myhome
公文書・資料班

'02.8.21  myhome

「ミサワホーム 欠陥住宅」

 テレビドラマの影響か、「欠陥住宅」という言葉が流行しているらしい。戯れにgoogle「ミサワホーム 欠陥」と検索すると647件中1位 、「ミサワ 欠陥」で736件中1位、「ミサワホーム 不具合」では251件中1位、「ミサワ 不具合」で370件中2位が我が「ミサワホームで建て替え」である。

 で、先日の台風来襲。雨漏りしました。サッシの上端から室内に雨漏りしました。調べていただいたところ、サッシのシャッター収納部の不具合で、工場サイドの不具合とのこと。

 いや、もう、ディーラーの不手際だろうと、下請けの手抜きだろうと、工場の不良品だろうと、私には関係ないですよ。35歳で35年ローン組んでる私はミサワホームのグループに馬鹿にされて人生終わりですか? いやあ、頭きますね。どうにかしてくださいね、ホント。いや、ホントに頭にきてますよ。分かっていただけてないならちゃんと主張するよう努力を惜しまない覚悟ですが。つたない方法ですが主張続けますので。

'02.8.1  myhome

床下のボルト

 先日、漫画家・みやぞえ郁雄さんから著書が送られてきた。「マンガでわかる住宅業界 家づくりの現場 熱血棟梁!一平太が行く」という本だ。とてもわかりやすい。まずタイトルだけで何の本かわかる(笑)。この漫画は「日経ホームビルダー」(日経BP)という"住宅技術者のための月刊の実務情報誌"に連載されていたものである。先日まで山本夏彦を読んでいてコレというのも妙な偶然である。みやぞえさんとは販促用の劇画小冊子の制作営業担当として2度ご一緒したご縁である。本の内容は、要するに注文住宅は素晴らしいという主旨のものなのだが("住宅技術者"向けの雑誌の連載だったのだから当然だが)、これを読んでいれば我が家の建て替えはもっとスムースだっただろうか?

 ところで先日某fujimotoさんと電話で話した。用件1分雑談10分という相変わらずの話だったが(笑)、その中で、栴檀林を見ると最近は家の話もほとんど出てこないので話は収まったのかと訊かれた。

 実はつい先日も工事が入ったばかりなのである。入居から半年経っているのだが…。寝室クローゼットの釣り戸の表面が剥がれ上がってきたのと、廊下の床の軋みが気になったのである。前者はメーカーのクレーム交換となり、後者はフローリングを剥がして原因を追及することになった。2Fの廊下は、メーカーの仕様にはない1F〜2F〜屋上に繋がる階段を設置するための工作を施したユニット上にある。階段設置のためにはユニットに鉄骨を渡す工作が必要だった。今回の調査でフローリングを剥がして驚いたのは大工の方だった。その鉄骨を固定するボルトが締められていなかったのである。刺さってはいるがカラカラ回るのだ。発見できて良かった。と、いう問題でもない。

 件の本の中に「施主には施主の仕事がある」という行(くだり)があった。要所要所で確認をすることもその仕事の一つというのだが、私も何度か建築中の現場を見に行ってはいる。しかし、鉄骨のボルトの締め忘れまでは…さすがにいくら何でも発見できなかった。


フローリングを剥がした床。

締められていなかったボルト。

'02.7.21  myhome

思い付き芝刈り

 日が陰ってから、思い付いたように芝刈りを始める。庭の端では、この夏ますます衰えの認められるコロが、私の作業を無言で見つめている。

 ズガガガーッと、旧い非電動芝刈り機がうなり、雑草ゴミ箱用にしているプランターがすぐに一杯になる。私は根性なしなのでビール(発泡酒)付き。おかげで蚊の洗礼を受ける。微風があるだけで蚊取り線香も効果が無い。

 また雨が降り、陽が照り、芝やら何やらが伸びるのだなと。夏を感じる。

'02.6.27  myhome

隣家

 建て替え中の隣家H邸もやっと内装が終盤に差し掛かりつつあるらしい。我が家は母の希望に添い「長い工期で周りに迷惑を掛けたくないので」ユニット住宅にしたが、隣家は完全オーダーメイド。次男が設計屋なのだ。なにしろ工期が長い。うちは9月に解体し、予定よりひと月延びたとは言え1月には引き渡しとなった。隣家はうちより先に家を空け、今やっと内装である。まあ、すぐ近くで3階建てマンションが2棟建築中なので、結果として周りへの迷惑などという配慮は必要なかった気もするが。

 しかし実のところ、私も建て替えで自分の物でない家に何ヶ月も仮住まいするのが嫌だった。それを「お坊ちゃん」と言うかも知れないが、数ヶ月で引っ越すことが決まっている家ではあまり暮らしたくはない。そういうものの考えだから、家なんぞ建ててしまうのだが。全く新(さら)の家なら借りる家と変わらないという向きもあろうが、気持ちが違う。その上注文住宅ということもあり、妙なところで前の家に結構似せていたりする。隣家も同じらしく、大きな窓から分かる大体の間取りからして、前の家と配置が似ている様だ。

 工事中の家を見に来た夫婦に声を掛けたのは、別にそういうことが気になったからではない。滅多に見ない主人の方が来ていたことが珍しかったのと、やはり道で行き交えば声ぐらい掛けるのがご近所のマナーだと思うからだ。

 もっとも、ここの奥さんとは私の祖父の代が仲が悪かった。父はそういう事に無頓着だったが、先方は私の祖父母も父も亡くなった今でもそれを忘れる気はないらしい。

 ご子息は個人宅を主に手掛けられるのですか、くらいの話をしたところ、奥さんの方から「主に横浜ですけどね」と返ってきた。その「横浜」という言い方が嫌らしく聞こえたのは先入観かも知れない。続けて「今は景気が悪いですからね。"こういう様"に家を建てようという人も少ないの。だからメーカーのとか、そういう家を建てる。その方が安心なのね。メーカーの家は宣伝費とか、沢山余計に乗ってるんだけどね」と。

 はいはい、我が家は誰がどこからどう見てもハウスメーカー・ミサワホーム製の家ですよ。そもそも数千万の商品に乗る宣伝費の割合が幾らだというのだろうか。100円かそこらの菓子の方が比率は高いんだがそれは気にならないのだろうか。そもそも、それが何だと言うんだ? 知らしめるために広告はあるんだ。不当な原価水増しとは違う。だいたい企業が広告をしないことは別に偉くも何ともない。ただ単に金がないか知恵がないという場合だって多い。と、広告人の端くれとしても憤る。

 というか、半年超の工期の人件費が払えて、公庫や年金から借金しなくとも家を建てられるお金持ちで良かったですね、ということか。だから制約がなくて建坪率も北斜線もメチャメチャギリギリで勝手に建てられるんだもんね。良かったね。と、言って差し上げれば良かったのかどうか。こっちは面倒くさい制約にがんじがらめで、南側の庭と大差ない無意味な面積を北側にとらなければならないというのに。

 祖父も父も借金は一切残していなかったが、このご近所つき合いだけは負の遺産。もっとも原因がどっちにあるんだかはわからん。


今回はミサワホームの話ではありません。不具合改修の件は、梅雨明けから動けるように今週末に打ち合わせてそろそろ、という予定。

'02.5.13  myhome

自転車、芝、…リフォーム?

 週末は妻の愛車を借りて娘と久しぶりに遠出。ミッドシップだがバランスの悪いRRの様な乗り心地で、カーブの立ち上がりで不用心に加速をするとフロントがふらつく。トップに加重がかかる様に心掛けて走らないと危ない程である。ましてや娘を後ろに乗せていると更に駄目。え? いや、電動アシスト自転車のことですガ。

 それはともかく、やっと庭に芝を貼った。いや、造園屋に貼ってもらった。いよいよ庭らしくなってきたが、ビール片手に寝っ転がるにはひと月ばかりの養生が必要。「芝くらい自分で貼らなきゃ恥ずかしい」とまでDIYアドバイザーの妹Aは言うが、いくら高かったとしても自分じゃこんなに綺麗に貼れない。そもそもが1日ではできない、絶対。

 まあしかし、プロに任せておけば大丈夫かどうかというのは相手によるし、なかなか判断が付かない。家ほどではないにしても、庭もそう安いものではないしな。

 ところでしばらく何も書いていないが、家の件は全て丸く収まったわけではない。第二子の出産のために全て保留にしているだけで、この後には大工事が控えている。こんな時期に、壁剥がしたりドア取り替えたりなんて工事を家の中に入れられるわけがない。

 に、加えて先日またしてもミサワホームの間抜けな動きがあって…。なんとまあ、同じ会社のリフォーム担当の事業部からDMが来たのだ。欠陥工事にクレームつけている顧客に、何が嬉しくてリフォームの案内出すのだ?  それとも更に金払えっての? こんなこと相手に言ってもすみませんと言われりゃそれまでなので、呆れて物も言えずに書くだけ書いてるが。これじゃうちに来て私に散々嫌味を言われている担当者も浮かばれないという気もする。引き渡し1ヶ月点検の案内受け取ったときも思ったけど、断言するが多摩中央ミサワホームは顧客名簿管理が全く出来ていない。やる気があるとも思えない。ああそういえばディーラー名出すのは初めてだけど、多摩中央ミサワホームです。いやまったく…。


そんな訳で、いずれにしても6月上旬にというのはありえないのですよ>fukap-さん&皆様
それはと・も・か・く、デロリアン納車おめでとうございます>
やす/ぶたさん
それなりに思い入れのある車に乗っていると、やはりモデルカーとか買いますよねぇ?
みなさん
昨日の更新でタイトルがなかった模様。小隊では外務省の調査結果発表を待たずに更新した。('02.5.14)

読書 武田泰淳「ひかりごけ・海肌の匂い」新潮文庫
記事と関係ないじゃん…