製品を低年齢層に普及させてユーザーの裾野を広げることは、エアガンメーカーにとって重要な事だろう。かつてそれに失敗し衰退したホビーは沢山あるのだ。
しかし「10才以上用モデル」がその役を担えたかは疑問。なぜならそれらの大半はあくまでも初めからエアガンユーザーたることを大前提としての製品だったからだ。大人が守れているかも怪しいルールをどうやって子供達に啓蒙する? ましてやガンマニアでもない親にそれは無理だろう。そもそも構造も見た目も同じで遊び方も同じなら、パワーがある方に惹かれるのは当然。ラジコンに対するミニ四駆の様な、そんな製品はないだろうか。
と、東京マルイが考えたのかどうかは分からないが、ともあれエポックメイキングな製品が発売となり、新しいジャンルが始まった。
「ニュー銀ダンエアガン」は今年5月の静岡ホビーショーで初お目見え。以来これは珍しい物をと、ガンマニアの間で注目されていた。勿論私達は本来この製品のメインターゲットではない。対象年齢7歳。小学1年生から遊べる。その子達が夏休みに入る週の頭、概ね予定通り発売となった。
マニアとしてはまた新しい業界規格でも作ったのかと穿った見方をするところだが、この製品は子供向け玩具の規格としてプルーフされているST規格を取得している。名前こそ「エアガン」と入ってはいるが、威力はかつて多くの子供達が手にした銀玉鉄砲と大差がない。
ただし構造は全く異なる。銀玉鉄砲はバネで直接弾を弾き飛ばす構造だったが、この「ニュー銀ダンエアガン」は、トリガーを引く指の力だけでピストンを動かし空気圧で弾を飛ばすのだ。しかも固定ホップアップ付きで、5mで5cmの集弾性という。
現時点では予約をした通販店の発送待ちだが、酒場の近くで色違いを購入。試射して置いてきた(笑)。
ちょっと重要な情報。この銃、なんとマガジンセフティ付きだ |

とりあえず持ち込むわな。そして撃ち込むわな(トイレのドアに)。

そしてまあ、呑みながら諸評ぐだぐだと。ちなみに通販で既に緑色をPPK2挺G261挺注文済みなので、この青はBBLに寄進。

専用コンテンツ企画。バラし、ハカり、較ベに弄り。諸々を予定。
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