MAC&OTHER

'02.12.7  mac&other

新しい携帯電話

 ハイテク機器の進歩は日進月歩なので最新の物を買っても陳腐化が早いとよく言う。最新機種を無理して買っても、ひと月足らずのモデルチェンジでより低価格で高性能な物が発売されることもしばしばである(特にマックユーザーにはそれで苦い経験をした人は多いかも…)。

 ハイテク機器というだけでなくファッション性も強いとなると尚更で、携帯電話はそういったハイテク機器の代表と言える。更に私の場合はAUなので、他社と較べて機種選択の幅が元々狭い。だから自分の求める仕様自体がラインナップから消えてしまうということも多い。

 フリップタイプを長いこと使っていた。バイブのみにしてポケットに突っ込んで持ち歩くので、ボタン露出型は出来れば使いたくなかった。大体キーロックというのが煩わしい。掛かっているか否かが指先では確認できず、いちいち引っ張り出して目視しないとならないなんて何のためのキーロックなのか本末転倒ではないかと思う。しかし今使っているC305Sの代からcdmaOneにはフリップタイプがなくなったのである。仕方無しにC305Sにしたものの、何度誤操作でポケットの中から無言電話を掛けてしまったことか。

 また、C305Sの代でモノクロ液晶も消え去った。購入当時はそれでもカラーの方が電力消費が多くて駆動が短かったのだが。

 それにしても実質折り畳みタイプのみになってしまうとは。ボタン露出のみの時代よりはマシに思うが…。昔は折り畳みはデカい重いの代表格だったのだが今は100gを切る。

  而して、今度はそれが消えようとしている。カメラ内蔵型の"台頭"である。実は20gを我慢してカメラ付きにするかどうかはかなり悩んだのだが、撮った画像はいちいちメール添付で送らないと転用が全く出来ないことが分かった。デジカメ画像の大半をウェブ用に使う私としては、PCへ保存するためにいちいち高いパケット通信費を払わなければならないのは不条理である。唯一のストレージ対応の東芝製は他機種の倍額以上する上に、私の場合はSDカードのUSBリーダも必要になる。それならカメラ無しを買ってcheezシリーズのトイデジカメでも買った方がはるかに使いやすいだろう。

  と、いう選択基準でA1012K IIを買った。これを逃すと、軽量型は当分出てこない気がしたので。


 買い物ネタが続くようだが、携帯電話は貯まったポイントで買い替えたのである。…いや、なにもwebで言い訳することないか(笑)。

 

'02.11.24  mac&other

新兵器! だが…

 デジカメを買った。フジフィルムのFinePix S602。バリバリのハイエンド機である。今まで使っていたFinePix1500でもそれなりに用は足りていたものの、やはり突っ込んで何かやろうと思うとままならないことが多い。それ以前に1.5Mピクセル+デジタル×3ズームでは、娘の運動会すらまともに撮れないことをこの秋に実感した。

 外観を見て「まるで普通のカメラだね」というのが家人の第一声。妻には「(購入価格が)海松と萌木合わせてのひと月分の保育園代だよ」と言われながらも済し崩しに購入。つまり説得はできていないのだが…。母に至っては「お母さん、もうお金なんてないよ」とか言い出すし。さすがにそんな金あてにして買うほどの金額じゃないけど。とは言え定価では買わなかった。"荷崩れ品"(実際には開封されただけ)ということで、発売間もないのに4割引になっていたのだ。一方で保育園ってそんなに高いのか、の声もあり。いや二人預けならもっと高いことの方が多いが。その話はとりあえずいいか。

 難点は、そうだな…「これで撮って」と人に渡せないこと。自分でもまだまだ操作方法を覚えていないのだ。同じFinePixなら操作体系も同じだろうと考えたんだが、体系は同じでも量が違うのだ(笑)。

画像は同じ条件下で互いのカメラで撮った画像。
明るさが全然違う。
明け方に近くの道で撮ったもの。
…写ってる。

 

'02.11.20  mac&other

旧い機械

 先日、Duo-Zoneのtajiさんがカナダから日本に来ているということで、Duo-Zone周りのメンバーで集まった。久しぶりの"会合"だった。Macは相変わらず皆のメインマシンであるようだったが、Duoは誰にとっても既に現役ではなくなっていた。自分もDuoに触れなくなって久しい。そういえば最近は雑誌でも旧いPowerBookを使おうという企画をあまり目にしなくなった気がする。いや、自分が専門誌を読まなくなったせいかもしれないが。

 そんな私のところにDuo3台と周辺機器が届いた。POWERBOOK ARMYの飯嶋さんが処分されるというので譲っていただいたのだ。中には自分の持っていなかった物もあった。動作チェックを一通り済ますと自分の持っているDuoと一緒に本棚に並べた。

 ノートPCは常時携帯していればどこかしら壊すものだし、無くす危険だってある。中古の流通が多ければ予備も容易に入手できて自分でいじる際も安心だし、実際に貯め込んだ予備パーツに救われたことも幾度となくある。そんな訳でいつの間にか本体、周辺機器共に沢山貯め込んでしまっていた。

 でも何より、旧い機械に囲まれていると安らぐんだな(笑)。最新機材だと落ち着かない。クルマみたいに命を任せる訳でもないし、最新型だから調子が良いという訳でもないしで(ここが問題か)、しばらくはこれで充分だったのだ。

 ところで、これとよく似た感覚をずっと前に覚えたことがあったのを思い出した。学生の頃、スーパーカブを集めていた。初めは集めるつもりはなかったのだが、予備やら部品取りやら蓄えるうちに5台分相当のカブの山が出来てしまったのだ。ああ、あの時と同じか。

 再び棚に並んだDuoを眺める。ああ、これこれ。


 ところで件の会合の際、sayoriさんが栴檀林を観て「これは奥さんが偉い」とおっしゃっているという話を伺ったが、いや、まさしくその通りである。したがって旧いPowerBook位届いても波風が立つわけではないのだが、飯嶋さんには半分冗談で「内容をDuo"3台"とは書かないで下さい」と書き添えたところ「ワレモノ」と書かれてきた。「ガン具」やら「亜鉛ダイキャスト」やら「キシリア様の壺」などと書いてブツのやりとりをするワレワレとは違うね(笑)。