随筆/myhome
公文書

'07.1.30  myhome

梅はまだかいな

 『青赤自転車で行こう。』「ブログを続けていてよかったと思うのは、過去の記録が残っていること」と書かれていた。つぴぃさんは野草の観察などをされているので、季節毎の良い記録になっているという話である。そういえば自分も本欄を見返しては庭の状態を昨年と比較して手入れの基準にすることがある。園芸用の記録でも付けていれば良いのだろうが、あいにくそういう習慣はないし、それだけ残していても読み返すかどうか。

 それにしてもうちの庭は世間と較べて花の咲くのが遅くはないか? ご近所でもある彼女のブログを読むと、割に近くにある公園で梅が開花しているらしいのだが、我が家の庭を見てみればやっと白梅が開花しているものの、梅も枝垂れ梅もまだまだ蕾のままだ。ちなみにロウバイなんぞは開花する前に鳥に啄(ついば)まれている次第である。

 そういえば先週辺りにお隣が庭の芝を焼いていたが、うちもそろそろやった方が良いだろうか。昨年やって効果らしきものは実感できなかったのだが。そろそろ部分的に青くなってきているじゃないかとよくよく見ればそれは雑草だった。やはり焼くか。

 “記録”によれば、2月後半には敷地周辺の除草剤散布と梅のアブラムシ対策を始めていたのだった。今年はテラスに出ても自転車をいじるばかりで庭に気が向かなかった。少し暖かいとすぐ自転車に跨って出かけてしまうし。今年は特に暖かいから前倒しで害虫対策は打っておかないとなぁと考える。

 そんなことを考えるのも本欄があるからというだけで、私自身はあまり園芸向きの人間ではない。大概思いつきで作業をするし、そもそも草木の名前もよく知らない。実のところ家人全てがそうであり、母が「桃が咲いている」と言うのでそうだと思っていたら、それはそのすぐ隣に植わっていた白梅だった。そもそも咲く時期が逆じゃないか。

 週末にでもと考えていたら雨なのだそうである。そんなものは平日降っておいてくれ。


梅は節に花芽が1つ。桃は2つと葉芽の計3つが付く、という違いだそうな。


今年こそは綺麗な実で旨い梅酒を…。


花開く前に落とされてしまうロウバイ。

読書 平 安寿子「素晴らしい一日」文春文庫(再読)

 読む物が途切れて、それではと少し前に読んだこの本を引っ張り出してみた。いつ読んだのだっけとgoogleでサイト内検索を掛けると去年の7月。まだ1年も経っていないのに読み返して面白いというのは珍しい。筋は覚えているのに気にならない。