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公文書

'10.12.22  告知 

コメント欄再開のお知らせ

 純粋な告知で更新するなんて、本当に久しぶりのことだな。ちなみに告知だけではさすがに原稿用紙2枚は書けないので、[告知]カテゴリーは800字ありません。そんなこと気にしてるのは自分だけだが(笑)。

 さて本題。アサヒネットがスパムフィルタを強化して、従来コメントにはIPブロックしかなかったところに「クイズ認証」というのを導入した。悪意あるスパムコメント自体が無くなるとは思わないが、少なくとも自動書き込みはこれでできなくなる(のだろう?)。という訳でコメント欄を再開している。

 実は過日サポート担当に画像文字認証の導入はないか質問をしたのだが、その時は実装予定無しとの回答だったため、失意のままコメント欄を閉じていた。しかしちゃんと対策を考えてくれていたのだ。良かった良かった。

 連絡所(BBS)も、結局以前よく利用してくれていた人しか書き込みなかったし。ブログへのコメントがBBSというのは違和感が強いのかもしれない。(あ、やすさんのところはずっとそうか)

 そういう次第で改めて書く訳だが、コメントはいつでもいつのにでも大歓迎なので宜しく。

スパムフィルタ設定の機能強化のお知らせ(アサブロinformation)


'10.4.4  告知 

【予告】月曜から1週間、本欄では掌編小説「3周のキスと零れ落ちた髪」の連載をします。

 以前の試みが特に好評だった訳でもないのだが、また連続掌編小説をやることにした。それも毎日更新で1週間の連載である。規格は本欄のいつも通りで原稿用紙2枚分。

 実は書いたの自体は少々前で、暫く“熟成”させても良い気はしたが、今の時点でこれを過去の作品として出しておいた方が良いと思ったもので。きっかけは書いてもつまらないことなので書かない。

 創作物のコンテンツを更新して「こういうのを作ってこそあなただ」というコメントを貰うこともある。この数年で自転車の話題が極端に増えたけれど、骨折のためにあとひと月ほどは乗れない事だし、まぁたまにはこういうのもあって良いかと。

 「中身が何であれ、一杯の容れ物に入れた物は零れるし、何でも良いからと入れて埋めようとしても、入れる物など見つけられない」という話のつもりなんだが、読めば単なる官能小説かも知れない。タイトルは恋愛物っぽいが。

 以前、久しぶりに会った女友達が、本欄を読んでいたそうで「どれだけ彼女がいるんだか」などと言われたことがあった。いる訳はない。というかそんなに恋愛事ばかり書いていたかな。何にしても、書くこと全てが体験でなければならないなら、物語というものは書けないだろう。

 そんな事をわざわざ書くのは、今回のお話がもし体験取材による物なら私は大変困った男ということになるからだ。現実の知り合いも多いので困るわな。少し前に変なルポ物を続けて読んでいたことを思い出していただけたら幸いだが、これは言い訳臭いか。

 それはともかく、過去の物と合わせて読み、我ながらこれは…と思う点もある。舞台の殆どが酒場という点だ。これは何だろうな、もうちょっと何とかしないと。酒場で記憶がなくなるくせに、酒場の記憶ばかりという矛盾。…いや、矛盾はしていないか。

 酒場や酒にいろんな事を依存し過ぎなのかもしれないね。


趣味の話や自転車のメンテ等々は、また来週ということで4月12日から。RC20のフロントフォークをいよいよ交換。と同時に立ちはだかる壁。あわやアルテグラのSTIレバー全バラメンテナンスか? をお送りする予定(笑)。

'10.2.28  告知 

東京都新宿区歌舞伎町の肉汁うどん「かめ福」

 歌舞伎町の酒場で初めて会った時の彼はラスタヘアーだった。しかし意外に清潔感があり、しかも礼儀正しく当たりも爽やかな好青年という印象だった。それがH君だ。冗談の様に漫画チックなマダムキラーのエピソードや雑食系な(あるいは人間愛に満ちた?)女性関係を幾つも聞いていたのだが、それらはあまり彼自身とは結びつかなかった。噂はきっと誰かのやっかみなのだろう。うんうん。

 その彼が、歌舞伎町で店に出るという話を最近聞いた。それも水商売などではなく、うどん屋だという。…うどん屋? これは面白いので行ってみることにした。

 場所は、歌舞伎町と言っても西武新宿寄りの端の方で、あまりゴミゴミした所ではない。大久保公園沿いで真野美容専門学校並びのこぢんまりとした店である。最近はよく吉本興業のイベントなんかをやっていたあの公園だ。お馴染みBar Black Lungからも近い。

 うどん屋と言っても「そうまで言って何がうどんだ」と訊きたくなる様な流行の傲慢な店ではない。気安い感じの建て構えで、明るく清潔でシンプルである。

 カテゴリーは肉汁うどん。それが「かめ福」である。どんなものなのだろう。店の説明シートでは、関東の郷土料理の一種だという(cf:Wiki)。そこに関西出身のH君がいるというのもミスマッチだが、肉汁うどんはミスマッチどころかこれがなかなかである。

 大体、うどんなのである。蘊蓄たれて訳知り顔で食べる喰い物じゃない。旨くて腹が満たされればそれで良しだ。汁は甘く、肉は軟らかい。汁だく牛丼の様だが、何よりごつごつとした食感で塩味の効いたうどんが「どすん」と入っていて頼もしい。サービスのあげ玉をいくらぶち込もうが七味を撒き散らそうが誰も文句は言わない。

 多分、流行ってしまうのだろうが、それでもH君は気安い笑顔で出迎えてくれるだろう。

新宿区歌舞伎町2-42-2 肉汁うどん「かめ福」
営業時間11:30-21:00(暫定)
肉汁うどん 700円 ビール 350円


これが肉汁うどん。撮る前に食べ始めていてすみません。


この場所にあるとは思わなんだという場所。入ってすぐ右に食券機あり。

読書 久住昌之原作/谷口ジロー作画「孤独のクルメ」扶桑社(再読)

本当はコレ風の文体で書こうかと思ったのだが…。食べ終えた帰路で書き上げてしまい、「しかし今はとても… だめだ頭が回らん…」となった。ちなみに何で再読していたかというと…。会社でM嶋さんがよく見ている食道楽系ブログ「そんなに食うなら走らんと」で何と作中の店を巡っていると聞いて見に行ったためである。数店載っていたがまず見たのが何と大山町のハンバーグ・ステーキだった。だけど物凄く旨そうに食べてしまうんだよな。私も骨折が治ったら江ノ島まで走って「江ノ島丼」でも食うかな。ちなみに元茅ヶ崎市民だが江ノ島にラブロマンスの想い出はない。