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公文書

'14.7.14  bicycle 

娘の感性
 「娘に構い過ぎだよ」と知人に揶揄される。私はツイッターやブログで娘のことを書き過ぎているだろうか。彼は娘の小学校時代の保護者会繋がりで、海外留学に出している高校生の娘(娘の先輩にあたる)とFBでやり取りをしているのを見ているので、余程仲が良いのかと思っていた。私が思うほどではない様な言いぶりが意外だった。

 自分の高校生時分のことを考えてみたら、親との付き合いなんて、空気みたいなものだった様に思う。自分がそうだったのだから勿論それで良いし、そういうものだろう。

 私が長女に日焼け止めを買ってくるのは、そうしないと自分のを使われてしまうからだし、私が頻繁に娘達の自転車を弄っているのは、そもそもが自転車弄りが好きだからである。別段熱心で素敵な父親を気取ろうという訳ではない。

 という前振りで、長女のルイガモを弄った。と言っても結構必要に迫られてではあるが。

 まずサドルが裂けてるという。確かにこれは酷い。空き缶集めてるおじさんの自転車レベルだ(笑)。ついでに子細に見ていくと、なんとタイヤまで裂けかけていた。

 購入は'08年4月だがその時点で'06年式の処分車。既に8年経っているのだからゴム系はそろそろかも知れない。メーカーを見ると…チェンシンか。

 そんな訳で、新しい靴や可愛い服を買ってやるという時の様なイベントぽい華やかさも一切ないまま、それなりの額の投資が自転車に行われることになった次第。自転車のタイヤ+チューブってハイエンドでなくても意外に高いしな。

 結果。なんかまたスパルタン。バネ付きじゃないちゃんとした女性向けスポーティサドルにした上に、身長伸びてるのでまた上げると…、殆ど前傾姿勢なのだが。制服姿の女子高生なのだが。

 「これで良いか、ちょっと跨いでみ」

 「おー、前屈みで、格好いい〜」

 お前の感性がそういうので良かったよ。

裂けた所を軟質プラ用テープで塞いだ上にカバーを2枚掛けてた。

横が膨らんで裂けかけてるってヤバいよな、普通。

で、買い込んだ訳です。シュワルベの英式"20は定番。タイヤはKENDA製アキのやつ。

タイヤ交換面倒。テンショナー機構ないからね。

カゴなかったら完全に自己満ショップカスタムみたいだよな(W、ルイガモ。

'14.6.12  myhome  bicycle 

雨天
 梅雨入り宣言が出されると例年晴れ上がっている様な気がするが、今年はとりあえず梅雨ぽい。またこれも例年の話だが、今年もゲリラ豪雨などと呼ばれる集中豪雨に見舞われたりするのかも。しかしそろそろこの呼び名は変えないものかな。天変地異で暗い未来みたいな印象操作をされている気分になる。スコールで良いだろ、スコールで。

 ところで今年は特に、そういう雨に降られて困る家は多いのではないだろうか。冬の大雪で車庫の屋根が潰れた家が多くあるだろうから。

 うちの大きい方の車庫の屋根も、潰れてこそいないが若干曲がっている。真ん中がひしゃげたために、雨水が樋の端の排水口(集水器)まで行かずに真ん中からダダ漏れになってしまう。強い雨でなくても漏れる。仕方ないのでつっかえ棒を立てて持ち上げたところ、なんとか雨水は排水口へと流れる様になった。しかしその辺に転がっていた竹を適当に切っただけの棒なのでもう割れてきてしまっている。もっと丈夫な木片から作るとしても雨の日に塗装有りの木工はやるものではないだろうし、次の週末にでもしよう。

 そんな訳で雨の降る週末にやることが無くなってしまった。呑み始めるにはまだ早い時間だったので、ローラー台でも乗るかと思い立つ。だが、室内のRC20のカバーを外してテラスに出し、終わってから拭き上げてしまうのを考えたら面倒くさくなり、結局外にあるJEDIで走ることにした。

 前後サス付きの小径車で、履いているのは非スリック。およそ3本ローラー向きではない。ただ、ホイルベースは700cのロードと同じらしく、セッティングはそのままで済んだ。乗れるのかいなと思ったが、意外とあっさり乗れた。


応急と言ってもこれはなぁ。

そう言えば、ローラーに外で乗ると言うと意外そうにされるが、外と言ってもこういう場所です。

後日、軽量硬質な材料と交換。


使わなくなった鍬だかの柄をぶった切って黒く塗っただけだが。
 音楽がある位じゃ飽きる。これで、バランスも取らなくて良いしシフトチェンジもしないエアロバイクに乗る人の辛抱強さを想像すると凄いなと思う。

 飽きた頃にはビールを呑むのに程良い時間になっていた。

JEDIの記録(ローラー台上)
走行時間30min/走行距離13.65km/平均速度27.2km/h/最高速度43.4km/h

読書 三浦しをん「星間商事株式会社社史編纂室」ちくま文庫

オビに「三浦しをんワールド全開!」とあるが、まさしく全く全開であった。作中作であるBL小説が実は書きたかっただけじゃないかと小一時間訊くまでもなく、解説の“腐女子仲間”金田淳子女史がヲタ的分析をしている。