先日、Duo-Zoneのtajiさんがカナダから日本に来ているということで、Duo-Zone周りのメンバーで集まった。久しぶりの"会合"だった。Macは相変わらず皆のメインマシンであるようだったが、Duoは誰にとっても既に現役ではなくなっていた。自分もDuoに触れなくなって久しい。そういえば最近は雑誌でも旧いPowerBookを使おうという企画をあまり目にしなくなった気がする。いや、自分が専門誌を読まなくなったせいかもしれないが。
そんな私のところにDuo3台と周辺機器が届いた。POWERBOOK
ARMYの飯嶋さんが処分されるというので譲っていただいたのだ。中には自分の持っていなかった物もあった。動作チェックを一通り済ますと自分の持っているDuoと一緒に本棚に並べた。
ノートPCは常時携帯していればどこかしら壊すものだし、無くす危険だってある。中古の流通が多ければ予備も容易に入手できて自分でいじる際も安心だし、実際に貯め込んだ予備パーツに救われたことも幾度となくある。そんな訳でいつの間にか本体、周辺機器共に沢山貯め込んでしまっていた。
でも何より、旧い機械に囲まれていると安らぐんだな(笑)。最新機材だと落ち着かない。クルマみたいに命を任せる訳でもないし、最新型だから調子が良いという訳でもないしで(ここが問題か)、しばらくはこれで充分だったのだ。
ところで、これとよく似た感覚をずっと前に覚えたことがあったのを思い出した。学生の頃、スーパーカブを集めていた。初めは集めるつもりはなかったのだが、予備やら部品取りやら蓄えるうちに5台分相当のカブの山が出来てしまったのだ。ああ、あの時と同じか。
再び棚に並んだDuoを眺める。ああ、これこれ。
ところで件の会合の際、sayoriさんが栴檀林を観て「これは奥さんが偉い」とおっしゃっているという話を伺ったが、いや、まさしくその通りである。したがって旧いPowerBook位届いても波風が立つわけではないのだが、飯嶋さんには半分冗談で「内容をDuo"3台"とは書かないで下さい」と書き添えたところ「ワレモノ」と書かれてきた。「ガン具」やら「亜鉛ダイキャスト」やら「キシリア様の壺」などと書いてブツのやりとりをするワレワレとは違うね(笑)。
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