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公文書

'10.8.30  bicycle 

墓参り

 日本のクルマのアクセサリーには、どうしても首を捻りたくなるような物が多い訳だが、例えばまず“赤ちゃん乗せてます”というのが怪訝で仕方がない。「赤ん坊乗せてるから挙動が緩慢なので勘弁してね」って意味か? そんなの駄目だろ。言い訳してないできびきび走れ。駄目なら公道に出るな。

 誤解なきよう書いておくと、私は電車で妊婦を見掛けたら積極的に席を譲る。あまり妊婦妊婦してない服装と体型の女性でも、妊婦バッヂをしていれば自分から声を掛ける。子供や、場合によっちゃ老人だって、立ってた方が良い人は立ってりゃ良いが、妊婦は座れるに越したことがない。そういうことにブレはない。

 ともあれ、免許を取得したばかりであったり歳を取っていたりする運転手自身に対しての保護措置は、まああるだろうが、赤ん坊を乗せたクルマに実際に法的優遇措置はない。それはそうだろう。運転手がしっかりしていて、幼児・児童にはしかるべき補助座席を用いることで乗車を可能にしているのだ。それで充分である。駄目なら乗せなければ良いというだけの話だ

 更に怪訝なのが“犬乗せてます”だ。「挙動不安定な犬が乗っているので不意に騒いで運転に支障を来すかも」って意味? そんなの降ろせよ。ふざけるなって話だ。犬好きでの私ではあるが、あんなものはいらない。

 「私は犬好きなので、犬好きの方は仲良くしてください」とかういうことならまあ良いだろう。最近見掛けない「I Love Mac」みたいなものか。それなら良いだろう。

 しかし“猫乗せてます”は見たことないな。挙動不安定なのはむしろ猫の方だろう。なぜないのか。

 ここしばらく不調だったRC20が何とか完調した。結局パーツの調整も最後は力業だった。まあそんなものだろう。それもアリだ。レオパードでは不可能だったクルマとの併走が可能になり、そんなことを考えながら走っていた次第。

 え〜、25日が父の命日なので墓参り行ったという話なんだが。


物干し竿でスポーク調整。センターずれてりゃシミーも出るわな。

レオパードにサドルバッグ装着。右にチューブ、左にポンプとタイヤレバーに工具。ちなみに、これ何の容れ物でしょうか? 分かる方は後同輩。

RC20に装着のマジックカラーチェーンも200km程度でこんなもの。


LEOPARDの記録 
8/28多摩湖 走行時間1h13m/走行距離29.95km/平均速度24.2km/h/総走行距離405.3km
RC20の記録
8/29墓参り 走行時間1h34m/走行距離38.28km/平均速度24.3km/h/総走行距離7216.9km


'10.8.22  bicycle 

何のために直して何のために走るのか

 うちでは自転車は居間に上げているので手の届く場所に常にあるわけだが、平日はまず弄らない。夜は大抵(というか必ず)呑んでいるということもある。そんな次第で自転車弄りは週末となる。走るのは涼しい時間になってからなので、昼前後はテラスに道具を広げて蚊取り線香を焚いて作業をする。それにしても暑いので、ついビール片手に…。結局同じか。

 まずはRC20の調整なのだが、FDはすぐに調子を戻した。元より換えた部品はアウターケーブルだけだし。

 問題はRD。STIレバーは事故で土手に突っ込みメンテで半バラした。シフトワイヤーには皮膜を付けたし、アウターケーブルは交換。ディレーラーハンガーは曲がっていたので交換。そして、RD自体がアルテからデュラになっている。

 そもそもが、ワイヤーを外してしまってもプーリーがトップギアの真下に来ない。これ、ひょっとしてフレームから曲がってるんじゃないのか? しかし考えても仕方ないのでRDを持ってエイヤと外側に曲げた。我ながら乱暴である。お陰でトップに入るようになった。

 しかしどうやってもローに入らない。ストローク(プーリーの振り幅)が足りない。ということはワイヤーの巻き取り量が足りないのかとも思いつつ、プーリーを手で掴んで動かしてみてもローまで動かないのだ。もういいや、ローは使わない(面倒くさくなってきた)。

 そんな訳で気分転換にレオパードへ移る。あまりに鳴きの激しいブレーキをとうとう交換することにした。「タイヤガイド」の突起がない物を探していたのだが、ピスト用と思われる製品にシンプルな物があったのでこれに交換。嘘のように静かに確実に停まるようになった。

 最後は妹の通勤車のパンク修理。昼食後に昼寝をして夕刻走りに出た。自転車三昧であった。余所の自転車系ブログの様に「どこそこ行って何をした」が全くないというのはどうなの。


Magic One MG-CLB01キャリパーブレーキシュー 買値724円(1ペア) ピスト用らしく、実はカラーバリエが豊富。

今では当たり前の角度微調整ができる取り付けボルトの付いたシュー。

グッタまで持ち込んでテラスが埋まる。自転車屋か?

曲げ直すなら新しいハンガー買うことなかったな。

交換前。旧車ブームなのになんで純正のシューが売ってないのかねぇ。

こんな物刺さっていたら、そらパンクするわな。

初使用でいきなり折れた。飾りにしかならん。この役立たずめ。

交換後。長いが薄いので、Fフォークには当たらない。
RC20の記録 それでも走るってまずいんじゃないの?
8/14多摩湖 走行時間1h16m/走行距離30.33km/平均速度23.8km/h トップ、ロー、アウター入らず
8/15多摩川 走行時間1h05m/走行距離26.67km/平均速度24.5km/h トップ、ロー入らず
8/21二子玉 走行時間2h07m/走行距離49.42km/平均速度23.3km/h/総走行距離7131.4km ロー入らず

'10.8.15  bicycle 

RC20の復活


 盆休みというより、休みを1日多くしただけの週末。義母の実家・山梨へ曾祖母を訪ねる予定だったが、先方の法事等の都合で中止になり、まる1日空いてしまった。

 やっとRC20を完成させ、狭山湖を一周してきた。止まれることと部品が落ちないことだけクリアすれば良し位に考えてはいたが…、結局アウターに入らないはトップに入らない上にローでは歯が鳴るはというしょうもない状況。どうもRDはアウターケーブルにブレーキ用を使っているのが災いしている模様。路面も濡れ気味でスピードは出せず好都合だったかと考えることにした。

 ところで体の不具合は完治となり、形は歪ながら鎖骨も機能するようになっている。自転車乗りの皆さんは「保険はどうなっているのだろう」と気になっている方もいると思うので報告しておきたい。

 保険はRC20に乗り始めた辺りで気懸かりになった。バイク並の速度で車道を走る訳だから、事故を起こした時のことは考えておかねばならない。自動車保険にはオプションで自転車搭乗時を含められる物もあるそうだが、自分はクルマ自体手放しており保険は解約。妻の自動車保険には元々そういうオプションはなかった。色々調べているうち目に止まったのがYahoo!の「ちょこっと保険」だった。Yahoo!プレミアム会員向けの傷害保険で、中に「自転車プラン」というのがあった。

 相手に対する補償ばかりに目が行っていたが、自分の怪我にもちゃんと補償があった。私の入っている月額650円の「ミディアムセット」で、通院1日1,000円。ギプスなどの固定具着用の場合は通院期間180日を上限としてその1/2を対象日数として補償ということだった(この辺り説明自体は不充分)。

 何にせよ、自分もRC20もまだまだ要調整というのを実感した連休だった。とりあえずシフトアップ時ダウンチューブに手を伸ばす癖を直さないと…。

←緑化の益々進んだRC20。アウターケーブルは全てSTAR TEKのグリーンに。シフトワイヤーは青鍛冶さんから頂いた弱電用コード皮膜のグリーンでカバー。


フロントフォークはトライゴンのエアロフィンタイプに。ナイロンタイもグリーン(苦笑)。


ロードバイクにベルは不要という人もいるけれど、車道で余所見して走っている自転車相手には精神衛生上有効だと思うんだよな。ちなみにコレはキャンディカラーで塗ってます。


とうとう装着したデュラ。U上さん、ありがとう。しかしエイカーのプーリーにしてしまうのは勿体なかったか。

'10.7.26  bicycle 

自転車生活復活への第一歩。なぜか真夏に。

 土曜日にRC20を弄ったが、結局ワイヤーの取り回しで終わる。その程度で重い腰になっていると言うことは、興味が薄れているのだろうか。

 興味と言えば、かつては日に二巡はしていた自転車系のブログなどもまるで見ておらず、辛うじて一部の方々とtwitterやmixiでやりとりをするに留まっていた。まあ、本人が乗れなかったのでは無理もないのだが。

 よしそれではと、リンクページに載せさせて貰っているところを見て回る。ああ、さすがに皆さんあっちこっち行かれたり、あれやこれや買われたりしていた。私はすっかり浦島太郎である。

 そんな訳で浦島太郎の亀宜しく旧車レオパードで、取り敢えず日曜は竜宮城まで走ることにした。午後は豪雨の予報もあり早起きできたら位に思っていたら、変な寝方をしてしまったために変な時間に起きた日曜の朝だった。

 しかし走り始めて暫くして、先日来懸念していた前輪のシミーが決定的となった。長く平坦な下り坂で40キロ以上出すと確実に出る。初めは境川へと考えていたのだがこれでは途中の多摩ニュータウンは走れないものと判断。比較的平坦な多摩サイで羽田へ向かうコースを走ることにした(本来は走行中止だよな)。

 しかし、その。自転車のコンディション以前の問題が、乗り手にもたらされるのだった。…暑い。当たり前か。保冷剤のないボトル(ポーラーが黴びてた)だったためドリンクもすぐにお湯となる。スポーツドリンクは諦めて途中から水にするも、首に掛けても冷却効果なしで意味なし。

 それでも控えめ走行のためか足も痙らずに帰還した。と思っていたら、庭に入って足を着くなり両脚痙って転倒。足を押さえてひっくり返る父を見てベランダに顔を出したミルが心配してるかと思いきや、「クーラー付けたからこっち締めるよぉ〜」だと。


羽田なう


給水所なう


ワイヤー取り回しの終了したRC20。ちょっと目立ち過ぎか?

レオパードの記録 羽田
走行時間3h11m27s/走行距離78.94km/平均速度24.7km/h/総走行距離322.7km

'10.5.16  bicycle

事故後初走行

 1月30日の単独自転車事故で鎖骨骨折をして以来、初めてロードでの走行をした。

 先週頭の診断で見たレントゲン画像では、素人目にはまだ全然繋がっていない様だったが、医者に言わせれば結構繋がっている状態なのだそうだ。「何かスポーツをする予定は…あ」と、画面のカルテを見ながら言うので、「ええ、自転車」と続けて言う。骨折の原因は自転車事故と書かれているのだが、それがスポーツ走行だということは割合に忘れてしまうらしい。あるいは私が自転車でスポーツ走行をするタイプには見えないということなのか。いずれにしても、それにはまだしばらくの時間が必要なのだそうだった。

 それでもクラビクルブレース(鎖骨固定帯)については「外していく方向で」と言われる。まあはっきり言えないのだろうな。外して具合の悪くなる人もいるのだろうし。そんなことで責任追及しないから良いよとまで言っても困らすだけなので、そうですか分かりましたとだけ言う。結局、5月10日をもって、寝るとき以外は外すことにした。外したまま寝てしまうと起きてから結構痛い思いをするという事は実証済み。言うまでもなく腕枕をして寝ることもできない。別に誰にもそんな事したりはしないが。

 自転車繋がりの人のブログなどはしばらくあまり見ていなかった。乗れないのに見るのが虚しいということもあるし、興味自体がだいぶ薄くなっていた。それでも、酒場にはU上さん、学童にはふじさん、と自転車好きの人がいるので、つい自転車の話はしてしまう。

 RC20は、実はまだ全然組み上げていないので、レオパードを引っ張り出した。実際あまりスピードは出さない方が良いので適任だろう。相変わらずのブレーキの鳴きはいかんともし難いが、フロントが外に外れるのは調整した。

 多摩湖自転車道で多摩湖まで行き一周。夕方に出たためかあまり道は混んでいなかった。もっと速く。もっと遠くへ行きたいと思った。


現場再訪。山口観音脇のこの道、実は二輪車走行禁止。漕がなくて自重で下り40km/h越える坂だった。


見慣れないタイプの車止め。小平駅を過ぎてからの舗装の新しい区間に10箇所程度。やや抜け易い仕様。


ツールカン差せる場所もなく、工具類はポケットに。走り出してから予備チューブを忘れてる事に気付く。
レオパードの記録 多摩湖
走行時間1h20m52s/走行距離31.76km/平均速度21.6km/h/総走行距離197.3km
事故後初とはいえ、これでは通勤もできんな(笑)。