MAC&OTHER
公文書・資料班

'02.4.26  mac&other

iBookにアクセサリー

 iBook用にアクセサリーを少しばかり購入した。いや本当に大した物ではないが。

 USBポートに挿して使うライト。パッケージにも写真が載っているしネーミングからしても旅客機内で使うことを想定しているらしい。しかし私は出張は皆無だし旅行もしないので旅客機に乗る機会はほとんどない。夕方のデパートの駐車場で妻を待つ時とか、娘を寝かしつけるまでの間枕元で何か書き物をするという時に、タッチタイプの出来ない私には絶好のアクセサリーである。シート状の発光体でキーボードを裏から照らせれば美しいと思うのだが、技術的にはちょっと無理そう(自分には)である。

 液晶側にライト部分だけをクリップで留めてコードでUSBから電源をとるタイプなら他に2〜3種あり、その方がUSBポートに負担がなくて良いかと思ったが、デザインはこちらの方が良い。もっとも、同種の他の製品と較べて若干高めではある(KENSINTONだから?)。当初心配していた程には取り付け基部のがたつきはないし、本体の"プラチナカラー"の色合いがiBookによく似合う。

 ところでパッケージには「やさしいLEDの光」などとと書かれているが、青白いLEDの光がやさしいわけはない。意味のないコピーはパッケージを乱雑にするだけなのでやめた方が良いと思うのだが。


USBノートパソコン専用ライト「Fly Light」KENSINTON 2,980円/シリコーンゲル発泡体リストパッド「WRIST FORM for iBook」章英 1,799円

 一緒にリストパッドを買ったがこちらは失敗。会社のデスクで連続使用する際に、例の左側の発熱が不快過ぎるため緩和できればと買ったが、効果はさておきとにかく色が目障りだ。グリーンは好きだが何で蛍光グリーンなんだ? 我慢できると思ったがちょっと駄目みたい。捨てるには勿体ない値段なので希望者がいれば差し上げたいのでメールをどうぞ。

'02.4.3  mac&other

動いてますか? Duo

 POWERBOOK ARMYの飯嶋さんがMacTreeの「林檎いとしや」にPowerBook Duo280のことを書かれている。飯嶋さんの280は、本文にある様にしばらくPBA会議室用のサーバーとして使われていた。その時のURLがhttp://duo280.powerbook.org/conference/〜となっていたので、当時Duoにのめり込んでいた自分は書き込む度に、房総の彼の地で稼働するDuoを実感したりしたものだ。Duoはサーバーにしては拡張性がほとんどないのだが、何と言っても省電力の上にバックアップ電源付きでお得である。

 私のDuoは家の建て替えのために全て梱包したままになっていた。先日約4ヶ月ぶりに電源を入れたがさすがにどのバッテリも具合が悪くなっており、まずはリチャージャにかけた。モバイルに限らず全ての作業をiBookのみで賄うようになっているので7500/G3などは梱包したままで用が足りるようになってしまっているが、Duoだけはと思って引っ張り出した。外装はスケルトン計画で作ったグリーンスケルトンの筐体。かつてはほぼ毎日持ち歩き、飯嶋氏ほどではないにしてもあれもしたしこれもしたマシンであり、しまい込んだままにする気にならない。家庭内LANの画像サーバにしようかと考えてはいるのだが…。


 AXIAのカードサイズデジカメを店頭で目撃。これの発表の当日だったかのDuo-Zone周りの集まりで話題になり、それ以来現物を早く見たくて仕方なかったのだがやっと見ることができた。少し前にそろそろ売り切りムードになったChe-ez! spyzを本気で買うつもりでいたのだが、思い止まって正解だったかも。まあこちらも今買うわけではないが。薄さもさることながら電池が内蔵でUSB充電なのが良いなぁ。これでもう少しマシなデザインだったら…。

'02.1.31  mac&other

インターリンクケーブル

 ちょっと買いそびれていたデバイスを先日購入した。「USB接続インターリンクケーブル UTU-01GTR」(Justy)は、USBを使ってピアトゥーピアでMacとWinまたはWin同士を繋いでデータのやりとりができる。
 私は職場でWin機とiBookを並べて使っている。相互のデータのやりとりが頻繁にある。私有機でそういう環境にしているのは、私有機でもなければいろんなデバイスを試したりする訳にもいかないということでもある。…まあ、好きでやっているのだが。

 WinのデータをMacに移すにはいろんな方法があるが、その逆は比較すると少ない。Winは標準ではMacのメディアを認識しないからだ(その逆は可)。そのため大抵はWinフォーマットしたFDやMO等のメディアにいちいち移して取り込む。ネットワーク上で認識させる高価なソフトは色々出ていたが、USBの普及によって簡単に接続ができる様になった。同種の物に「Easy A/D wire」(ヒッツ コミュニケーションズ)と「直結USB Mac←→Win」(クエスト)があるが、いずれも先行で、本製品より値段はちょっと高い。USB接続インターリンクケーブル」は'00年11月発売で3,980円。

 Macと他機種を繋ぐものというと、私は以前「XIN XOUT」(電机工房)のMacとモバイルギアを繋ぐタイプを使っていたが、しょっちゅう双方が固まって再起動となり、お世辞にも安定して使いやすいとは言える物ではなかった。この手の物にはそういう先入観があったがそれとは全く別物だった。

 この製品ではUSBで繋げたMacとWinが同時に接続用のアプリを立ち上げている必要はあるが、これはまあ大した手間でもない。不満点としては、互いが初めに認識する場所に特定のフォルダやデスクトップをあてがっておけないこと。そのため毎回目的の階層を辿っていかなければならないのが煩わしい。また、Winへの接続は毎回AかCかドライブを選択しなくてはならない。それと、ファイルコピーはドラッグドロップでできるものの、これはそのアプリのウインドウ上だけの操作で、例えばデスクトップから直接は行えない。

 とはいえUSBで簡単に繋げられ、ファイルのやりとりができるようになり便利である。気のせいか他人のファイル移しを頻繁にやらされるようになったような気もするのだが…。

インターリンクケーブル
何やらサイバーな感じのモールド。

Macから見て
双方で起動中の付属アプリ「USB Databridge」の画面(クリックで拡大)。(上)iBookのデスクトップ。上がMacで下がWinのCドライブ。(下)配置がWinぽくないが、Let's Note mini。こちらは上のウインドウがWin。
Win?から見て


ヒッツコミュニケーションズのサイトに繋がらないのだが、この会社、今はないのだっけ? 知っている方教えて。
追加(1:30)「青組」にちゃんとヒッツコミュニケーションズの情報が載ってた。失敬。しかし絶妙なタイミング。

I : バルク品ですか。メーカーのヒッツ・コミュニケーションズは昨年の11月か12月に倒産していたはずですので、処分品なのでしょう。


だからさぁ、多少毛色が変わってたって政治は体制と体質なんだって。小泉とて自民。しかし田中も自民から出ることはないだろうという点がまた悲劇というか何というか。どうでも良いがそれでも次官は退職金数千万で、思い上がり年寄りタレント議員は参政権剥奪とかなくて良いのかね? 

'02.1.??  mac&other

再々考

(思い直してケーブル導入に踏み切る話を書いたのだが、引っ越しのどさくさで紛失してしまったらしい。引っ越し荷物じゃあるまいし…)

'02.1.19  mac&other

再考

 考えてみればおかしな話なのである。

 「信用できない会社だが、選択肢がないので申し込む」だなんて全然ロジカルではないのだ。ましてや何の縁もない。縁がないどころかまともに営業活動すらしてくれなかった。「貴社のサービスを受けたい」とこちらから電話をしてから何が嬉しくて4回も相手の電話を半日以上かけて待ち続けねばならんのだ。「こちらからお電話します」を相手が喜ぶと思ってはいけない。待った電話はこちらの都合お構いなしなのだ。事実4回の内1回は運転中、2回は食事中に掛かってきた。…やめると決めるなりなぜか腹が立ってきたな。1.15に書いた某ケーブルTVのネットサービスの話である。今更「某」と書くのには訳がある。ウェブ上であまりに評判が悪いのだ。そんなことで検索に引っかかるのも何だし。

 先日記事をアップしたらそれに関するメールがあった。Duo-Zoneのご意見番こと…ここでは仮名で"n-chan"としておこうか。こんな内容である。

僕も一昨年の暮れに契約しましたが、結局メールが開通せずケンカ別れをしました。
僕のトコは、J●●●大和でしたが、ネットのサポートは1ヶ所で対応しています。
ここの対応がお粗末な事この上ない状態でした。
対応の改善が無い限り料金は払わない手段で対抗しましたが、去年の春先にサービスを停止されて
それっきりとなってます。
出来る事なら他の接続方法をご検討になられるのがよろしいかと思います。

 なに!? あの穏和なn-chanがケンカ別れとは! それはともかく調べると自社およびそのサービスを提供する関係各社以外の情報は「J社、いかがなものか」ばかりなのである。やっと完成を見ることになった我が家、ここにきて大きな障害が立ちはだかった。

 つづく。

'02.1.15  mac&other

ケーブルネット

 家の建て替えを機に"ケーブル"を敷くことにした。一時期とは違い首都圏ではどの会社からもエリア外ということはないようだが、多くの地域でサービス会社の選択はできない。私の住んでいるところではJ-COM西東京のみとなる。

 万が一線が来ていないとまずいので、まず去年の秋口に「まだ先のことですが」との前置きで打診してみた。本社が近くにあるので直接訪ねた。サービスはTV・ネット・電話の3つからの選択で、私はTV・ネットを希望したのだが、営業担当は自社電話サービスのメリットを繰り返し説明。面倒になったので適当に「検討する」ということにしてやり過ごし、まずは線が来ているかの調査をしてもらう。結果を連絡するということだったが、留守中に一度電話があってそれきり。何だかな。まだ先のことだったのでそのままにしたら、本当にそのままになってしまった。

 で、引っ越しまで一ヶ月を切り、直接窓口に行った場合の煩わしさを避けてオンライン申し込みを試してみる。3日間音沙汰なし。申し込んで翌日付くものでもないだろうし、不安になってくる。

 そしてフリーダイヤルで申し込みをしてみる。朝10時半から電話をして、"担当"を回し回されやっと実務的な話ができる"営業担当"にたどり着いたのが4回の連絡待ち(「担当者から連絡させます」というアレ)の末に16時。希望サービスが念押しされる。おまけに「打ち合わせ、水曜日はいかがでしょう」と来た。私は腹を立てていると早口になるので5秒位で「建て替えということはとうに申し上げてあるし…それがあなたに対してかどうかは覚えていないがあなたの会社の何人かの電話応対をした誰かで、とにかく今の住まいは仮住まいで他の所にある。そこに平日仕事をして帰り着くのが8時以降とか遅い時間で、そこから現地に行って打ち合わせができるなら水曜日でも良いですが」と言いそうになったが、結局「平日は8時以降しか帰れませんが、打ち合わせできるのですか?」とだけ言った。打ち合わせは土曜出勤翌日の日曜の午前中になった。

 TVがなくても生活に支障はきたさない。ネット接続には何通りかの方法を持っている。しかし、電話回線が駄目になっては途方に暮れてしまう。J-COMはインフラとして使うにはかなり不安なシステムの会社と認識した。NTTとは較べ物にはならない。とりあえずこれが結論。TV・ネットだけで結構です。電話は御社には移しません。いやホントに。


 「MAC LIFE」廃刊。ムック本にはPOWERBOOK ARMYの一員として2度載せていただいたし、本誌では執筆と取材の2回、結構な大きさの誌面で扱っていただいた。もとよりしばらく定期購読していた愛読誌でもあった。残念、としかコメントできず。
 1インチって何センチだったっけ?? なんてこと考えながらよく納めたなぁと感心していたら、あ、筐体のサイズが違うのかとやっと気付く。「
新しいiBookは(大きさ、厚み共に)本来のiBook」というのはDuo-Zone tajiさんの意見だけど全く同感。しかし12インチと全く同じデザイン・色ってアリか? 今日行った家電屋に400リッターと460リッターの同型の冷蔵庫がちょっと間開けて展示してあったけど、視覚的に違いが全く分からなかった。あんな感じだな(どんな感じだ??)。

'02.1.10  mac&other

同窓生

隊長
ここでは最近の出来事・事件への雑感、HPの更新記録などをお届けしています
もちろんタイトルの隊長問答は我がハンドル名小隊長にちなんで命名しました!
隊長を利子を表しています。

1月10日

舎:"総本山"が休養宣言を出しましたけど、周りのコメントもポチポチ出てますね。

小:マイカルみたいな派手な幕引きでないな。

舎:何を割り引くんですか!?

小:大体ウェブなんざ、いつ終わったんだかわからないまま消えるサイトが多いんだが「Duo-Zone」はキッチリしてて良心的だよ。

舎:先日の書き様とはニュアンスが違うような気がしますが…。

小:だってよ、「Duo-Zone」が止まっちまったらウチは何を拠り所にDuo系サイトを続けていけばいいんだよう。

舎:とっくの昔にそれは頭になかったと思っていました。

小:ま、ダイヤリー/エッセイをトップから外したしな。

舎:栴檀林サイトの各ページのトップは、タイトル+「小隊司令部発」(ダイヤリー/エッセイ)というスタイルだったのが、今のスケルトンDuoが表紙のものになってから外れてしまいましたよね。

小:「小隊司令部発」もエッセイとガンネタが多くなったしな。2周年の時の調査では3つのトップページ中「Duo-Zone Tama」がダントツのアクセスだったんだけどね。

舎:今後DZTはどうなるんでしょう。

小:別にこのままだよ。あくまで栴檀林サイトの一部という位置づけだしね。「青組」の様な"移行"も、ま、求められてもいないだろうし。

舎:あの…「Move! iBook」というコンテンツは一体いつ…

小:しかしHeroさんは相変わらず気の利いたこと言うな。

>これからの『Duo-Zone』は、「Duoを使う人の集まり」ではなくて、「Duoが縁
>で知り合った人の集まり」

な?

舎:いや、「な?」ではなくて…。しかし周辺には何かまた企てがあるようで。

小:あー、うちもあるある。スゲー改造Duoを作ってなぁ。

舎:休養宣言してケジメつけておいた方が楽ですよ。ウチの場合は。

'02.1.7  mac&other

Duo-Zone 休養宣言に寄せて

 流行っているウェブページというと、ニュースの早いところと資料性の高いところが主になる。これは自分がサイトを立ち上げた3年半前と今であまり変わらない。どちらも自分には向かないし特にやりたい訳でもなく、軸は仲間内向けの会報ということにした。基本的にやりたいのは表現とか創作といった方面のことなのだが、いずれにしても今後「やり遂げ」たということにはならないだろう。

 しかしページの題材を旧い機械とするなら自ずと終わりは見えている。ましてやPCはクラシックカーの様に長く扱えるものでもない。Duoもそろそろ中古市場で想い出のマシンとなりつつあるし、SCSIもADBも近く土産物の様になってしまうだろう。それでもDuo-Zone周りが盛り上がってこられたのは、一つにはそれだけDuoが個性的な道具だったということであり、もう一つには今までまとめきれた人がいなかったという事であると思う。

 そしてDuo-Zoneが休養宣言をした。

 改めてDuo-Zoneを見て回ると、ニュース性は当然としても、コンテンツの資料性もあまり高くないことに気付く。一方で、ここでやるべきだったことというのが、先日完売した自費出版本「DuoBasics」に集約されているということは関係各サイトの記事で分かる。しかし新たに訪れる人にとってはその経緯自体は無関係なことである。彼らにとってDuo-ZoneはあくまでDuo情報の総本山であるのだから。

 休養はするが辞めるわけではないとのこと。ここに私は期待している。あえて書くがDuo-Zoneには「待て」と書かれたままになっている部分が多い。会員募集にしてもメールマガジンにしてもその他このままで良いわけがないと個人的に思う。オープン以来約52万ものアクセスがあるのだから、表現者として読者に対する責任のようなものもあって然るべきだろう。tajiさんは不言実行の人なので、オトシマエはやがてつくのだろうと思うが、とりあえず4年4ヶ月お疲れさまでした。

 あ。Duo-Zone Tamaはとりあえず当面はこのままです。