「散弾銃が良いよね」と妻が言う。
おい物騒だな。「良いよね」って何だ「良いよね」って。
「やっぱり8寸でしょ」と続く。母と話している様だ。
8インチとは過激なソードオフだな。ちょっと凶悪過ぎないか? スラムでギャングの小僧共を出会い頭に叩き倒すつもりだろうか。
そもそも母と小火器の相談というのは異常だろう。あるいはゲームの話だろうかとも思ったが、2人共パズルものとWiiの運動もの以外は最近やっていないはずだし、そんな映画も観る訳がない。
「でもこのワガッシ付きも良いのよねぇ」と母。
ピカンティニーレール対応の新型アクセサリーか何かか? 切手大の強化LCDにサーモ画像を投影する台湾製のヤツ、とか。ギリシャの展示会でデビューしたんだっけ?
そんな話ではない。和菓子だ和菓子。そして、お節料理を頼むなら「八寸の三段重」が良いねぇという話だった。もうそんな時期だったか。居間で呑み過ぎたか、阿呆な聞き間違いというか妄想に耽っていた。ちょっとふざけ過ぎて文章が笑っていたら本意ではないのでごめんなさい。
先日は手持ちぶさたでマルシンPPKを引っ張り出した。弄り始めると「あれ?」デコッキングができる。何かの拍子に稼動するようになったらしい。
ところでこのPPK、元モデルPPK/Sが1.5万なのにわざわざ木グリ付けて2万超はないだろと書いたが(書いたか?)木グリ無しで黒グリップ付けて「ベーシック」と称し1割程度値下げして出ていた。次はABSサテンシルバーだとか。仕上げ素材替えは他社に任せていっそ戦中モデルを起こしてくれればと思うが。
まああまりトイガンにしっかり向き合うこともなくなってきたのだが。そんなことを考えていると、先日来レポートのために小隊に逗留中の某名銃が「ちゃんと向き合わんかい」とどやしつけてきそうだ。その話はまた改めて。 |
なぜか画像はPPK。トイガン二百数十挺持っているが、そういえば散弾銃は1挺もないのだった。 |