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公文書

'12.4.30  bicycle 

荒川までの経路

 給料は安くてもGWは暦通りの我が社。ともあれ、このところの私は諸々あまり調子良くなかったし、そもそも仕事はないのでゆっくり休むわけである。そして家族行事も特にない。というかあまり詳しく教えてもくれない。長女は部活だろう位しか分からない。

 愚痴っぽい連休初日。多摩川チームで予定していた「マルス」行きも流れていたのでさてどうしようかと考える。近々行く予定の荒川へのルートを確認しておこうかというのと、ハーフクリップ付きのレオパードに慣れておくかということで「荒川最短コース探索」となった。

 自宅から荒川へのスムーズなルートは小金井街道ー志木街道のはずだが、妙に渋滞する道などがあり、またちゃんと地図を携行していなかったため途中で迷う。往路最大の失敗は小金井街道のまま清瀬駅を越えたことか。実際はもっと手前の40号線で曲がれば広くて緩やかな道で志木街道に合流できていたのだ。

 ところがここで妙な体験をした。路側帯と歩道を乗り降りしながら渋滞路を回避している最中のこと、歩道を歩いている人(同世代くらいの男性)にいきなり敬礼をされた。意味が分からないので会釈を返して車道に降りてすれ違ったのだが、ひょっとしてあれはレオパードの前照灯が旧東ドイツ軍の歩兵用ライトであることを知っての行動だったのではなかろうか。停車して訊けば良かった。ていうか行く先々で同好の士を増やしてどうするんだ。

 往路は色々迷ったが帰路は選び直した道で順調に走り、結局自宅から荒川までは18km/40分で着けるのだとわかった。多摩川までのせいぜいが2倍だった。最短到着ポイントは秋ヶ瀬取水堰。そして翌日はRC20に乗り換えて確認をした。

 初日のジーンズにTシャツという出で立ちに較べて、ロード装備の2日目は快適だった。調子に乗って東京湾までとも思ったが、灯火装備をしておらず非常用のLEDフラッシャーだけだったので断念したのだった。


レオパードの記録 走行時間1h43m/走行距離39.92km/平均速度23.1km/h/総走行距離629.0km
RC20の記録 走行時間2h13m/走行距離52.7km/平均速度23.6km/h/総走行距離9491.0km

'12.4.17  bicycle 

桜の下を試走
 いわゆる新年度となり(なぜ「いわゆる」かと言うと、うちの会社は7月決算だから)もう少しのんびりした毎日になるかと思いきや、その後も規模の大小はあれ面倒臭いことが散発して、何とも気の安まらない日々が続いている。

 さてそれはそれとして、土曜朝は学童クラブ父母会だった。次女は今年4年生で卒所となり、上の子から合わせて6年間最後の会合となった。新年度の役員決めだったのだが、これが例年になく難航した。そうなると脇から見ているだけでは済まない性分なので、途中からなぜだか進行・説明担当になってしまったのだが、話は何とかまとまり会合は無事終了した。夜は割合気の知れた人だけで打ち上げ。もうこんな呑み会もそうそうないな。

 翌日は一転して晴れ上がり、細々とした用事〜布団を干すとか、部屋を掃除するとか、窓に常駐しているカメムシを外に放っぽり出すとか〜を済ませて、走りに出た。

 RC20のステムを交換していたので、具合を見るのが一番の目的だった。作業は雨の土曜に行い、ローラー台で仮の走行テストはしていたのだが(便利!)、やはり実走には代えられない。今回ポジション改善のためステムを70mm→50mmにしたのだが、ケーブルは調整しておらず余り気味になっていることを除けば上々だった。

 この時期は、自転車もニューモデルが出揃う時期のはずだが、まるで縁がない、RC20ももう5年である。私の物欲も経済状態には逆らえない次第。いや、自分用としてスポーツ車が自宅に3台あれば充分か。

 気分良く走っていたが、多摩サイ下りも途中から花見客で大変なことになっており、諦めて街中へ移る。何せ前ではなくて上を見ているかどこも見ていないのだから自転車降りて押していても危ない。桜のないところに出なければ。

 尤も、街中を普通に走っていても、どこも不思議な程に桜の花びらだらけだった。


新型のクランプ(左)は接触面積が広く云々というのが謳い文句だったが、チェッカリングは1/3程度。いずれにしても使わず。

やっぱ短ぇな…。

ケーブルも切り詰めないと駄目だな。
 
“火星行き”の準備でレオパードにハーフクリップ。似合うねぇ。

帰宅後。休日の定番作業、上履き洗い。最近は焼き鳥(自分で買ってくる)がセット。

RC20の記録 交換したステムの具合確認走。走行時間1h22m/走行距離32.19km/平均速度23.3km/h/総走行距離9419.0km

'12.4.13  bicycle 

春の物資投入
 最近の私は、趣味にそれ程お金を掛けていない。そう言うとよく異論を唱えられたりする訳だが、例えば自転車のウェアは基本ワンシーズンワンセットしか持っていないのだ。それはともかくローラー台買ったじゃないかって? ああ、忘れてた。

 ともあれ、覚えている限りでは久しぶりの自転車関係の買い物である。

 夏物のレーパンがいい加減寿命と思われるのでセール品のポチットのレーサーパンツ。走りに出てはいないので穿き心地に関してはまだ何とも。ただ、パールイズミの安い製品と較べてもパッドが固くて…ちょっと前が短いのですケド、私には。

 次に三ヶ島ハーフクリップ。これは近々にレオパードで遠出する予定が出来たために購入した。フラペで100km近く走りたくはないし、かと言ってクラシックなレオパードにSPDは合わないしなと考えた次第。

 そしてディズナ リッジラインステム(50mm)。同ステム最短モデルである。長さだけでなく本体とクランプそれぞれのカラーもバリエ豊富なのが良い。尤も私は緑/黒しか買わないのだが。マイナーチェンジでクランプの形状が変わったが、ちょっと野暮ったくて趣味じゃないな。

 RC20のステムサイズはデフォルトの100mmから90、70と替え、3回目での終着である。結論として、RC20のフレームサイズ460は身長171cmの私には大き過ぎたということになるだろうか。また、以前は前傾姿勢にはハンドルの低くさと遠さが必要なのだと思い込んでいたが、それも骨盤がちゃんと立ったポジションを取れていての話で、逆に言えばそういうポジションを心掛けて乗る様になったという事なのだろう。何より、前にも書いたが3本ローラーに乗ると前荷重過ぎだというのが如実に分かってしまうのだ。

 かくして快適な自転車ハイシーズンへと突入…となるのだろうか。そう言えば日焼け止め、部活の時に使うと娘が持っていったままだったな。


ポチット 4スピンドルレーサーパンツ2,940円 通常価格も3,675円だが安いなぁ。ポチットはあさひネット店のオリジナルブランド。



三ヶ島ハーフクリップ1,438円 初め革パッドの色で悩んだが、店頭ではあまり見掛けないパッドなしを見て、これで良いじゃないかと。



ディズナ リッジラインステム(50mm-グリーン:下)4,284円 クランプは互換性もある前タイプから持ってくるつもり。

'12.3.25  bicycle 

檜原村カーボローディングの旅
 2月から続いていた繁忙期もやっと一段落となり、雨も降らなさそうな週末となった。ぐだぐだ寝ていた土曜日は後半自宅仕事で過ごしてそれで終了。ここ暫くのネタだったローラー台用iPodの調整も一段落してはいたけれど、だからローラー台に乗らなければならないという訳でもない。ちなみに、要するに私のPowerBookでは扱えないというだけの結論で、引っ張り出した旧いiBookでやれば良いのが分かった。

 週末の予定についてたらたらツイートしていたら、mixiのつぶやきでRionさんから「9時、四谷セブンにて待つ」という果たし状の様なコメントが。待ち合わせ場所からして「炒めスパゲティーの店マルス」ではないなと安堵した。なぜなら土曜はランチにスパムたっぷりのリングイネ・ナポリタンを作って食べたから。

 さて日曜日。早起きして(9時でかよ)向かった。ちょっと遅刻して。だって乗ろうとしてたレオパードがパンクしてたのだ。そうしたらRionさんだけではなくせんがさんもいた。これは何、走るの? 凄く走るのか?

 「ど、どこまで走るんですか?」
 「武蔵五日市の先に旨いパスタを食わす店があるんですよ、ふふふ」

 武蔵五日市って山梨じゃないよね? ならいいかな。そんな風に思ったのが間違いだった。都留の義祖母宅への道と何も変わらない。凍結防止剤が目視できる急坂は所々湿っている。乾いた道に出たと思ったら、サンフランシスコかと思うような長い激坂だった。


せんがさんのアンカーとRionさんのマドン4.5C、そしてRC20。「緑ですねぇ」。いやマドンも充分青ですよ。

 武蔵五日市駅前をパスして暫く、檜原村のイタリアン「Villa delpino」に。ランチ開始の11:30丁度の到着となった。Rionさんお薦めの店で、これがなかなか。

 ゆっくりたっぷりいただいた後は武蔵五日市駅まで戻り、そこで私はお別れした。

 「次は南林間のマルスにぜひ」

 そして我が家の夕食はミートソーススパゲティだった。これをカーボローディングと言うのか?

※追加注)文中のRionさんの文体は架空の物です。

スパム炒めるのもそれなりコツがあるのね。タマネギなかったのが残念な沖ナポ風ナポリタン。

素朴なファサード。周りがそば・うどんばかりの中、希少でもある。

地元檜原産の野菜、食感たっぷりの檜原舞茸にワイルドなブロッコリー。そしてベーコンごろごろの具だくさん感に満足。これに前菜とコーヒー(しかも何でもあり)が付いて1,000円は、ただ食べるためだけにここまで来る価値が十二分にある。

まあ絶景なんですが、高所恐怖症につき腰退けて撮影。

はいはいドスンと来てますよ、我が家恒例のミートソース。

RC20の記録 檜原村のイタリアン「Villa delpino」。走行時間4h10m/走行距離102.11km/平均速度24.4km/h/総走行距離9386.8km

'12.3.10  bicycle 

NO MUSIC,NO RIDE??
 日常、意識的に音楽を聴くということが私にはあまりない。3年に1度あるかどうかという位だ。そして今が多分、その時期なのだろう。と言っても特定の音楽に強く惹かれたとかそういう事ではなくて、必要があってなのである。

 運動としての自転車は、1時間以上は乗らないとあまり効果的ではないが、ローラー台では10分も乗ると飽きてしまう。音楽を聴いたりビデオを観ながら乗るという人の話をよく聞くので、とりあえず音楽でも聴いてみるかとなった。

 ところが私は専用音楽プレーヤーを持っていない。iTunesの入ったPowerBookを背負って走る訳にもいかないから、長めのイヤホンを繋ぐことにした。ちなみに滅多なことでは両耳を塞いで音楽を聴かないから所謂イヤホンしか使わないが、この選択肢があまりに少ない。

 更に問題なのが、いつ転けるとも知れないローラー台からノートPCに有線するリスク。これ無線にならないだろうか。

 そこで候補になるのがBluetoothヘッドホン。片耳だからヘッドセットの方が良さそうである。ところが調べ始めると、全てのモデルが普通に音楽を聴ける訳ではないのだった。A2DPというプロファイルが必要で、ちゃんとした音質で聴ける物となると二三千円では済まない。そもそもマイクの方にもそれなりのコストが掛かるのだから、音楽を聴くためだけに買うのは効率が悪過ぎる。林檎屋君のJowbone ICONを試させて貰ったが、音もデザインも申し分ないが、とてもこれだけのために支払う価格ではない。

 Blutoothヘッドホンでジャック付きとも考えたが、手持ちの物で代用可なのを思い付く。携帯電話のSDプレーヤーだ。しかしこれも頓挫。私のはセキュアAACファイルでないとならず、Macでこれを作る術はない。

 それなら安物のMP3プレーヤーを買ってしまえば良いだろう。しかしその広大な選択肢が、私には酷く面倒臭いのだ。どっちにしても駄目じゃん。

告白すると、今までずっとステレオ端子にモノラルプラグを差すと、モノラルモードとかで音が鳴るものだと思い込んでいた。実際はこういうアダプタがないと、左側しか聞こえていない。

'12.2.16  bicycle 

鯛焼とローラー台と私
 天気の良い週末には、走りに出ないと何かとても損をした気になる。例えば布団を干しそびれたのに似た気分だ。乾燥してはいるが陽の照る時間は短いので、うっかりするとすぐに干せない時間になってしまう。その点ではまだ自転車の方がマシか。そんな訳で日曜午後から走りに出た。家人は皆外出である。

 前日土曜日は、もんちゃんのテニス教室送迎の合間1時間足らず近隣を走ってきたが、走り足りないのでそのままローラー台に乗った。乗ってすぐ、何かおかしいと思ったが騙し騙し走る。前輪が振れる。タイヤをしっかり拭かずに乗ったのがまずかったか、あるいはローラーが埃を被っていて滑るのか。降りて様子を見ると不具合はローラー台の方にあり、前輪側のローラー取付ボルトが緩んでいた。もし外れでもしたら物凄い事故になる。時速40kmでカタパルト発射して目の前が全面ガラスでは洒落にならん。勿論締めが足りない自分が悪い。

 一方でローラー台の利点を今更ながら実感している。前後荷重が等しくないと挙動が安定しないのだが、それでRC20のセッティングが前のめり過ぎる事に気付いた。ハンドルが遠いのだ。ステムを最短の物にする必要があるが、そんなに大きいフレームだったのか。レオパードは問題がないので、吊しより他人向けの誂えの方が身体に合っているという皮肉である。

 さて日曜はそんな事を意識しながら久しぶりの多摩サイを走る。季節柄ランナーが多いが、思っていたよりは走りやすい。歩行者自体が少ないからだろう。50km位と考えていたので、鯛焼屋辺りが折り返し地点。近付くと向かいの公園に自転車乗りの集団が見えた。日曜は休みのはずが開店していたのだ。後で事情通の人から、この時期は日曜も開けているのだと聞く。1個で足りるのだが、100円なので何となく2個買ってしまう。

 今週は忙しくなるんだよなぁ。週末乗れるだろうか。いや、まず今週末は布団干さないと。

姿勢を見るには丁度良いのだが、確かにもしもの事を考えると怖いな。

これこれ。これ位が私には丁度良い。うん。旨いじゃないか。

RC20の記録 多摩サイ鯛焼屋往復。走行時間2h40m/走行距離42.56km/平均速度24.0km/h/総走行距離9226km

'12.1.17  bicycle 

ゴム板に至る
 工作素材が好きなので、DIY屋やハンズとかへ行くとアルミ板やアクリルの筒を時間を忘れて眺めていたりする事がある。たまに「これはあれに使える」とか閃くこともあるが、大抵はただ眺めているだけ。そこが私をモデラーやクリエイターでなく単なる工作好きの凡人たらしめる所なのだろうな。実際、手も遅いし、大雑把であるし、段取りも悪い。

 ところでそこでの話だが、目的があって行っても悩んで決められない事がある。想定していた物でない物に心移りしたりする。私の意志の弱さや性癖の話は取り敢えず置いておくとして、要するに下調べが足りないということだろう。

 今回もゴム片1つ買うのに迷った。

 元々は、ジェダイに取り付けたクロップス製ブースターロックが走行時余りにガタつくのが厭になり、ここにクッション代わりになる物を付けようと考えた。しかし場所は鍵の接合部という一番硬い部分であり、刃を立てる余地はなさそうである。初めはエポキシ接着剤を盛るのが粘りもあって良いかなと考えたが、整形を考えるとエポキシパテの方が適当であるようにも思える。しかし弾力性を考えればゴム片を接着するのが最適かという結論になった。適当な素材が手元にないので買ってくるしかないが、買うなら板で買ってきて、ついでに3本ローラーの脚に付けたらいいだろう。屋外の土台がしっかりした場所に置くので振動などは大して気にならないが、設置時に引き摺ると音が耳障りなのだ。

 さてそれだけの想定でDIY屋のコーナーに辿り着くもさて困った。エラストマーとブチル、どちらが振動吸収性能が良い? 高ければ良い? 別に直径3mmの半球で裏面糊付きとかあるが、3mm厚10cm角の板と価格差があまりないので勿体ない。結局板にして全部そこから切り出すことにした。

 作業自体は、まあ、切って貼って。楽しいのは素材探しだけで工作自体は楽しんでないんじゃないか?(笑)


シリンダーチューブ内側を見ると、2箇所擦れた痕があり、台座先端が触れているのが分かる。

台座にゴムリングを噛ましただけではチューブ自体は揺れはするので、台座先端にゴムを貼った。

ローラー台の下にはカーペット用両面テープで。均等に切り出したものだからこの雑さ。

読書 村上春樹 編・著
「ザ・スコット・フィッツジェラルド・ブック2 バビロンに帰る」中公文庫

そう、アル中は病ではなく業なのだ。そして私に言える事は、栄華を極めた事のない失敗者は「フェイリュア」とは言えないってことかな。単なる駄目な人。


'12.1.9  bicycle 

新たなるステージへ!!(?)
 初めて趣味用途で自転車を買った時には、ロードバイクに乗るとまでは考えていなかったし、レーパンを穿いて長距離を走るとも考えていなかった。そしてまさかローラー台の事を考える様になるとは全く思いもよらなかった。

 しかし冬場の自転車は相当な投資(着衣等に)をしなければ外を走れないと自覚したし、梅雨時の歯がゆさも実感したりで、自転車趣味にローラー台導入という選択肢もありではないかと考える様になったのだ。

 入門としては後輪を軸ごと固定する固定ローラーがある。しかしバランスを取る必要もなくただ回すだけで、いずれは3本ローラーの方が良くなるのだろうし、価格に大差もない。また固定でサイコンを使うにはセンサーの設置を後輪に変えたり前後タイヤの摩耗差も考えなければならない。そんな訳で、3本ローラーの導入に踏み切った。

 しかし舐めていた。というか自分が運動系の人間でないことを忘れていた。SPDペダルのクリート脱着にはすぐ慣れたが、ローラーの上でバランスを取って走るのは勝手が違う。お陰でモノの届いた初日は庭で途方に暮れることになった。物干しに捕まりながら暫く漕いだが意味がないことに気付く。走っている最中にはむしろ何にも捕まらない方が良い。倒れる際に足つき位置より台の高さ分低い所へ下りなければならないのがまた煩わしく危なっかしい。とりあえずローラー台と同程度の高さの台を横に設置した。

 2日目。やっとそれなりに走れる様にはなった。確かに実走と違って間が持たないが、これに乗って映画1本観られるというのは今のところ信じられない。車輪を空転させて足を休められないのは困ったなとも思った。バランスを取るのに変な筋を使い過ぎたらしく、脇腹の後ろ辺りが痙ってしまった。しかし3日目は芝の上でなくても恐怖感なく漕げた。

 庭で遊んでいたもんちゃんが何気に「とっとこ〜走るよハム太郎〜」と歌っているのに気付く(実話)。ハムスターと一緒にすな!

正月三日目。いつぞやもお目に掛けましたこの装備…


墓参りであります。単に走るに当たっての目的地設定が面倒だっただけではないかと、ご先祖様に叱られそうなのであります。
帰路、頑八で「スープなしラーメン」なるものを食してきたが、何の記事だか分からなくなるのでそれはまた改めてのお話。

リハビリ連休前日に届いた Elite Arion Parabolic Roller。日本で3万の物がイギリスの通販だと2万…。

DKのオブジェと化していたレオパード登場。シフトチェンジも頻繁でないだろうし、重い方が安定しそうという理由。

テラスの片隅に佇むこやつとは運命を共にせぬ様に…(ちなみに妻が買った物)。

RC20の記録 1/3墓参り。いつもと違う道で行こうと思ったら道に迷い、楽しくもない埼玉の道を延々と走る。
走行時間2h4m2s/走行距離48.75km/平均速度23.5km/h/総走行距離9094.46km
レオパードの記録 ローラー台。あくまでも1/8-9、2日の合計デス。
走行時間1h7s/走行距離30.03km/平均速度24.69km/h/総走行距離561.5km

読書 山本夏彦「編集兼発行人」中公文庫(再読)

そうそう、一時期結構読んでいたのであった。これがある種、随筆に望む姿勢のお手本であったし、下手すると文体まで似てしまっていたこともあった。ただ、今更何冊もは読めんな。う〜む。


'12.1.3  随筆  bicycle  car

煩悩だらけなるも無欲
 「あと2日ある」というのは、夏休みが終わる前のあの感覚に似ているのかも。尤も、夏休み然とした夏休みの様な連休を過ごせたのは学生時代までなので、失われて久しい感覚ではある。勤務先は29日〜4日の休み。主な得意先は商業施設なので年末年始もそれなりに営業しているのだが、この時期には出て行かねばならない程の仕事はないため、例年勤務日通りとなっている。

 2012年というのは自分にとって特に節目でもないが、新たな年となり、自分の歳と娘達の歳とそれから母の歳を考えたりする。この位になると時間は無闇に流れてしまい、若い頃よりむしろ先が見えない。いや、若い頃には思い描く何かしらのために、先に何かしらを見ていただけかも知れないが。一緒に過ごしていても、中1と小3の娘には過ごしている時間の密度が違うのかと思うと不思議な感じがする。いや、10歳違うだけでも密度や価値は違うだろう。

 まあそんなことを考えるのも日中にビールを呑みながら庭を眺めている時か、真夜中に目が覚めて眠れない時(大概はすぐ寝てしまうが)くらいで、あとはだらだらと過ごしている訳だが。

 大晦日にミルが除夜の鐘を突きに行きたいと言うので、誰と一緒かちゃんと言っておきなさいと言うと、一緒に行く人なんて誰もいませんってと言う。連れて行けということらしかった。徒歩10分の寺であっても夜中に子供同士で外出して良い歳ではなかったか。結局は近所の幼馴染みの子(前はそれ程親しくはなかったはずだが)も一緒に連れて行くことになり、3人で近所の寺へ行った。近隣では最も大きい寺だが11時半で10人程度しかいなかった。娘達の通った保育園の「理事長先生」が読教していた。煩悩だらけで鐘を撞いた割には、賽銭投げて願うのは子供のことだけだった。

 元旦は一日中呑んでいたが例年通り。休みの間中に2回、走りに出られればそれで良しかな。

年末、がら空きの都心部をC3で走る。

除夜の鐘を撞くミル。

冷たい強風の多摩サイ。

恒例の羽田。神社ではないので、柏手を打つか毎度悩む。

RC20の記録 スカスカの多摩サイで羽田。帰路は環八。往路のアベは27km/hだったのだがこの落差。
走行時間3h16m33s/走行距離77.03km/平均速度23.5km/h/総走行距離9045.6km

読書 角田光代「くまちゃん」集英社文庫

登場人物と時期が少しずつ重なる7編の物語。こういうのは最後まで併行したり最後に繋がったりするが、本編についてはどうもいただけない。ふられ話集なのだが、最後恋愛相談会みたいな形になって締めるのがどうもと思うし、角田らしい感じもしない。