'09.4.29 bicycle
夜更け前の歌舞伎町。怪しげな路地の酒場でカウンター越しに密談する男2人。 「全体にテーパーの掛かった鉄パイプだからパイプカッターは使えないよなぁ」 「使えませんねぇ。金ノコですか」 「そこに縦スリットなんてなぁ、無理か」 「こう、回転歯のものがあれば」 「ディスクグラインダーならあるがねぇ」 「危なッ。弾かれますよ」 と、まあ、BBLで毎度のごとく加工モノ話。
'09.4.25 bicycle
先々週に届いた実ダホンことダホン ボードウォークD7だが、実はまだほとんど乗っていない。このポジションでは乗れないのだ。なにせ冗談の様にハンドル位置が高い。 ママチャリでもこうではなかろうと、ボードウォークをママチャリ(パス)とJEDIと並べてみた。シートの位置で揃えて較べるとママチャリより高い。しかし遠さはJEDIと同じ。▼が握る位置である。画像は若干でも遠近が付いてはいるが、それを差し引いても遠くて高い。少なくともこの固定式のステムは切り詰めなければならないだろう。 さてそこからいろいろ調べてみるのだが、やはりここを改造するケースは多い様だ。しかしどうも自分の年式のボードウォークには当てはまらないものばかりの様な気がする。
'09.4.5 bicycle
先日の江戸サイ柴又ポタの帰路、実は儀助さんにくっついて日本橋にある「CAFE cane nero (カフェ・カーネネーロ)」に寄る予定だった。しかし残念ながら日曜は営業時間が短く閉店後の到着となってしまったのだった。 日本橋は得意先に近いので、打ち合わせの帰りに寄ることにした。蛎殻町は築地辺りに似た低層ビルに一般の住宅が混在する街並み。間口の狭いカフェはその存在を知らなければなかなか見つけにくい。通り2、3本を彷徨い、やっとこの辺りだったはずとやっと見当が付くと、果たしてバイクタワーに掛けられた高級ロードバイクの後端が看板代わりにビルの影から覗いていた。 1階にキッチンカウンターがあるが、客席は2階となっておりすぐに案内される。店内はいかにもコアな自転車グッズで彩られており、私の様にロードレースの知識がない者には勿体ない気がする。 そんな私でも強く関心を引かれたのは、階段を上がってすぐの所に置かれた2台のロードバイク。マニア的にはタワーに掛かった「三連勝」の方に引かれるべき所だろうが、私は床に停められた極小サイズのロードバイクが気になる。どう見ても児童車サイズなのだが、完全にロードバイクなのだ。店主にこれは子供用にフルオーダーした物ですかと伺うと、イタリアのオークションで落とした物で、本来子供用の物を弄ってご自分で乗っているのだとか。コンポは9速SOLA/2200系(STIとカセットは8速)でブレーキは黒い105なので最近手を入れた物なのだろう。 翌日、記事を書くため検索すると、店主の方のブログがあり、そこに概ね詳しく書かれていた。柴又の時と同様順序が逆である。昔、週刊誌の仕出し仕事で担当をしていた歴史漫画の大家が「現地取材というのは事前に資料で調べ尽くしたことを検証しに行く場だ」とおっしゃっていたが、今の私は間違いなく叱責ものである。
パチダホンがミスマッチな店頭(笑)。蛎殻町の五叉路近く新大橋通り沿いミニストップの2本裏にある。 マリア・ローザ号 魚眼で撮った絵面ではない。
関連情報 ageda di skaory 最新の店舗情報
林檎屋君、完走の証。第一級鉄十字…もとい、東京マラソン2009完走記念メダル。祝・完走。 スコープドッグ? 娘のルイガモのペダルを換えた。デフォルトはグレーでデカくてあまり女の子ぽくないのでgrungeの“派手カワ系”にしてみた。以前からBMX用に似た製品があったがそちらはリフレクタが付かないので、これが出て良かった。でもこれちょっとデカいな。
'09.4.1 bicycle
第2集合ポイント永代橋。有楽町からこの近くまでは勤務中パチダホンで走ることがある。 江戸サイ広い! と思う間もなく…。 “柴又では鰻”ということで、調理場入り口に7台係留の承諾を貰って「ゑびす屋」に。調理場の兄ちゃん達がロードに興味を抱いていたのでお話ししつつ。
'09.3.25 bicycle
画像は「HUMMING 2」 出品:福岡県 自社サイトあり 即決19,800円 黒、白、赤、青、黄、緑 「STRIDA5.0タイプ」 出品:大阪府 即決15,000円 黒、白、赤、青、黄、桃 「STARIDE」 出品:東京都 即決65,000円 黒、白、赤、青、黄(画像では桃あり)
→本家STRIDAはこちら
'09.3.2 bicycle
チロルチョコの「みたらし団子味」が居間のテーブルに転がっていたのでぱくんと食べたらモエギのチョコだった。「ウグイス味」で我慢してと言ったら「ウグイスの死体が入ってるからヤダ〜」と言って騒ぎ出す。やれやれ。 そういえば昼に2人で公園へ行った帰り、途中の道に状態の酷いカエルの死骸があった。娘が気付かないようにと念じつつ違う方向に気を向かせながら通り過ぎたが、夕方に同じ道をRC20で走ったらまだあった。あれ、小さな子供が見たら夢に見そうな状態だったな。片付けておくべきだったか。詳細描写は避けておく。 ところでミルのルイガモの後輪がスローパンクした。チューブ単体では大丈夫なのに、ホイールに填めて圧を高めると漏れる。どうやらバルブの故障だと気付いたのは、週末までに直せなかったためにピアノ教室に歩いていったのだと妻に批難され、帰宅後ふてくされて修理をしていた時。米バルブのコアドライバーなぞ持っておらず、しょうがないのでJEDIの予備チューブに換える。おかげで前が米式で後ろが仏式という困った仕様に。翌週には英式チューブを前後分買ってきたのだが、内装3段のリアのチューブ交換がどうにも億劫で手を付けるに至らず。 ちなみにそのJEDIだが、やはり相変わらずシミー(前輪のブレ)が出る。それも下りカーブでは大して高速でなくても出る。この自転車、これ以上手を掛けても駄目なんじゃないかという気持ちになってくる。RC20より通勤向きの自転車が欲しいなと思っていたが、JEDIにその責は務まりそうもない。靖国前の下り坂辺りとかでは命の危険もありそうだし。 まだしばらくは忙しいままの年度末。加えてその反動か呑み過ぎも多く、諸々あまり芳しくない。その上天気もこれではなぁ。そろそろ自転車通勤をしたいのだが。テンション低めの出だしの3月。
'09.2.24 bicycle
こういう日こそ走りたい。という訳で日曜は、朝からパジャマ姿でだらだらアニメを見ている娘達をろくに叱りもせずに、午前中妻がテニスへ行っている間、そそくさと洗濯物を干したり靴を洗ったり、RC20の整備をしたりした。この時期はそろそろ芝生に除草剤を撒き、梅の根元にアブラムシ除けの薬を撒いた方が良いのだが、それは来週に回そう。 昼を摂ると、大した目標も定めず走りに出た。取りあえず町田辺りまで行くのだが、急に曇ってきたので、代ゼミの町田校で引き返すことにした(どういう折り返し目標なんだ)。 例によって軽装で何の補給も持たず、50km程度とはいえいくつも山越えをした割に意外にへばらなかったのは、カーボ・ローディングが奏功したのかも知れない。いや、嘘です。すみません。炭水化物と言っても単に昼に大量のつけ麺を喰っただけ。麺類ブローカーの某氏に、B級ならぬ準A級グルメネタで製麺所直売店の麺を送ってもらっていたのだった。旨かったので食い過ぎたかも。 体力はともかく、まいったのは花粉の影響と思しき症状だった。私は花粉症ではないのだが、山を越えて町田の市街地に入るなりくしゃみの止まらなくなる区間があり、下り坂では死ぬかと思った。 ところで整備の話だが、私自身確信を持って整備をしている訳ではないから、マニュアルの類を見ながら試行錯誤で調整をする事も多い。しかし最終的に不安な部分は「ひょっとして元が悪いのではないか?」と思ってしまう。JEDIにしてもRC20にしても、構造的な問題やら何やらが実際にあり、素直に自分の未熟だけを認めきれない部分がある。「ルイガノJEDIとRC20の記録」というページタイトルもいつまで使えるものかと某所のコメントに書いたばかりだが、こういう理由もあったりする。
'09.2.20 bicycle
久しぶりの多摩湖。記録を見たらRC20に乗るの自体がひと月ぶりに近かった。多摩湖の様子はつぴぃさんのブログで知ることができるのだけど(笑)、湖面の上がった多摩湖を見たかった。 それにしてもロードバイクは、やはり走ると決めて時間を取らないと乗れないと実感している。通勤もコートまでもとなるととても担げず、テニス教室送迎が娘の希望でクルマになっていたので唯一の定期走行の多摩湖行きもできなかった。 それでも先日はやっと暖かくなり、「これでクルマはないだろ」と言う私にしぶしぶ娘もルイガモを引っ張り出した。 それにしても大きくなったなぁ。151cmである。大人用小径車が全く問題ない身長だ。同級生はほとんど児童車に乗っているというのに。 最近はヘルメットを文句も言わず被っている。以前、「道路交通法では13歳未満の子はヘルメットを被る様にって書かれてるんだ」(実際には「保護者はそうさせないとならない」だが)という私の話を、ピアノ教室の先生にしたところ感心されたと話していた。それが効いているのかもしれない。 人通りのない歩道を走る娘に併走してサイコンを見ると20km/hは出ている。やはりヘルメットは要るだろう。できればグローブも着けさせたい。 ところで娘の愛車、このところチェーンが外れやすいとか。まさかナットの緩みか。つい先日、妹の通勤車グッタの前輪が横ブレするくらい緩んでいた(危ないなぁ)という事もあり焦ったが、チェーンが伸びただけだった。しかし伸びるの早くないか? 薄い10速用ではなくKMCのシングル用で、しかも乗ってるのは小学生。どうも納得がいかないが、ともあれコマ詰めして調整した。 帰路のこと。多摩湖でのんびりし過ぎて終わる時間に10分遅れたら勝手に帰り始めており、最後数10mでやっと追いついた。送迎と言っても2km程度の距離なので、送迎自体いらないと言い出す日も近いかも知れない。
タイトル買いの短編集(笑)。それにしても私は多分ミステリーというジャンルを読むのに向いていないんだな、きっと。1編1編にいちいち悪意や死体が在るというのがどうも気持ち悪いのだ。つまり「酒場で出会した見知らぬ奴の冗談にいちいち付き合うほど暇ではない」ということか。
'09.2.18 bicycle
前回の自転車ネタではJEDIの前輪のシミー(ブレ)について書いたが、それとは別の原因で、急ブレーキで転ける危険性が高いと訴える情報があった。前回同様JEDIではなく、同じ独特の形状をしたFフォークを持つBD-1に関しての情報だが。 そこには「キャスターオフセットが足りないために安定性に欠ける」と書かれていた。小径タイヤと特殊なサスのためにジャックナイフになり易いというのはわからないでもない。私はそうまで激しい急制動をしたことがないので体験はしていないが。自転車の急制動時には体重移動で重心を後ろに持って行くのが基本の運転法であり、ものの本ではサドルの後ろに腰を落とせとまで書かれており、それである程度はカバーできるだろう。 余談だが、余所にはそこから転じて「キャスターオフセットが足りないから直進安定性に欠ける」という記述がいくつかあった。これは逆ではないか。詳しくはイラストを参照していただければと思う。このフォークのオフセットは少なめだが、直進安定性は、キャスターオフセットが少ない方が増す理屈ではないか。 ちなみにBD-1もJEDIも製造は同じパシフィック社だが、車輪径が異なりブレーキダボの位置は異なるが寸法は同じだそうである。ステムも共用なのでJEDIのハンドルが高過ぎるというのはそのため。車輪径が大きいとトレイルは増えるので、18"のBD-1よりは20"のJEDIの方が直進安定性はあることになる。 ところで、そのパシフィックのOEMについての疑問。タルタルーガType-Sは明らかに日本人吉松氏の設計だが、全く同じ筐体がルイガノにもパシフィックにもあった(今は異なる)。専門誌のインタビュー記事でグリーングループ鈴木氏にその点を突っ込まれてお茶を濁すようなシーンがあった。更に多くのブランドで出ているBD-1系も設計はR&M社だと思うが、改良などは誰がどう行っているのだろうか。
また買ってしまった「yom yom」。内容を悪く言っているのではない。むしろよく読んでいる作家が書いていることが多くて外れが少ない。 しかし、それでも、この体裁はなぁ。その上表2からの広告は「資生堂TSUBAKI」で、表3は「ヒステリックグラマー」だからなぁ。私の様な中年男性は手に取るなと言わんばかりである。 重松清「ルドルフとヒゲをなくしたサンタクロース」と井上荒野「お話の時間」は、私にとっての定番作家なので、文芸誌は出会いのためというスタンスからして邪道なのだが、安心して読める作品もあって欲しい。 大島真寿美「天国は待ってくれる」はどうやら連載だった様だ。以前読んだ作品と同じ登場人物だった。自分が珍しく記事で引用したことがあり覚えていた。 初めて乃南アサを読んだが、「毛糸玉を買って」は悪くなかった。今度試しに文庫を読んでみるかな。 阿川佐和子はエッセイしか読んだことがなかったが「嫉妬の距離」は意外に面白かった。 最後に近藤史恵「スピードの果て」。ロードレーサーの主人公に、リアルな路上の描写で、これは本人も乗ってるんだろうなぁ位に思っていたら、「サクリファイス」を書いた人だった。文章自体も結構良かった。
'09.2.3 bicycle
近所の私道で娘が一瞬の手放し運転を披露する。お父さんとしては見本を見せたいところだが残念ながらJEDIでそれはかなり難しい(本来やってはイケマセン)。 形状からして小径車は安定性が低い。自転車は構造上ペダルの付け根が車軸より低い(BB下がり)方が安定するが、小径車はそれが逆位置になる。だから小径車でやった娘も一瞬であれ上出来だ。 しかもJEDIは仰け反る様に乗って重心を後ろに移動しないと手放し運転が出来ない。前輪の安定性に問題があるのだろう。 手放し運転より切実な問題として、私はシミーという現象にしばしば出会す。高速(40km/h超)で坂を下ると、突然前輪がブレて暴れだす。生死に関わる問題だが解決の方法が見出せず、スポーツ走行を控えるしかなかった。 シミーの起きる原因の一つは横方向の剛性の低さとされているが、私はこれを個体の問題だと思っていた。組み付けが悪いか(ヘッドにガタはないが)、スポークの張りムラが残っているのか。あるいはサスがへたって横方向のブレが生じやすくなっているのかもしれない。 しかし改めて調べると、もっと根本の問題があった。 Fサスを受ける台座が傾いているのだ。荷重が掛かれば横ブレするのは当たり前である。原因は、台座を取り付けるフォークの付け根が鋳造のままで水平が出ていないことの様だった。ヤスリ掛けで水平を出せば改善されると思ったが、そもそも台座取付ボルトの角度自体が取付方向に対して直角になっていなかった。これでは何をしても無駄だ。 調べると、「加茂屋creation」という大阪のショップが、フォークの付け根をコの字形に囲む形状の台座で取り付けるBD-1用のサスを出していた。これは最良の改善部品に思えるが、購入しておらず効果の程はわからない。 それでも傾きは若干修正された。しかし効果を検証しようと近所の長い下り坂へ向かうも、週末は強風で下りなのに30km/hも出せなかった。しかもサイコン不調。やれやれ。
'09.2.1 bicycle
2009年となってひと月が過ぎた。歳事の話ではなく、自転車用アパレルから撤退したアディダスの話である。 好きなブランドだったが顧客に対する姿勢は怪訝に思う。「'08年で撤退」と発表はしたが淡々と1年間商品展開してそのまま終了。こんなものだと言われればそれまでだが、情報は専門誌に少し触れられていただけで、関係各社のプレスリリースとしても残っていない。 製品を供給していたマヴィックのサイトが「サイクルウェア進出」の話として英語のプレスリリースを'08年1月に載せているのみ。アディダスの日本語公式サイトは、昨年の時点で既に自転車アパレル自体が存在しないかの様な構成だった。あるいは元々なかったのかも。ライセンス品だから直営店には置かないとかはメーカーの都合で結構だが、許諾してるからには客から見れば同じなのだから何の説明もなしはないだろう。 物は同じだから今後はマヴィックにすれば良いじゃないかという話もあるだろうが、私の悩み所は品質やコスパではなく、要するに色なんである。ラインナップにほぼ必ず緑系を入れてくるブランドは他にない。 昨年いくつかアディダス製品を購入した店に先日立ち寄ったが、模様替えされてアパレルコーナー自体が縮小されていた。グローブの一部が残っているだけでアディダス製品は見当たらなかった。 ところで話は全く変わるが、先日会社の置き自転車に出先で施錠しようとしたら、ワイヤーキーのシリンダーがすっぽ抜け、ゴルゴン地雷よろしく中のピンが飛び散った。抜けるか、普通? 100円ショップの中国製だからこんなものかとも思うが、さすがに2回目なので同種の物を買うのも厭で、家に使わずにあったワイヤーキーを持ってきた。しかしキーの価格が車両価格の1/3というのも…。RC20なら7万円のキーという計算になる(どういう計算だか)。 なぜ使わないキーがあったかって? 色が綺麗だから買ってあったのだ。
'09.1.13 bicycle
連休初日は、まる1日地域行事だった。どんど焼きである。正月飾りを焼く行事のことで、地域によって呼び名は全く異なり内容も微妙に違う。“正式名称”は「左義長(さぎちょう)」というのだそうだがあまり馴染みがない。 最近はダイオキシン云々で廃れているそうだが(分別すれば良いんだよ)、我が地元では小学校父母会と地域を結ぶ組織があり、その主催で毎年小学校校庭で行われている。河原でなく市街地のど真ん中というのも珍しい。去年、飛び込みで手伝いをした際に意外に地域の知り合いが参加しており、今年は初めの竹の切り出しから参加したが、8時半から17時半の拘束はさすがにきついな。 2日目は完全に自転車屋となった。まずは妹車グッタのBBベアリング交換。休日が合うことはあまりないので、こういう時しか機会がないのだ。ついでに前々から気になっていた長過ぎるハンドルを両端から2cmずつ切り詰める。「長過ぎると疲れるんだよ」と言うと「電柱にぶつかるしねぇ」と。どこ走ってんだお前。 それが終わると、JEDI用に買っていたパーツを組み付ける。シート下にホルダーダボがあり、ここにツールカンを差していたが、トピークの透明プラ製ホルダーがあっさり折れてしまっていた。丈夫・シンプル・安価なミノウラ製にした。一方ドリンクボトルを差すホルダーはハンドルポストに付けているのだが、実はこれ、折り畳む際にフレームに引っ掛かるのだった。そこでホルダーを脱着できるリクセンカウルのアダプターを噛ませることにした。…まあその、いつ折り畳むんだよという話はおいといて。 3日目にやっと走りに久しぶりの羽村へ行く。去年のこの時期にも丁度行っており、記事には「どんど焼きの準備を見掛けた」と残っていた。今年は河原に工事が入っており、どんど焼きらしきものは見掛けなかった。ひょっとして今年は中止だったのだろうか。
'09.1.4 bicycle
残りの正月休みは自転車三昧。と言っても、乗ったのはもんちゃんのお供で近所の公園へ行っただけ。最高速度10km/hのツーリングである。この子の場合は補助輪がどうこう言う以前に、余所見をしながら走るのを何とかしないと。道を逸れて枯葉の山に突っ込んでみたり、ふと止まったかと思えば道端のドングリを拾ってカゴに入れてみたり。今年はもう小学生ですよ。 それ以外は、「呑まないで走り行って来なよ」の妻の声にも動じず、乗るのではなく弄っていた(非推奨)。 まずRC20のタイヤ交換とチェーン洗浄。タイヤは続けてシュワルベステルビオ(グリーン)にした。外してから、これならもう少しもったかなと思いつつも、サイドの傷などを見るとこの辺りだろうなと思う。ついでにデフォルトのままだったチューブ(パナ)もシュワルベに換装。チェーンは、フィルタークリーナーで洗ってからパーツクリーナーというのも面倒なので灯油でと探せど、うちには灯油は一滴もないのだった。 娘車(ルイガモ)のチェーン調整の後、妹車(グッタ)の状態をチェックすると、毎日の通勤に使われているだけあり結構ボロボロ。ブレーキのローターを拭いたりしている内に、クランクのぐらつきを発見する。 BBはカートリッジ式ではなさそうなので、緩んだだけだろうと専門工具を引っ張り出してバラして行くと、内部の状態が酷かった。 油で固まった赤茶色の泥を少しずつ刮げ落としていくと、カラカラのボールベアリングがポロポロと落ちてきた。その部分だけやけに硬い泥だなと思っていたら、それは錆び崩れたベアリングのリテーナーだったのだ。 車庫放置のママチャリをバラしたことはあるが、ここまで酷いBBは見たことがない。翌日出勤の妹に取りあえずの説明だけして、グリスを充填して閉じる。いくら雨天も自転車通勤しているからといって、中国製ママチャリじゃあるまいし。 ところで、自転車の用意は万全だが、そういえば明日から仕事だった。
'09.1.3 myhome bicycle gun&military
朝から呑んでいる元旦。ただ呑み続けるのも何だし、テレビだのビデオだのも食指動かず。 庭にはケルヒャーで塗装面を剥がしたラティスフェンスが木肌を晒している。塗料も買ってあるのでフェンスを塗ろうと思い立つ。それにしてもルーバーラティスは単調で手間が掛かる。DIY屋で売っている1枚4千円程度のラティスフェンスは、駄目になったら取り替えるくらいのつもりならいいが、3年毎に塗らないともたない。何せ材質が悪い。以前普通のラッカーで塗った部分はすぐに剥げて腐ったため、今回は水性だがステイン系塗料(塗膜を作るのではなく染み込むタイプ)にした。午後になると雑木林の陰になるので陽も差さなくなり寒くなってきたため、ウオツカのお湯割りに変え、淡々と塗り続ける。10枚あるフェンスの片面を塗るだけで結局4時間くらい掛かってしまった。1度塗りだけで断念。これが塗り初め。 2日。居間のRC20を眺めながら羽村か羽田か悩んだが、羽田にした。新年だしおニューのタイヤでとも思ったが、結局そのまま出掛ける。まだもちそうだなぁと走っている内に総走行距離が5,000kmを超えた。帰路は河岸も街中も向かい風のため、同じ道なのに30分多く掛かった。これが走り初め。 帰宅後夕方の書斎。過日のG21レポートの時に、ちょっと具合の悪い物を発掘していた。タナカG17(MG)のカートが乾燥剤と共に約2マグ分。ちゃんとしたガンマニアの方には叱責されてしまうが、キャップを込めたまま保管していたのだ。おそらく5年位前の物なのでまさか撃てまいと撃ってみると…。なんと30発中不発は5発だけだった。その後は妹一家と遊び回る子供達を横目にカートの清掃に勤しむ夕食前。これが撃ち初め。 なんとなく1年間のやることが凝縮しているような2日間だった気も。
RC20の記録 往路:やや追い風 走行時間84.41min/走行距離39.57km/平均速度28.0km/h/最高速度52.4km/h 復路:強い向かい風 走行時間111.30min/走行距離39.11km/平均速度21.0km/h/最高速度36.5km/h/総走行距離5058.6km