GUN&MILITARY
公文書・資料班

'02.4.15  gun&military

答え

 さて前回のクイズだが、「連絡所」に2、3書き込みがあっただけでイマイチ盛り上がりに欠けた模様。来ている読者はミサワの話しか読んでいないんじゃないのか?(笑) また、分かっている人に限ってメーカーも何も書かないということで答えが出ていない状況。

 

 M16-A1は今は亡きMGCの金属モデルガン。規制後のsmGモデル。同社のセオリー通り作動重視でメカはオリジナルなもの。外観もあくまで当時のレベルであり、リアルではない。画像でアップになっている部分には本来「ボルトフォワードアシストノブ」という、閉鎖不良時に押し込んでボルトを前進させるパーツがあるのだが、MGCの金属モデルではここは上下レシーバーを繋ぐ六角ボルトになっている。それでいて「フルメタルジャケット」のプロップに起用されたのは、実弾射撃シーンとの区別を付けるためとも言われていたが、私は映画に暗く真実の程は定かではない。MGCは後年プラ製で快調なCPブローバックのM16シリーズを展開したが、30代以上のマニアにとってMGCのイチロクと言ってまず浮かぶのはこれであろう。バリエーションとして、A2型のハンドガードを付けた「M16-E1」とXM177-E1風の「M15」(いずれも架空の名称)があった。

 ハンドガンは、これも今は亡きメーカーJACのブローニングハイパワーmk3。設計はMGCを去った後の小林太三氏であった。スライド後端が弱く、撃っているうちにシートメタル製のインナーフレームが曲がり、これに押されてスライド後端が欠けるという欠点があった。私も知人の同モデルを修理した記憶がある。ということは何か改善方法があったのだと思うが、これは覚えていない。

 これらは自分で買うかというと買わない種類のもので、事実一時的にも持っていたことはない。だからといってただ「くれるものなら何でも」というわけでもない。MGCのイチロクはせめてボルトを動かせる位には手入れしたいと思うのだが、さて。


玄関の靴箱は接着の不具合のため壁ごと交換。テラスの雨樋は接着箇所の確認。2F寝室のドアは歪んでいるので交換。と、まあ課題はまだ残っているが、第2子の出産が間近なので工事は当分保留。まだまだ落ち着かない。古い方の庭はそろそろドクダミがニョキニョキと生えてきているので抜いてまわる。やっぱり落ち着かない。
しばらく使っていなかったDuoを妻のメール/ウェブ機にすべく用意を始めるも、どこに何があるか分からない。SCSIケーブルは? HDI30アダプタは? おいおいOS8はどこだよ〜??

'02.4.7  gun&military

旧式トイガンクイズ

 昨夜は珍しく来客があった。しかも珍しく同じ職場の人。といっても仕事ではなくて、自宅マンションのリフォームで処分しなければならなくなったコレクションを譲ってくださるということで、わざわざ持ってきてくれたのだ。何を譲られたかちょっとクイズ。この画像で分かる方は偉いというか何というか(笑)。いやC/Plus系からおいでのみなさんには簡単か。

 左の物は30代以上の方なら誰もが知っているであろう名作モデルガン。「フルメタルジャケット」でプロップとして使われていた話は有名。長く放ってあったために経年相応の状態でボルトは動かないが意外にサビは少ない。フロントスイベルと弾が欠品。

 右のガスブローバックガンは数年前にリバイバルされたと思ったが、これはオリジナルメーカー製。この銃にしては珍しくスライド後端に全くヒビがない。ほとんど撃たれていないらしい。これは現用型だが最近タナカがこの銃の大戦型とバリエーションを出して好きな方には喜ばれた模様。

 答えの分かった方はメールか「連絡所」に書き込みを。

 

'02.3.10  gun&military

LEDライト

 3月号の「Gun」誌で見てしばらく「欲しいなぁ」と思っていたものの、よくよく考えてみれば大して使い道もないので買わずにいたが、とうとう買ってしまった。いま流行のLEDライトである。

 "明かり系"の道具で有名なものだとシュアファイアなどがあるが、物自体が高価な上に、高価なリチウム電池をあっという間に消費する。バルブ(ランプの球)も高価で短命ということで、単に「欲しいなぁ」で買う物とも思えなかった。最近流行のバルブがLEDのものは、照度では従来品に劣るものの、耐久性とコストパフォーマンスの面 で勝っている。

 しかし本格的なLEDライトはまだあまり種類がないらしい。安価なマグライトの紛い物の様なもの等はLED3コの上に単3を使うので明るさもたかが知れている。振り出し3段の特殊警棒のグリップエンドに3コのLEDライトが付いた物もある。そういえば先日のB★H会場でのGUN SMITHオフ参加者のどなたかが「懐中電灯が欲しくて(笑)」と買っていらしたが、本当に明るいのなら私もこれを買っていたかもしれない。犬の散歩に良いかなと(物騒だな)。それから各種の銃取付用アタッチメントが揃ったハートフォードのBEAM BRIGHTがある。LED4コで電池もリチウムで、価格はX5より2,000円くらい安い。しかしながら単品で持つに耐えるほどのデザインではなく、ガンにマウントする予定もないので踏みとどまった。

  LEDを5コ使用したものは、このINOVA X5だけの様である。また明るさもさることながら、デザインもシンプルで悪くない。常に携帯する気はないのでちょっと重め位 が存在感があって良いとも思った。定番の"航空機用アルミ"の削り出しで頑丈にできている。

 前出のシュアファイアもLEDのラインナップが予定されており、アウトドアの盛んになる夏辺りに大ブレイクするのかも。X5もどうやらテールスイッチ付きが予定されている模様。

INOVA X5


サイズ:直径21mm×長さ117mm
重さ:123g(電池含む)
電源:リチウム電池(123A)×2本
スイッチ:ロータリー
連続使用可能時間:約20時間
LED寿命:11万時間(12年)以上
光度:50,000カンデラ

有効照射レンジ:36m(視認は3km先から可能)
照射角度:120度
耐圧力:約900kg
防水:45m防水
色:ブラック、チタン(国内ではシルバーと称している)
米国製
国内価格:6,499円〜12,000円(筆者は8,900円で秋葉原「えちごや」にて購入)

'02.1.24  gun&military

今週のデスクサイド 第9回


ヨネザワ
コルトゴールドカップ

 少し前に「連絡所」で話題になったので引っ張り出してみた。これは確か小隊の"工兵班伍長"から譲られたものだ。自分で新品を買うかというとちょっとわからないが、基本的には愉快なオモチャというのも嫌いではない。

 

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'02.1.11  gun&military

第3回 マルゼンへの期待

福音の書

 最大の期待作であったマルゼンMP5Kが発売になり連載2回目にしてネタ尽き終了かという当コーナーだったが、福音がもたらされた。12月に発行されたマルゼンの総合カタログを先日入手したのである。現在流通している製品には付属しているのだが、私のMP5K購入後に添付が始まったため店頭配布分を待つしかなかった(でなければ有料で送ってもらえはするのだが…)。これが突っ込み所満載…もとい、期待膨らむ夢の発売予定ラインナップが載っていたのである。

 まずラインナップ全体の把握から始めると、このカタログでマルゼンでは製品を5種に区分しているのがわかる。この内ショットガン以外のシリーズ全てに新作の予定が発表されている。が、さて…。

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'02.1.8  小隊司令部

第12話 日本人よ緊張感を持て!

口中 5、6人の不審者が江ノ島に上陸したって報道があったね。

犬田 腹に「NO BSE」とか「能無し武部」と書かれていたってな。

口中 訳わかんねぇよ! そもそも不審者ってデマだったじゃねぇか!

犬田 41歳無職がかあちゃんと喧嘩してむしゃくしゃしてというのが微笑ましいな。

 

口中 どこが微笑ましいんだよ! だいたい日本人は緊張感に欠けるよ。ついこの間アメリカで、空港の搭乗で待たされた邦人が「俺がテロリストだったらこんな飛行機爆破してやる」とか言って速攻逮捕されたけど、それくらい神経質になって良い事だと思うぞ。

 

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http://www.infobahn.co.jp/cyzo/index.html

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'02.1.5  gun&military

2002年 新春ブラックホール?

 久しぶりにブラックホールへ行った。どれくらいぶりだったか実は思い出せず、自分のページのバックナンバーを見直したけどわからなかった(笑)。ともかく行ったのはGUN SMITH周りの人に久しぶりに会いたいと思ったからだ。この間"同窓会クラブ"も出来たしね。

 最近のブラックホールはつまらないという話をよく聞くが、あるセオリーさえ肝に銘じればそんなことはないらしい。「10時の開場前に並ぶこと」。これである。私にそんなことできるはずもないのだが、今回は10時半には入場した。しかしもう一つのセオリー「1万使えるかどうかが分岐点」もクリアーできず結局は買い物は不完全燃焼に終わった。

 東京に住む私にとって(あるいは偏った趣味の私にとって)多少の特価品は大して魅力的でもなく、メインは個人出店である。出物も無かったわけではない、と思う。中古品では…

 MGC VP70(ストックナシ)20,000円
 WA AR7(モデルガン)30,000円
 WA PPK/S(外観良品)13,000円

いずれも「使えれば」買った額である。いや、それはSFか?

 クラフトアップルのMP18 (128,000円也)を横目に"お祭りだから焼きそばくらい食べていこうか程度の買い物"を済ませた私は、今回の主目的である秘密倶楽部に顔を出してから帰路についた。

 ああそうだ、もう一つ私のセオリーを。「テッポウの形をしたものを買わないと寂しい気持ちになる」。

 そう、テッポウ型は何も買わなかったのである。ああ、何か買えばよかった。次元さんの腰のタナカ"ミッドナイトブルー"チーフを横目に、70%OFFのカナマル チャーターアームスリボルバー1,700円でも話の種になったのになぁとか。サムズにあった発射音が出るだけの子供用MP5+兵隊さんセットでも良かったかもとか。買うべきだったと思う? どう?

 で、買い物額が入場料+駐車場代と同じというのも寂しいなと、新たにセオリーを立てた次第で…。

「シュバルツ」の大戦独兵携帯品セット。カレンダーやら石鹸やらコンドームの袋やら固形燃料やら。"焼きそば"に2,500円は使い過ぎか?(苦笑)


「タニオ・コバ」のマルゼンMP5K用「リアルサイクルマジックカップ」。回転速度を抑えるパーツで、オリジナルのバッファスプリングと交換する。特に買う必要もなかったのだが、小林太三氏ご本人が売り子をしていらして、ついつい買ってしまった。「長めに作ってあってね、サイクルをもっと落としたい場合は短く切っていってね」と、生アドバイス付きだった。


←実は今回の主目的は、元カブマニアとして、
平賀さんにコレをプレゼントすることだった。押し入れの奥から出てきたバンダイの1/12「赤カブ」。郵政カブのことではなく、当時限定発売されたカスタムモデル(H型)の赤ベースモデルをモデルアップしたもの。20年位前のものだがその後のリバイバルはなかったそうだ。

 ちなみに彼の豹柄ピンクには一堂戸惑ったが「彼女がどうしてもというので」という言葉に皆うんうんと頷いた。実際に豹柄ピンクだったのはもっと別の部分だったのだけど、それがどこかはご想像にお任せする。