MAC&OTHER
公文書

'05.4.11  mac&other

USB+ワイヤレス、だけどローテク

 最近、MP3プレーヤーはiPod shuffleより台湾製コピー商品の方がFM付きで良いなぁなんて事を書いたが、電気屋の店頭を注意深く見れば、何もコピー商品でなくともそういう製品は既にあることを知った。

 ではすぐ買うのかというと、それもまあ。平生は音楽など積極的には聴かないし。何かかけるというとそれは専らクルマに乗っている時になる。プレーヤーはカセットデッキだけなので、カセットテープ型のMP3プレーヤーに惹かれたりする訳だ。でもわざわざ数万出す気があるわけでもない。今まではたまに気が向いたときに、助手席に置いたiBookのイヤホンジャックにカセットデッキ用アダプタを繋げて音楽を聴いていたのだけれど、短すぎるコードを延長するためにバラしたところ、情けないことにハンダで繋ぎ直せなくなってしまった。本当に情けない。

  そんなある日、ソフの店頭で変わった物を見つけた。

 USBで音を飛ばすアダプターの様だった。近くにいた店員に確かめると「これと同じ機能の製品は他には出ていない」そうだった。価格が価格なので効果は半信半疑だったが、失敗してもネタ扱いに出来る程度の価格だったので取りあえず買った。

 ところが繋いでみても当該バンドは全く音が出ない。不良品かと考えたが、店に持っていく前に何か解決策が転がっていないかと念のため検索をかけた。

 解決策はない。つまりそれは不具合ではなかったから。

 この製品、USBから供給されるのはMP3のデータなどではなく単なる5V電源だけで、"音"はイヤホンジャックの方から拾うのだ。取説が英語だから分からなかったわけではなく、説明が図だけでその図が分かりにくい。

 私は音楽の音質なぞまるで気にしない方なのだが、それにしても誉められた音質ではない。まあ何も鳴らないよりはマシといった程度だ。これで生活がどの程度豊かな気分で過ごせる様になるのか、ちょっと疑問ではある。


このまま運転しちゃまずいか。


メーカー名も生産国名も表示がないのは中国製ということか?  本体はそれらしいのにオーディオコードがダサ過ぎ。

WIRELESS FM Modulator SI-8351
1,980円


前回のblogの話とmixiの話に早速反応あり。どうもです。ぼちぼちとということで。

'05.3.6  mac&other

iPod shuffle

 ついにiPod shuffleが届いた。と言っても私のではなく妹の物だが。それにしても発表時に注文した物が届くのが今(※)でいいのか? アマゾンで注文したのだそうだが。妹に「玩具みたいだよ」と手渡されたが確かに一見何の機械だかわからない。硬質でつるりとした質感がeldon社のオフィスステーショナリーの様に感じる。

 現物は既にApple Storeで確認済みだったが、その時は意外に何も感じなかった。ちなみになぜそこへ行く必要があったかは過日の記事をご参照いただきたく。つまり既にして色眼鏡であったからなのだろう。

 さて先日来より「幻影城」のちさと嬢がiPod miniを買うつもりだと言っているが、聞けば使用目的は語学レッスンとのことで、それでは液晶のないshuffleは確かに向かない。その上シャッフルされて出て来たら…。いや、それはそれで"勉強"になるのか?USBコネクタをカバーする短いキャップの方にストラップが付くため、胸にぶら下げていたらすっぽ抜けてしまう危惧があると彼女が言っていた。でもなぁ、彼女の場合はバケットシートみたいに左右がホールドされるわけだからプラプラ揺れたりはしないと思うが…。コホン。そういえば胸元にある蜥蜴のタトゥーと似たサイズだから、筐体に蜥蜴のレリーフでも付けるというのもまた一興では。…我ながら何を書いているのかよく分からない。

 iPodのサイズ違いはそのままメディアの違いで、iPodは2.5インチHD、miniはCFカードサイズのマイクロドライブ。そしてShuffleはチップ。当然容量の割にはチップが一番高価なわけだが、それでも1000曲入るのなら充分なのにと思うのは、私が音楽を聴く習慣がないからなのだろう。

 何をぐだぐだ書いているかというと、要するに買ってみたいのである。どう使うかがまるで想定できないのだが。これを本末転倒と言うのだろう。

※確か2月末辺りのこと


'05.2.18  mac&other

iBook、4度目の画面表示障害

 何か忘れ物をしてしまっている様な錯覚に囚われながら私はこの2日間を過ごした。鞄の重量の大半を占めていたiBookが修理に出ていたためである。つまり、またiBookが壊れたのだ。詳しく書くなら「iBookを使うようになって4度目の画面表示に関する不具合に見舞われた」のである。

 まず置き方によって画面が消え、すぐにそれが頻繁になった。表示色の変色もなく、ひたすら真っ暗な画面はライトで照らしても何も映っていない。つまりバックライトだけの問題ではないし、LCDケーブルのちょっとした破損という風でもない。1台目のiBookを放棄した時と同じ症状である。

 連休明けに大出費覚悟で毎度のNCRに持ち込むと、この症状はAppleからリコールが出ているものに似ていると言われた。ビデオチップの不良によるものだそうだ。Appleで検査をしないと分からず、従ってNCRでは引き受けられないというのだ。送るか、Apple Storeに持ち込むか、そのどちらかしかない。仕事の溜まっている連休明けの月曜午前中に、私は秋葉原から銀座へ向かうことになった。

 やっと辿り着いた窓口では、早くても翌々日の上がりだという。それはまだ良いとしても、何とHDを初期化することもあると言われた。数時間預けて困らない程度のバックアップしか取っていない。それ以前にわざわざフォーマットまでする必要性が不明。なぜパーテーション1つでは対応できないのか? 結局一度社に戻り会社のHDに無理矢理バックアップして、満足行く説明はして貰えないまま初期化を許諾して預けた。

 果たしてHDは初期化されずに戻ってきた。修理もリコール対象と判り無償だった。

 私がAppleに好意的に事情を配慮するユーザーでなければ突っ込み所満載の対応だったのだが、まあ結果は良しとする。私が"好意的に事情を配慮"して、バラさないであろうフロントベゼルに希望事項を貼り付けて置いたのも奏効したかもしれないが。



iBookロジックボードリペアエクステンションプログラム


Apple Store Ginzaの2階が修理受付窓口となる。Genius Barという名称も何とも鼻持ちならないが、目の前に人がいても端末から"アポイント"を取らねばならないシステムもかなり何とも…。しかもなぜか記録できなかったし。担当者の対応は好感が抱けた。多分Appleが好きな人なのだろう。私も好きだ。無闇にHDを初期化するとか"工場"の作業内容をコントロールできないとか修理上がりの連絡が不備でしかも二重に違った連絡が入ったとか、そんなことがなければ尚好きになれると思うが。

読書 矢作俊彦「夏のエンジン」文春文庫

'05.1.24  mac&other

便利なUSBメモリ

 家電量販店のポイントが貯まり、何となくUSBメモリに換えた。今まで使っていた32MBの物で用事は足りていたのだが、たまたま数日間得意に預けることになり、何もないのも不安なのでもう1個という訳である。画像数点の受け渡しに使う程度なのでそれ程容量はいらない。せいぜい64MBで良いかと思ったのだが、128Mと200円ほどの差しかない。128MBと256MBは約1,000円違うので、じゃあ128にしておこうかということにした。

 今使っているグリーンハウスのピコドライブとはUSB1.1と2の違いがあるが、二周りほど大きいというのが気になる。とは言えこの製品に決めたのはとにかく色が気に入ったというだけなのでその辺は我慢するか。

 それにしてもこの数年でUSBメモリは随分と種類が増えている様に思う。確かにとても便利である。相手方のドライブを気にしなくて良いだけでなく、プラットホームも気にしなくて良いのはありがたい。広告屋はMacだが、得意のほとんどはWinである。その場でちょっとデータの受け渡しをするのに便利なのだ。

 しかも最近は1GBなんて容量の物まであって驚く。SCSIの2.5'HDを使っていた時代からすれば隔世の感…なんて書いている様ではもう古すぎるだろう。おじさんなのだ。

 でも1GBあれば、たとえば自分が扱っている大抵の入稿用DTPデータは入ってしまう。最近では1.5万円を切っている。決断するにはちょっと難しいラインなのだけど。ところがそれにMP3再生のための機能とインターフェイスがまるまる付いた製品が同じ様な値段で発売になるそうだ。言わずもがな、iPod shuffleのことだ。

 で、買うのかというと、難しい。そもそも音楽を聴き続ける習慣がないのである。せめてラジオでも聴ければなぁ、なんて言っている様だからやはりおじさんなのだろう。

EasyDisk light 128MB(IO DATA)2,500円(購入価格)