CARLIFE
公文書

'11.12.20  car

シトロエンC3、納車


 家の車庫にシトロエンC3が停まっている。先週やっと納車になった。待たされるのが嫌いな母がよく待ったものだ。VWを2台乗った母だが、さすがに船便待ちはなかったからな。

 世間ではシトロエン自体を知らない人が多いらしい。母も妹もよく分かっていなかった。クルマ好きでなくても普通知ってるだろうと私は思ってしまうが、確かに街中でシトロエンはまず見掛けない。にも関わらずC3を(母が)買ったのは、可愛いからだ。面構え自体は自分にとっては微妙だが、モッコリしたボンネットに乗っかっているダブルシェブロンはいじらしい。母や妹はまん丸穴のホイールが良いらしい。

 意外にも特徴的な"ゼニス"フロントウィンドウ(何でいちいちダブルクォーテーション囲み?)はそれ程でもないらしい。私はサンルーフ装備に拘って3台乗ったが、フロントガラスが頭の上まであるのは新鮮だった。サンルーフにはない解放感である。ちなみに眩しかったり暑い場合は、内側をミラー辺りまでスライドできる。

 乗って意外だったのは、出だしが軽いこと。私の場合比較の対象がBMWやVWな訳だが、その上で書くならば日本車の様に走り出す。更にシフトアップが遅めなので低速時はびゅんびゅん走る印象だった。その分燃費は良くないんだろうな。C2に乗っているやすさんによれば、Mモードで掻き上げれば学習してクセが付くのだそうだ。納車後数日間、母が走り出しのエンジン音が大きいと言っていたので同乗したところ、Dの位置がよく分からず、そのままMモード側のゲートに倒していた。まさかそれを学習したのではあるまいな。

 シトロエンと言えば乗り心地の良さだが、シートは確かに素晴らしい。スポーティなホールド感重視の物ではないが、ちゃんとした椅子に座っている感じである。逆にサスはちょっとフニャフニャして好みではないなぁ。

 目下母が気にしている事は「これに“落ち葉マーク”似合わないわね」だ。

広角で撮っている訳ではない。フロントウインドウの上端がドアの後端(Bピラー)近くまで来ているのが見える。そして真ん中辺りにミラーがある。


VWポロの時にも気にしたが、更に高くまで開くテールゲート。171cmの私でも思いきり腕を伸ばす必要がある。ましてや母は背伸びしても届かない。荷物の上げ下ろしにこんな開口高必要ないんじゃないか。


問題の(?)シフト。この場合(D)はゲートの右側に配した方が良いのではないかとまで書いたら単なる言い掛かりか(笑)。

怖ろしくシンプルで古くさい表示。というか、時間より日付を気にしてクルマに乗ること、ないんじゃないか?(笑)

新宿3丁目辺りの靖国通りで、何と先代C3と出会す。珍しい。残念ながらピント合わず。

タッチアップペイント同時購入(笑)。何せ生産終了カラーだし、いざという時に船便で待たされては敵わんしね。

'11.12.4  car

シトロエンC3、未だ納車されず
 12月になったが、シトロエンC3がまだ納車されない。まだかー、まだなのかー。まあ所有者は私ではなくて母なのだけれど。金を出したのは私ではなくて妹なのだけれど。選んだのだけが私なのだ。いや、正確には選ばせたのは、か。

 ともあれ誰よりC3を心待ちにしているのは誰あろう母である。母の生活のアクティビティはクルマに支えられているからだ。週の半分はクルマで15分ほどのところにあるプールに通っている。整形外科も本屋も魚屋もカツ丼屋もクルマで行く。脚力は泳いで維持するから別に歩かなくても良いのだろう。ちなみにこの20年ばかり母が自転車に乗るのは見たことがない。そもそもその姿を見た記憶自体がない。クルマがないのはかなりのストレスの様なのである。

 妹は「(健康のために)少しくらい歩きなよ。電車で行きなよ」と言うのだが。ここで「母、バスならタダじゃん」とか言おうものなら面倒くさいことになるから言わないでおく。ちなみに実はタダでも一律千円でもない。

 知る限り、大抵のディーラーにはおよそ代車という物がない。BMWもVWもそうだった。おや? 国産車ディーラーにはあるのだったりして。そういえば妻のスズキはいつも新車の代車だった。ディーラーとしてはその方が宣伝効果がある様に思うが。シトロエンにも当然の様になくて、それでもまあ良いですよと言ってはいたが、交通の便の悪い整形外科の予約日が近付くと母のジレ具合が伝わってきた。半分無理を承知でシトロエン小平の担当氏にメールをすると、代車が空かないことを詫びると共に、自分のクルマを提供する旨の返信があった。さすがに母も「そこまでしなくていいわよ」と諦めたが、不便なことには変わりがない。ちなみに彼のクルマはプジョー207だとのことだった(笑)。まあ、同じ会社だしね。

ディーラーで買ってきたミニチュア。母、見向きもせず。

暫く空いたままの母側の駐車場。

'11.11.23  car

ドナドナ
 この祝日最大のイベントが不要物の引き渡しだった。と言ったら要約し過ぎか。

 下取り25万のクルマが急に故障して修理費44万超だったら直すか? 処分するにしても何万も費用が掛かる。一方でそのディーラー見積額の44万を掛けなくても実は直せるらしいという情報もある。これが自分の趣味のクルマで、そこに向き合う時間とちょっとした金銭的余裕があれば、クルマ好きなら間違いなく挑むところであろう。自身何度か乗り越えてきた事である。しかし今の私には諸々の余裕はなく、そもそもが自分のではなく母の日常の足とあっては、さてどうしたものかと悩んでしまう。

 そんな訳でツイッターで「あげるけど誰かいらない?」と募集したところ、それに答えてくれたのが、たけしゃんだった。ツイッターでと言っても彼は元々旧い知り合いなのだが。尤も会ったことはなかった。ネットが長いとそういう知り合いの何人かは出来るものだろう。クルマあげますはあんまりないだろうが。

 経験もある安心してお任せできる相手だったのでこちらは楽なものだった。仮ナンを取って自賠責掛けて仙台から東京まで取りに来るというのと、ネット付き合い10年超で初めて会うというのが、何ともネタっぽくて楽しみだった。初めて会う場所が自宅というのも今までにないし。

 会ったことはないがオンラインとはいえやりとりの期間は長い。だからそれなり人柄は分かっているつもりだが、見た目はさすがにわからない。現実でも大抵は中身と見た目にギャップというものはあるもの。もっとヤサ男風かなと思っていたのだけど(笑)それは外れだった。さて自分はどう見えていたか。いやそれよりも、帰路にクルマの状態が聞いていたのとギャップがあると思われるようなトラブルがないか、そちらの方が心配なのであった。

 無事の帰着を祈りつつ、お土産の利久の牛タンをいただくのだった。

鍵一式とオマケのミニチュアカー。

仮ナンに掛け替えて旅立つポロ。ドナドナド〜ナド〜ナ〜♪それも5時間か…。ていうガバ。

冷凍ながら利久クオリティの牛タン。ぶ、分厚い!

読書 伊藤たかみ「指輪をはめたい」文春文庫(再読)

そろそろ映画が公開されるので、読み返して映画観ようかなということで。が、しかし、公式サイトで筆者が書いている様に、「この話?」なんだよな。困ったなぁ。そうだわ、こういう話だった。


'11.10.4  car

ポロ買い換え顛末・後編 シトロエンというブランド

 母がクルマを買い換える。しかし費用の大半は妹が出すので口を出しづらく肩身も狭い。が、妹は母同様にノープラン。200万超の買い物なのに大丈夫か君らは!?

 条件は1リッター台前半の4ドア。しかしこれが結構難しい。

 ドイツ車贔屓の私だが候補がない。Aクラスは先代と変わらず地上高が妙に高く、171cmの私でも乗り込む時に丁度シートに尻が乗る位だから、149cmの母はサイドへ足を掛ける必要がある。1シリーズは…母は乗らんだろう。アウディは最近お隣がA7を買ったばかり。

 ちなみに他のご近所は、お向かいがアルファで斜め隣がプジョー。あまり被りたくないのは母も同様らしい。であればフィアットでプントが良いかなと思ったが、意外や色は現行ポロと変わらないし、そもそも近くにディーラーがない。4ドアのミニが出ていると知りサイトを見たが…(コメント略)。すると各所でシトロエンC3が良いんじゃないのという声が聞かれた。ディーラーも近い。

 早速初めてシトロエンのディーラーへ行く。意外に狭い。近所のBMWの1/6、VWの1/20か。各打ち合わせテーブルにA4判のリストが置かれているが、それが今押さえられる全ての新車なのだそうだ。十数台で全て!? C3は5台しかない。しかも希望するマティ・ポアールというメタリックベージュはリストの次の入荷分で生産終了という。

 営業の人と話していると、買いたい人だけが買うブランドというのが強く感じられた。高級車のそれとは違い厭な感じはしないのだが頼りなくも感じる。アフターフォローについてあれこれ細かく突っ込んで訊くと、それは他社同様ちゃんとしているらしいのでひと安心した。

 難点は納期。これから船に乗るのだそうだ。しかし決めてしまうと、そういう待ち方も面白いかも知れないと思った。「納車待ちだよ。先週船に乗ったんだ」なんてね。しかし到着予定は、ポロの車検切れギリギリの11月中旬である。



シトロエン公式サイト

シトロエンC3
会社概要(プジョー・シトロエン・ジャポン株式会社


ご近所のディーラー。

売れてないんだね。入ってこないってことはさ。

アイスコーヒー。グラスがシトロエンなのにコースターはプジョー(W

納車待ちの人様のクルマですがC3。可愛い。


'11.10.2  car

ポロ買い換え顛末・前編 ポロポロと不具合
 母のフォルクスワーゲンポロが、この11月に車検を迎える。先日本欄に書いた様に車検時には左右のローターとパッドを交換しないとならない。車検と合わせて20万超という見積。その直後に車内灯のスイッチが壊れて点きっ放しになった。

 走行距離はまだ3万キロ手前。まだ充分走れるクルマである。しかし細かい不具合とは言えこうも続いて出てくると、母のモチベーションは一気に下向き。車検前に買い換えると言い出した。

 候補一番手は現行ポロ。母に同行してショールームへ。同じディーラーでの買い換えだからサービスも良いし色々な便宜もあるが、肝心の実車に全然心打たれない。ゴルフを小さくしただけにしか見えないし、色だって面白味のない幼稚園児用のクレヨンみたいな色しかない。ハードに関しては今のと変わらないから安心と母は言うが、色に関しては私同様だった。

 ヴェント〜ポロと乗り継いでる母なので、ハンドル周りの操作系が逆になる日本車は薦められないと考えていたが、ほぼ毎日乗るんだからすぐ慣れるよと妻が言う。日本車の方が色だって豊富だしとも。すると選定は迷走。何だか良く分からないクルマを挙げてきた。ヴィッツのセダンの奴とか、見たこともないRVとか。

 そんなだったら、気に入ってるクルマなんだし無理して乗り換えるのではなくて、直して車検通した方が良いんじゃないかと話した。ベージュ内装のグリーンのポロ。丸目がコンパクトカーらしくて可愛いじゃないか。

 ところがそんな折、何か警告灯が点くと言う。聞くとABS警告灯らしい。SW切ってるとかじゃないの〜? なんて言っていたが、いざ見てみると様子がおかしい。ブザーも鳴る。何だこれ?

 ディーラーのサービスに持ち込むと、ABSポンプの故障を感知しているそうだ。修理見積は44万超。ディーラー買い換え下取り価格25万査定のクルマに44万の修理費だそうだ。

 これはもう買い換えろという啓示だろう。


初年度登録'04年11月。走行距離28,377km。オーナーもやる気がなくなったのか、バンパー左前をどこかで擦って来ました。

数秒間、ビービー鳴ってます。赤い奴は点滅してます。

修理見積
ハイドロリックユニット交換  
…11,550
ABS/EDLユニット脱着… ----
ABSユニット…420,000
インテリアライト交換…2,100
インテリアライト…10,815
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計  444,465

クルマカテゴリー4年ぶりの記事だ…