの奴ではない。何かにつけ人の揚げ足を取る様な、執拗に絡む様な、そういうタイプの人間ではないのだ。大概の不条理も、他人の不手際も、苦笑いではあっても笑って受け流すことが多い。

 但し、8ヶ月間隔で同じ箇所が故障して、修理費合計10万円を請求する様なメーカーに対してはつい不快感を露わにしてしまう。人間的に未熟なのだろうか。世間の常識を知らないのだろうか。

 んなわきゃねーだろ。おかしいってApple。PowerBook G4 AL、なにポロポロ壊れてんだよ。修理の場合の保証期間は90日だってんだろ。文句あったって聞かねーじゃん。勝手に決めて勝手に守らせてるだけじゃん。

 と、修理窓口で毒突いた訳でもない。あくまで穏和なはず、であった。

 後で送り置きと思しき文書も読んだが、「昨年も全く同様の症状で預け、1年以内に再度故障。優先対応をしてください」と書かれていた。2週間予定が1週間で帰ってきた(と言っても前回も1週間だが)。

 だからさ、そんな物件なら慎重に渡そう。少なくともiPodの繋ぎ方がわからないとか言って持ち込みしてる顧客に「ありがとうございます」とか言われながら渡すのと同じ調子で爽やかに私に請求書出すのは止めてくれ。

 故障してるから直した(じゃなくて部品交換した、だよな?)とか聞かされても意味ないの。どういう場合に故障するかの情報もストックできてねぇメーカーに明日はあんのかって訊いてんだよ。サイトに上がっている情報が全てで、それ以外は存在しませんって聞き飽きてんだよ。

 そう。聞き飽きるほど、実のところ何回も訊いているのである。今さら改めて修理窓口の担当者に食って掛かるのは野暮なんである(そういう問題かよ)。悪かったとは思うよ。でも取りに行って受付から20分待たすなら、あと5分待たせて良いから顧客の履歴読もうよ。

 頼むよAppleよ。



職場のPowerMacからこの1週間のやりとりを受け取り中。


関連はないだろうが、同タイミングで過熱して筐体の溶けたハブ。これ、下手したら燃えてなかったか?
こやつです。

読書 「Story Seller」新潮文庫

前回雑誌で読んだ物の1巻目が文庫化されているというので読んだ。クオリティ変わらずで楽しめた。7本中3本が「2」に続編を繋いだ訳だ。ここで出会った作家を新たに読み始めようと思えど近藤史恵は文庫がない…。今さら伊坂幸太郎というのも面倒くさいし(何だそれ)。どうしようかな。


'09.6.1  日記  mac&other

故障

 また故障した。

 いや、今回はもうPowerBookの話ではなくて。それは改めてしつこく書くが(笑)。

 つか結局また修理5万円コースになった。Appleよ、いい加減にしてくれよな。毎年こんなにぶんだくるならただにしておけ。搾取し過ぎなんだよ米帝の奴隷制度主義者め。奴ら側で改善されたことはAppleStoreの対応がややマシになった程度。それも「わかりません」が「できません」に変わった位。小学生か。帝国主義的マネーゲーム野郎共の三流手慰み創作物はしょせんこんな物だということで。音楽プレーヤーや電話で詐欺の範囲広げてるだけじゃねぇかよ。

 と、まあ、昨年10月と全く同じ箇所の故障でPowerBookが修理センター送りになった後は気が荒んでおり文体も荒れてますがご容赦を。まあこれ位書かせていただいても罰は当たらんでしょう。結局書いてるか。

 さて、気持ちだけでなく身体も荒れ気味の5月だった。月頭に自転車自損事故で顎を3針縫ったが、この週末は腰部捻挫だった。

 日曜は娘達の通う小学校の学校公開日初日。平日勤務の親にとっては唯一の公開日である。中休みの時間に中庭で下の娘に見つかると、友達と2人で背中に飛び乗ってきた。そのまま背負うことはできたが、飛び降り損ねて頭を打ちそうになった子供を抱えながら背中から倒れ、腰を変に捻ってしまったのだった。前屈みにすらなれず、これでは通勤も無理だということで会社も休むことになってしまった。 なんだかねぇ。

 月頭に突然の休み。とは言え身体は不自由だし今にも降り出しそうな天気で全く何もできず。覚悟していた仕事の連絡すら2件程度。その上、今日休むとは言っていなかったのに、何を勘違いしたか下の娘は学童に寄らず帰ってきてしまった。

 おやつ。宿題。テレビ。人形遊び。まぁたまには良いか。