今日、やっと日本NCRのクイックガレージにiBookを持ち込めた。診断だけして貰ったという記事が6.24付けだったので、一月半何とか凌いでいたことになる。修理費が用意できなかったのと、なかなか営業時間中に行けなかったからである。
私のiBookの不具合は、開いたLCDの角度によってバックライトが消えてしまうというものだ。この不具合はApple
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Discussionでも数件報告されているし※、身近な人も同様の不具合に陥っていた。
ただし人によって症状は微妙に異なる様だ。私の場合は、起動中にLCDを広げ過ぎるとバックライトが消えるのと、「省エネルギー設定」で「オプション設定」の「スリープ解除オプション」を"コンピュータが開かれたらスリープを解除する"にして30°以上開くと、スリープ解除時に9割方バックライトが点かなかった。
先に書いておくと、この不具合は部品交換しないと直らない。
PRAMやら何やらをクリアしたり、周りをバラして組み直したりしてみたがダメであった。交換する部品はLCDのケーブルで、当然部品売りはしていないから正規のところに交換に出すのだが、私のように保証期間が過ぎていたりして有償の場合は税別25,000円(日本NCR)である。
ちなみにこの不具合をのらくらとやり過ごすことは可能である。
まず、前出のコンパネ設定で"コンピュータが開かれたらスリープを解除する"チェックボックスを外し、スリープ解除はリターンキーで行う。LCDの角度が悪くなければバックライトは結構点いてくれる。しかしこのチェックボックスに関係なく、なぜかフタを開くと勝手にスリープ解除してしまうことが多い。
その場合はミニライトを常備し、真っ暗なLCDを照らしながらカーソルを探し、メニューから一度スリープさせる。その後リターンキーで解除すれば、これも角度が悪くなければ復帰できる。
言うまでもないが、画面が見えないからと言って強制リセットを繰り返せばシステムに悪影響が出る。私はそれでコントロールバーの「AppleTalk
スイッチ」を壊してしまったらしい。パワーキー操作でいちいち電源を落とすのも煩わしい。
クイックガレージ秋葉原店の説明では、交換した部品は元の物と全く同じ物だという。特に"対策品"でも"バージョン違い"でもない。同様の不具合による持ち込みはあまりされていない様で、アップルからも特に連絡(リコールとか)はないとのこと。疑わしいのだが、そういう説明だった。
また、この様な修理店の常として「不具合の原因となる部品の交換まではするが、不具合の原因の特定はしていない」と言う。それも真っ当な返事ではある。
つまり、原因不明で、全く同じ部品に換えているだけなわけだから、同じ使い方をしている限り、また同じ症状が発生して25,000円掛からないとも限らない…ということになる。
やれやれ。
その時までにはなんとか、LCDケーブルがU&J
Mac's辺りに出回ってくれていることを切に願う。もちろん自分の分解スキルも上げておかねばならないが。
そういう顛末。読んでる?
prophetさ〜ん!
※「
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ディスプレイの角度を最大にすると画面が真っ暗になってしまいます
」など。閲覧に登録がいるのでリンクはなし。
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