CARLIFE
公文書

'04.3.8  carlife

春先
 ヴィヴィオが修理から戻ってきたのは、もう先々週末のこと。クラッチのキュリキュリ音はなくなったが、どうも音が大きくなった感じがする。問題なく動いてはいるが。電磁クラッチ46,000円を含み部品代が53,910円。トランスミッションの脱着とクラッチの交換で工賃40,000円。税込で計98,600円。何とか合わせてくれた感がないではないが、出費は出費だ。

 さて、梅が咲き始めたのも先々週。今はもう散り始めており、駐車場を白い花びらが点々と覆っている。

 梅の花びらは不思議とクルマのボディにへばり付かない。これが桜だと通り1本分先の大学から飛んでくる花びらがダークグリーンのボディをまだら模様にしてしまう。なんでだろう。

 久しぶりに洗車でもするかと出しっ放しのホースを伸ばす。水を掛ける前に軽くボディをはたくと、さぁっと色が変わった。ああそうか、花粉の季節か。…しまった。この季節が来る前にE46のドアにある大きな擦り傷を補修するつもりだったのをすっかり忘れていた。当たり前だが塗装に花粉は大敵で、当たり前だが花粉が飛ばなくなったらすぐ梅雨で、湿度が上がって光沢塗装には向かない季節になる。

 失意のまま(?)クルマ2台を洗車。例によって上面だけワックスを掛ける。大体5回に1回位しか側面にはワックスを掛けない。いわゆるきれい好きなカーマニアとは違うのである。それにしても日が傾いてから始めたので、寒くてワックスが全然延びない。やれやれ。

 やっと吹き上げて近所をたらたら流してみるが、例の中央線高架工事の渋滞で南に進めない。かと思えば一方ではディスカウントストア渋滞。どうでもいいが、こんなじゃ2.8lのBMWなんか走らせてる意味ないな。まあいいか、近所がワインディング道路ばかりでは技術がついてかないし。…そんなところには住まないという気がするが。


今年はかなり枝払っちゃったんだよなぁ…


クラッチとブラシ。…いや、コレくれてもよ。


 先週末は初めて人とZOIDへ。人と一緒でツケを払いに行くなって。いつもと全く変わらないZOID。しかしホームページがいつの間にか移転していた。水曜日だかに移転したそうな。知らせてくれって。

Shot Bar ZOID Official Site

 今さらの感なきにしも、話題の芥川賞受賞2作品を読む。たまたま母が文藝春秋を買ってきていたから、なのではあるが。「しょっぱいドライブ」を読んだのも先月のことだが(笑)。


'04.2.18  carlife

minichamps 1/18 Kubel wagen

ミニチャンプス製1/18
購入価格7,440円

枯れ芝の上と思えないスケール感?(笑)

 ミニカー趣味の厄介なところは、大概のモデルは一度出会ったらそうそう二度とは巡り会わないという所にあるのではないか。勿論全てのメーカーがそうではないが、メジャーでありながら「ミニチャンプス製品は次期ロットがいつになるかわからない」と、これは専門店の店頭にも張り紙がしてある。

 つまりその、だからそれが、私がこのミニチャンプス製品を即買いした理由である。

 私がBMW E46以外でつい買ってしまうクルマといえば当然これ。キューベルワーゲンはレプリカの登場で決して全く手の届かないクルマではなくなったというものの、子供とセダンを共に複数既に持つ身としては、現状では当面憧れのままとなってしまいそうである。

 そんなつまらない話はともかく、話をミニカーに戻そう。金属のキューベルというと、以前にもコーギー製を紹介したが(後に浜松で献上品に)、2年くらい前にシュビムなどと一緒に出回った薄い鉄板のプレスで作られたチェコのGonio製1/24が記憶に新しい。バリエも豊富でこれはと思ったものの、いざ手に取るとディティールは貧相でミニチュアカーと言うよりティントイであり、二の足を踏んでしまっていた。

 さて本製品、おそらくは幾つか出るバリエの一つであろうが、ジャーマングレイの国防軍仕様はベーシックな物。待っていて買い逃すのは悔しいので押さえておくという意味では最適なモデルである。ディティールはさすがだが、残念ながらオマケはなし。ラックはあってもkar98kはないのである(当たり前??)。ボンネットのロープなんかは良いからそっちの方が欲しかった気がする。

エンジン周りはほとんど見えない各所のパイピングまで再現。


床面も丁寧に細部まで。小銃のストックを載せるラックとセンターのバーに固定する金具。"本体"が欲しくなる…

'04.2.9  carlife

カーライフ収支

 得意先の駅ビルが3月にオープンする。開業販促物の制作を一式全て請け負っているが、その入稿が先週末、全て終わった。それで気が抜けたわけでもないだろうが、風邪を引いてしまった。更に弱り目に祟り目。特にクルマ関係に集中していろいろあった週末だった。

 ディーラー入りしていたヴィヴィオ、診断結果はクラッチ交換で11万円也の見積であった。諸費用込み41万のクルマに11万の修理費というのは心情的にはいかがなものだろうか。微々雄会会長に相談メールを飛ばしつつ、とりあえずごまかしごまかし乗ることに決定。

 
クルマってやっぱり金掛かるなぁと思っていた矢先、今度は愛車E46がバッテリー上がりである。ヴェントを繋いでも始動しない。去年バッテリー替えなかったっけ? と思ったら、あれはヴェントの方だった。記録を辿るとE46のバッテリーは買ってから替えていないことになる。…寿命か! やれやれ。約2.5万円のバッテリーをカード3回払いで買ってきたところで自分がダウン。

 ほぼまる1日寝て8度3分の熱も収まり、取り付け作業にかかる。前にも書いたが、E46のバッテリーはマニュアルでは70Ahなのに実装されているのは80Ah。カー用品店で適合品を探すもやっぱり71Ah。選択肢もないしまあ動くんだろうということで買ってきていた。ところが容量が小さいものだから、当然バッテリーの大きさが違う。なんと固定具とバッテリーの間に指1本分の隙間が空くのだ。仕方ないので手近にあった木片を適当に切って間にかませた。いいのかBMW?

 明日からのカーライフに様々な不安を残しつつ、体を冷まさないように焼酎を呑んでいたら買い物に出ていた妻から電話。「怪しげな食玩見つけたよ。"BM328"だって。いる? しかも緑色」。買ってきたのをよく見たら…いやよく見なくともホンウェルの1/72そのまま。底にラムネ1個がシールでへばりついていて、単体(250円)より安い百何十円。なんとなく得した気分になりつつ、カーライフの収支、まともに計算できてないな。






 

'04.2.3  carlife

ヴィヴィオ、工場入り

  我が家に第4のクルマ登場。…ではなくて、工場入りしたヴィヴィオの代車である。このひと月ばかりの間、駆動部から時折キュリキュリという金属の摩擦音が聞こえるようになっていた。大物交換は嫌だなぁ。保証で何とかならんのかなぁ。ミッションオイルの交換期限を過ぎていたからなぁ。と、不安多き週末であった。

 代車は当然のようにプレオ。ヴィヴィオ後継の軽自動車である。この代にスバルの軽はハッチバックからワゴンになったのでヴィヴィオとはまるでスタイルが違う。私はヴィヴィオの小ささと乗用車っぽさ(私にとってはセダンぽさである)が気に入って買ったのだが、妻は常日頃から小ささを嘆いていた。狭いことの不便さということよりも、これに慣れたら他に乗れないだろうという訳である。

 さてプレオはどうだろうか。私は工場からホームセンターを経由して家へ帰るまでの10km足らずの道しか走っていないが。ヴィヴィオとは年式も違うしさすがに快調ではある。走るし停まる。曲がる時に頭が揺れる感じがするのは車高が高いから仕方ないのだろうか。座面も高い。私はコラムシフトとペダル式パーキングブレーキに慣れておらず、やや戸惑う。

 慣れておけばと私が言うが早いか、夕方、妻が買い物に乗って出掛けた。出る前に一通りの説明をすると、「これ大きいよ」と妻。「同じ軽だから大差はないよ」。「中、広いね」。「天井が高いんだよ」。そして帰ってきての第一声は「走るねー。(ヴィヴィオで)あんなに踏んでも走らなかったのに」と聞いて「やっぱりミッションかな」と不安になったり。「出だしも、"踏まなくても"すっと動く」と言うので、それはCVTが電気式か機械式かの違いだからと説明をするが、まあどうでもいいことか。

 しばらく遊べるかと言えば、次の日曜には返さねばならない。というか、そんなに長く預かられるヴィヴィオの状態が不安なんだが…。


「モーゼルづくし」の話を期待されていた方、申し訳ない。それどころか、文中のホームセンターに買いに行ったツツジ用の寒肥の話で書きかけていたという…(苦笑)。