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公文書

'16.12.31  bicycle 

年越しシチューとハーフクリップ
 今年は最後の最後に痛恨のミスをした。いや「勿体ない」位の事か。会社の休日設定は私がするのだが、年末年始を進行物の予定から適当に決めてしまい、12/28〜1/5の期間を正月休みにした。後から随分と長いのだという事に気がついた。

 そこまではいい。社では自分だけが出席する得意先の会議がギリギリまで決まらず、それがよりによって12/28と1/5となった。なんだろう、何かの罰でも当たったのだろうか。尤も、長く休んだって呑んでるか寝てるかだが。今年の場合はプラモ作りもあるが。

 そんな折り、昨年一昨年に続いてRionさんから恒例の年越し蕎麦ポタのお誘いがあった。有り難い話である。メンバーは他に、5月のRC20復活走以来のせんがさん、キルハさん。

 ここ暫く週末は呑んだくれの寝てばかりで殆ど走っていないが、福生まで平地をポタする位は問題ないだろうと、その時は思った。

 ゆるポタなのでレオパードに通常服という昨年と同じ組み合わせ。夏頃に買ったバーエンドミラーと買ったばかりの靴が違う位だった。ところがこの靴がいけなかった。

 靴底が厚くて、ハーフクリップの奥まで爪先が入らない。つまりペダル軸上に母指球が届かないのだ。自転車乗りの方ならお分かりになると思うが、要するに爪先だけでペダリングするようなもので非常に疲れる。

 更に、集合場所まで走る途中息苦しい。鼻呼吸がうまくできない。…これは風邪引いてるんじゃないか?

 結局途中からRionさんに引いて貰いながら目的地「石川酒造・雑蔵」に。しかしやっと到着すると…なんと、開店早々予約売り切れ。

 そこから、当初は解散後にRionさんが寄る予定だった武蔵五日市「ラ・フーガス」に予約した上で伺う。

 年越し蕎麦の予定が、焼きたてパンとシチュー。旨いのではあるが、何とも諸々調子崩れの年末となった。

いつもの出発地点。

底の厚いコンバース。

雑蔵の猫に文句を言う。

「ラ・フーガス」のランチ。

ご主人のランドナー。カンチブレーキに亀甲フェンダーながら、カンパのコンポにLEDライトという現代装備。

相変わらずバラッバラの我々(w

レオパードの記録
走行時間3h14min04sec/走行距離67.66km/平均速度20.9km/h/総走行距離1,024.5km

小隊司令部発

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'16.11.4  随筆  bicycle 

自転車乗りにもお勧めの郊外店 聖蹟桜ケ丘「油そば 渡邊」
 美味いものを食べに行くためスポーツ自転車で走るという人は結構いる。私の場合、好きな油そばは、地元である発祥の地・武蔵野地区以外では都心のチェーン店があるくらいで、自転車で走って行くのに適当な場所にこれはという店があまりない。

 そんな中で気になっていた店がこの「油そば 渡邊」。以前この近くの別の場所でローストビーフ油そばを売りにしていたのは知っていたが、移転して若干の路線変更をした様だった。

 自宅からは片道15km程度。そのために走るという程の距離ではないがRC20(ロードバイク)の方で軽く走る。1時少し前に到着。分かりにくそうだったが、大きな通りの角に導線の看板があったのでスムーズに辿り着いた。

 ファサードはネットで見ていた移転前の店のイメージとは大分違う。手作り感が強い沖縄テイスト。日曜のこの時間だからか先客0。途中2名来店。道行く人は少ないものの覗き込んで行く人多し。

 食べログの店発メニュー情報が整備されており、チョイスは迷わなかった。「ビアンコ」:白(鶏)/「ロッソ」:赤(牛)/「紅の油」:台湾まぜそば(辛)/「ドライカレー」とあるが、前の売りがローストビーフだったので、まずは「ロッソ」に。

 タレはやや甘酸っぱくて、スタンダードな油そばや、後発のローストビーフ油そば専門店ビーストの物等とも異なる。和えて供され、具材に余計な熱が通らない様に混ぜないのを推奨とのこと。

 具材の中で意外にローストビーフが前面に押されていないが、ちゃんと旨い。穂先メンマの食感が拾い物。香草は苦手だし余計に思ったが、トレンドなのだろう。

 卓上調味料は豊富だが油そば店的でない。何が正解か分からなくて店の人に訊く。

 店の人も、カウンターの設置物も、ホスピタリティ溢れる感じ。私をロードバイク乗りと見て裏手のバイクラックを案内されたりもした。

 目的地にして走るにはちょっと近いが、その内また寄るつもり。次はビアンコ(850円)で…。

こんな場所に看板を置けるのは、近所と仲が良いんだろうなぁと。

後で知ったが、壁面サインの「SAHARA」は居抜き前のバーの物。

店の裏にはなんとバイクラック完備! 偶然にも店の人2人もルイガノ乗りの様だった。


ロッソ(1,150円)。スープが付く。ともかくデフォでこれはちょっと高いと思うがなぁ。

卓上調味料。ラー油がなくて、コーレーグースという沖縄の唐辛子調味料がある(運転者使用不可)。ローストビーフということで西洋ワサビに代わる物を探すが、カラシとワサビ、あとは和風ヴィネグレットソース(酢)。
油そば 渡邊油そば / 聖蹟桜ケ丘駅百草園駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0

RC20の記録
走行時間1h26min53sec/走行距離32.81km/平均速度22.6km/h/総走行距離14,972km


'16.5.22  bicycle 

RC20の、多分復活
 どちらかと言えば多趣味な自分であるが、趣味の数だけ馴染みの店があるという訳ではない。

 例えば自転車では、この店で世話になっているという程の店がない。通販や貰い物の自転車では当然だろうが、メインのRC20は比較的近所の吉祥寺某店で買ったのだが、あまり行かない。店の微妙な遠さ(20km弱)と店員の多さも遠因か、そもそも買って10年にはなるので、その時の店員はもう誰もいない。

 だがそれよりも、以前にも書いたが、要するに私は市井の自転車屋にいまひとつ「リスペクトが足りない」のだ。それが本格プロショップの類であっても、態度に熱意や誠意が感じられない人が、実は繊細で高度な作業に向いているなんて事もなかろう。新車でも買えば態度は違うのだろうが、多少の高額商品を買っても変わらないので大差なかろうというか、そこで新車を買う気にはならない。

 9月にRC20の65アルテSTIレバーが部品欠損で故障して、元々レバー表面の変質(この型によくあるそうだ)も気になっていたので交換しようかと考えた。それが今になったのは足首を骨折していたから。それなりの手間になるし調整も知識を要するだろうから、近所で気になる専門店があるので頼んでみようと訪ねた。

 すると、現行アルテは11速なので、アルテにするならコンポ全取り換え10万超。10速ならSTIはティアグラになるが、FDのデュラが合わないのでこれもコンポ全取り換え、と言われた。

 ちなみに10速アルテのSTIレバーST6600は、ネットではいくらでも手に入るのは知っていた。つまり流通在庫はあるということだ。わかったわかった。そういう店はシマノの看板でも掲げて、メーカー完成車かママチャリでも売っていてください。

 何に挑むことになってるんだかよくわからないが、そういう訳でSTIレバー換装とついでのハンドル換装を自分の手でやることにした。


関連記事 自転車屋不信 ? 2013年12月23日

ST6600到着。Wiggleで送込24,847円だが、よそでもまだある。

66アルテからシフトケーブルが“触覚”でなくなるので、溝付きで配線しやすいシマノのハンドルに。

取り回しが全然違う。

約8ヶ月ぶりの復活。

例によってRionさんのお誘いで、せんがさん、キルハさんと武蔵五日市「ラ・フーガス」へ。

似合わんと評されしランチ(w パンはおかわり自由で、プチデザートとドリンク付1,188円。

でも真の目的は大洗土産の受け取り。Rionさんからクリアファイルと、せんがさんから飴。

RC20の記録
走行時間3h3min17sec/走行距離67.28km/平均速度22.0km/h/総走行距離14,506km

'16.4.24  bicycle 

ルイガモのメンテと装備改変
 通学中の長女が警官に止められたという話を聞く。帰路、いつの間にかライトが消えていて呼び止められたのだそうだ。かねてより予備電池くらい持って行けと言っていたが、電池切れではなく、振動で消えてしまうことがあるのだそうだ。

 ライトと言っても、元々はママチャリ向けの前かごに取り付ける安物のフラッシャーで、耐衝撃設計になっている訳もない。30キロ超でぶっ飛ばしたり、段差に平気で突っ込んだりする走り方ではさもありなんではある。

 華奢な構造のくせにスイッチがトグルではなくプッシュ式のため、つまりオンにしたらオンの位置のままではなく、何かの拍子に一旦電気が途切れると切れてしまうのである。そして電池の配置が地面と平行なので、縦の場合よりズレやすいのだろう。実際点けたままカゴを叩いてみたら消えてしまった。

 取り敢えず振動があっても電池があまり動かない様に、電池と筐体の間にゴム片を接着した。

 しかしこれだけだと不安なので、フォークにソーラー電池の自動点灯フラッシャー(猫目のアレ)をつけることにした。光量は足りないが、アリバイ的にはライトの役割を果たす。週明けには乗るのだから、近所のアサヒで買うことにした。ところが店頭で見ると、それが約2.5千円。その横にあるパナの自動点灯は3.8千円だが、電池式である程度光量があり、前かご取り付け専用だ。…結局パナの方を買ってしまった。

 ちなみにこれを買いに出掛ける時に、JEDI後輪のパンクに気づいた。パンク修理もやらないとならない。念のためチューブを購入。意外にもアサヒの在庫は殆どシュワルベで、元々使っていたのと同じだった。

 ちなみに長女車ルイガモは振動でチェーンも外れるという。チェーンの伸びか固定のずれなので、この調整も行った。

 去年の骨折+RC20故障のために運動不足となり、週末は走らねばと思っていたのにこの始末である。


昨冬、芝の手入れを一切しなかったツケ。いまさらサッチ掻きをするも、なんとまあレーキが折れるという事態に。

JEDIのパンク痕。スネークバイトでもないし、なんだよこれ。こんななのでパッチで修理するのは諦めた。

エンドが内側に開いているので、長く走れば必ず緩む構造のフレーム。テンショナー後付けすべきだったかと今更。

捨てるチューブを丸めて、電池同士が繋がる所に詰めて接着。これでカタカタ動くことはない。

でも結局こんなの買っちゃうんだけどな。初めから買っとけって話か。