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公文書

'08.8.23  bicycle 

緑色にどこまで入れ替え可能か?

 盆休みが明けて、周りの自転車関係のブログが続けて更新されている気がする。気候も段々と程良くなってきているし、これからが自転車のシーズンかと考えていたらこの数日で急に涼しくなってしまった。

 さて表題は佐藤雅彦の本のタイトルをもじってのものだが、実際のところRC20の緑色パーツへの入れ替えも、「どこまで」というのが微妙なところだ。これが仮に全部緑色にできたとしてもそれはそれで美しくない。

 それにカラーパーツの類はドレスアップ目的の物が多く、純正品と較べて性能的に劣る場合もある。ACORのプーリーはやはりシビアなロードには向かなかったんじゃないだろうかと今更考えたりしている。材質が良いとか手が込んでいるからといって純正品に勝ると限らないという事は別の趣味の方で身に染みて分かっているつもりだったが。

 一方で色換えだけのことに無闇に金を掛けるのも無駄な気がしてきたため、表面の耐久性が大して問われない様なパーツは塗れば良いんじゃないかと考えていくつかを塗ってしまった話は過日の通り。鮮やかすぎると思っていた色も、バーテープをSILVAのライムから最近発売になった(らしい)DedaのKAWAグリーン(カワサキの意味か?)に換えると非常にマッチして満足いっている。

 ところで先日部屋の整理中に雑誌をまとめていて、いつの間にか「funride」を1年間買い続けていたことに気付く。この手の雑誌はシーズン毎に話題がリピートされているとよく言われるが、確かに1年買ったらそろそろ話題も一巡している。私にとっては情報を得るためと言うより、自転車趣味の気分盛り上げ材料というのに近い気がするので、一巡していても構わないのだが、さてどうしようかと思案中。そのためまだ9月号を買っていない。


この画像では見にくいがシートレールも塗られている。

アスリート系出版社ランナーズ発行。乱立した自転車雑誌の中で生き残るには、オフロードは強敵がいるしオシャレ系も無理。ロードに専念すべきと思う。あと、編集長確かにかっこいいオッサンだが、あまり出過ぎるとNAVIみたいで厭だな。

'08.8.12  bicycle 

降雨と緑化

 相変わらず週末の天気が落ち着かない。よく考えたら平日も突然の土砂降りがあったが。ちなみに私が天気の話から始める時は決まって自転車の話である。

 ディレーラー大破からなんとか立ち直ったRC20だが、完全復元には至っていない。ACOR製プーリーをどうしようかと悩んでいる。

 事故との因果関係はともかく、ポン付けにならなかったのは上下入れ違っていたからではないかというご指摘をいただいている。しかし純正品やBBBにはある上下の指定表示がACORTISOの製品にはない。またKCNCは上下無関係を謳っている。

 例によって御茶ノ水某店で訊いてみるが、不明。店でBBBの現物を確認させて貰うと上下で歯の厚みも違っていた。後で調べるとシマノの仕様ではガイドプーリー(上)は横方向にガタを持たせているとのことだが、サードパーティー製では確認できていない。

 もう一つ発見したのがACOR製品の工作精度のバラつきである。ロットにもよるが、10個足らずの店頭確認でもベアリング圧入の深さが違う物があった。なんなんだ。

 さて、そういう訳で緑化計画後退かという情勢下、私は次なる一手を打った(そんな大した話か?)。パーツの塗装である。

 「キャンデーカラー」という塗料である。下地が透けるので、メッキ地肌やロゴ印刷のある場合などに効果が上がる。ベルとネームプレートを塗った。少し色が鮮やか過ぎる。しばらく耐久性を見る予定。

 そんなRC20で、土曜日は玉川上水を上って帰路は多摩サイ。玉川上水を羽村取水堰まで上ったのは初めてだった。道幅のない五日市街道だが車道慣れしてきたのか余り苦にならなかった。翌日は多摩湖方面へ、某所でよく名前の出るアイス専門店を求めて行くもコースを誤り道に迷う。髪を切りに行く予約があったので諦めて帰宅すると降り出した。運が良いのか悪いのか。


なんとなくヤンキー仕様(苦笑)


豊かに水を讃える玉川上水の上流。
RC20の記録
8月9日 玉川上水〜羽村〜多摩サイ 走行時間141.13min/走行距離56.60km/平均速度24.0km/h/最高速度49.5km/h/総走行距離4000.5km(やっと4,000km突破)
8月10日 多摩湖〜東大和 走行時間82.09min/走行距離31.21km/平均速度22.8km/h/最高速度51.0km/h/総走行距離4031.7km

'08.7.28  bicycle

RC20、退院

 金曜にRC20の修理が完了した。雨が降りそうだったが仕事もそこそこに切り上げて、ピックアップのため吉祥寺CWSに向かう。

 この数日考えていたのだが、本当に段差の揺れ程度のことでディレーラーが後輪に巻き込まれたのだろうか。店のS根さんは「そういうことも結構ありますよ」と言っていたが、知り合いのベテランサイクリストU氏は聞いたことがないと言っていた。

 段差自体にプーリープレートを直撃したのでは? しかし帰宅後現物を見てそれはないと思い直す。もしそうだったら、RDの最低地上高から言って私は20cm程の側溝に落ちたことになる。

 その辺のことも含めて修理箇所の確認などいろいろ話をしようと思っていたのに…作業者不在。応対してくれた人は送り置きの作業記録を読み上げるだけ。まぁ…仕方ないか。

 部品交換は4点。

 まずは折れたディレーラーハンガー。予備も取り寄せておいた方が良かっただろうか。CWSでは最近同型車で注文した人がいたためにメーカー在庫状況は把握しており話が早かった。それにしてもレアな話だな。

 リアディレーラーは歪んでいたので交換。フレームこそ守られたが、ここがオシャカとは。アルテグラからSLにした。この2グレードはパーツによっては本当に色が違うだけという物もあるが、RDは300円9gの違いはある。というか前と同じなのもシャクなので。色が全く変わるが、ブレーキとペダルの旧105はグレー掛かっているし、ホイルはそのうち黒にするつもりなので、これでいいかと。

 捻れたチェーンは同じ105で。これは同じ10速用なら仕上げの違いしかないそうなので。アウターの破れたシフトワイヤーも交換。

 あとはリアホイールの振れ取りと、そして事故には関係ないが前後ハブのガタ修正が行われた。ACORプーリーは後日自分で付けよう。

 望んだ交換でないこともあり気持ちに違和感を抱えつつ、スラックス姿に革靴、革鞄で帰路に着いた。

時系列が前後してしまったが、翌土曜は娘と映画に行き、その後に親族とビアガーデンへ行ったため乗れなかったのである。

RC20の記録 日曜に多摩湖1周。途中激しく降られる。
走行時間75.05min/走行距離30.65km/平均速度24.5km/h/最高速度43.7km/h/総走行距離3818.3km


RC20不在の週末は小径車メンテで時間潰し。奥からJEDI、娘のルイガモ、妹のgutta。妹車はネジの緩みでステーがガタガタだった。危ない。


ピックアップ帰路の多摩湖自転車道。急な話でシューズもグラブもメットもないため徐行運転。


SL200g、 アルテグラ209g。本体固定ボルトと2本のアジャストボルトは形状も違い、ワイヤー固定プレートと合わせてそれぞれアルミになっている。

'08.7.21  bicycle

RC20、入院

 3連休。天気も良さそうだし自転車には絶好だろう。しかし私は初日にRC20が走行不能になってしまった。

 土曜日、いつものテニス教室送迎の帰路に青梅街道を走っていた。車道と路側帯の間に段差があるのは目視していたのだが、その衝撃がこうも大きく面倒な障害を引き起こすとは思わなかった。段差を降りるくらいだから大した速度も出していなかったが、チェーンが外れたのとは異なる何か不吉な感触に足を止めると、チェ−ンステイの付け根くらいまでディレーラーが巻き込まれていた。

 まずディレーラーの取り付け基部であるハンガーが折れているのが分かる。これで自走は諦め、娘を迎えに行けない旨の連絡を取る。

 そして破損部分の処置。押して帰るにしてもタクシーを捕まえるにしても垂れ下がっているようなパーツ類は外しておくべきだろう。チェーンを外し、RDに繋がるワイヤーを外す。この段階で駄目になっているのはディレーラーハンガーだけではないことを認識する。

 次に現場の比較的近くに、利用したことはないが信頼できそうな専門店があるのを思い出しそこまで押していくが、ルイガノの扱い自体がない。近隣の取扱店を教えてはくれたが、そもそも店主の説明を受けるまでもなくハンガーは車種毎の物だから、そういうパーツをストックするような自転車屋はないだろう。取り寄せなら最低1週間は乗れないなぁと、今、帰宅にすら困っている自分を忘れている。

 帰宅後諸々のパーツをチェック。結局、どこまでを交換せねばならないかの判断に悩んだので、自分で弄りたい気持ちを抑えて購入店CWS吉祥寺に持ち込むことに決め、日曜の午前中に持ち込んだ。1週間で上がるかどうか。スプロケットや、激しくパーツを巻き込んだスポークは意外にも無事だった(ステンレスで良かった)が、RDもチェーンも総取っ替えである。

 高速で壁に激突しましたとかなら納得も行く。この程度のことでヤワ過ぎないか?

RC20の記録 7/16自転車通勤 帰路にやや降られる
往路 走行時間59.21min/走行距離25.59km/平均速度25.8km/h/最高速度50.9km/h
復路 走行時間65.05min/走行距離26.56km/平均速度24.5km/h/最高速度46.1km/h/総走行距離3754km


ディレーラーハンガーがポッキリ。


駄目になったパーツ群。プーリーも歯がこぼれた。


自分でも「これは駄目だろう」と見ていたRD。基部とプーリーが平行じゃない。外傷や金属表面の歪んだ感じは見られない。それにしてもヤワだな。フレームの剛性はとやかく言われるのに駆動部がこんなヤワで良いのか? 自転車のコンポというのは上位機種ほどヤワだという気がする。

自転車通勤の日のRC20。モノコックカーボン物干しと化す。

某所に導入されたロッキーマウンテン。XTR組みでキングのヘッド。

チェーンが捻れてオシャカ。

'08.7.16  bicycle

下向き

 明け方の雨はすぐに止み、照りつける陽で地面も乾いたが、それでも夕立の予報を信じて傘を手に持つ人が目立つ月曜の朝。そんな中で開いた傘を持つ人もちらほら見られる。勿論日傘である。

  一般に、日傘は女性の物である。なぜか。男性は陽に焼けることを大して気にしないからだろうな。そもそもあんな傘で日焼けなんか防げるのだろうか。強烈なアスファルトの照り返しには無効である様に思うし。

  しかし陽は圧倒的に上から降ってくるもの。それは実感できる。多摩サイを羽田まで走った日曜の午後、膝の上の方だけが焼けているのを見れば、ああ上からだなとわかる。

  珍しく日曜の午前中をまるまる使えることになり、長距離=多摩サイと短絡的に出掛けてしまった。よくよく考えてみれば、こうも陽射しの強い日は木々が自然の天蓋となる多摩湖周辺を走った方が良かったのだろうが、これも実のところ夕方に自分の膝の日焼けを見るまでは思い付かなかった。

 若い頃は特に陽に焼けにくい体質だったせいか、日焼けに無頓着なところがある。しかし中年となりスポーツとして自転車に乗る様になってからは気をつけるようになった。

 往路は、道を譲ったら礼儀正しく挨拶をされたり、休憩所で見知らぬ人と談笑したりということがあったのだが、帰路は傍若無人な野球小僧に眉をひそめたり、耳を塞いだままふらふらと走るランナーを避けて走ったりしているうちに例によって気持ちが下向きスパイラルに入りかけた。その時、目の前で高級車で立ちゴケした人がいて、バツが悪いだろうなと思い、つい「大丈夫ですか?」なんて声を掛けたりして、少しは優しげな気持ちを取り戻したり。

  小石一つをいちいち気に病む様なところはどうもなと考えながら、路面の小石を細いタイヤで踏まぬ様、気にしながら走った。


RC20の記録
多摩サイ、羽田 走行時間186.46min/走行距離77.70km/平均速度24.9km/h/最高速度53.9km/h/総走行距離3701.8km


1時間での休憩はちょうどこの場所。日曜の私にしては珍しくまだ9時前。いつもなら娘達とアニメを見ている時間。

折り返し地点。丁度昼時には帰れる…かな。

ちょっと無理矢理な付け方ながらルイガモに前カゴが付いた。ブリヂストンの小径車用を例の自転車屋で有り物ステーを使って取り付け。

読書 重松 清「きみの友だち」新潮文庫

大人になると「友だち」になぜか「思い出」に似た響きを覚えたりする。大人の友だちのことは、なかなか「友だち」とは言えないからか。友人、知人、気取って知己とか、それならまだ良い。○○で一緒の人とか、○○関係とか、そんな風に言ってしまうと友だちとは違う気がする。大人はなかなか友だちにはなれないのかも、なんて思っていたが、いやいやどうして、子供だって「友だち」なんてそうシンプルになれるもんじゃないさ。 そういえば、間もなく映画公開。>公式サイト



'08.7.12  bicycle  随筆 

観戦

 いつになく早くに目が覚め横を見ると、上の娘の頭と、下の娘の足が見えるだけで妻の姿がない。前の晩私は風呂上がりの娘達を連れて寝室に入ったので、家事を済ませてから2階に上がる妻とは時間差があるのだが、もう時間差という時刻ではないようだった。階下は明かりが灯り、テレビの音が聞こえる。NHKをつけっ放しにして妻が横になっていた。起き上がった妻は「さっきまで試合が終わってなかったのに」と寝ぼけた様に言うが、それがウィンブルドンだと気付くのに少し掛かる

 そう言えばツールドフランスも始まっていたなと思い出したりするが、いつ放映されているかを私は全く知らない。というよりはなから観る気はないのではあるが。スポーツは自分でするからと言って、観戦をするとは限らない。ガンマニアだからと言って必ずビアンキカップのVTRを買う訳でもないだろう。例えがナロー過ぎるか。そういえば2、3年前の私にとって「ビアンキ」と言えばチェレステカラーのロードバイクではなくホルスターの「ビアンキ」であり「ビアンキカップ」だった。

 閑話休題。何にしても私はテニスを見ない。見ても分からないのである。元々興味がないから、分からないなりに楽しいわけでもない。そういうことで娘のテニススクールも正直な話つまらないので送迎だけして途中を見ない。親の姿勢としてはどんなものなのと言われるかも知れない。

 授業参観と同じつもりで見ればいいのかも知れないが、その感覚で毎週1時間はなぁと思う。水泳の時もそうだったが、後で「あそこはああだったんじゃないか」とも言えない。逆に、生半可な知識で親がとやかく言うのはマイナスである事も多いそうである。そんな訳でテニススクール送迎の間の約1時間、多摩湖自転車道を走る。

 ちなみに送迎時の私は、走りながらうるさいかもしれない。「やっぱサドルちょっと高くないかー?」とか「ペダルは親指の付け根で踏むんだよー」とか。


欄外は故障ネタ。RC20のサイコンの画面がおかしくなり(画像)、とうとう消えた。前回の電池交換からまだ半年。残量アラートも点かなかった。ブラケットとの間にガタがあったから、その振動のせいか? 総走行距離は推定約3,597km

読書 堀江敏幸「回送電車」中公文庫

自分が最も影響を受けた随筆家は、多分、山口瞳だと思う。そこに「こうあらねば」を見たのではなく、「こうであっても良いのか」という発見があったように思う。大家相手に生意気な。ま、誰も気にしないだろうから良いか。しかし随筆というものが堀江敏幸的でなければならなかったとしたら、私は自分で何かを書こうと考えなかったかも知れない。賞賛にしては書き方がおかしいか?


'08.7.3  bicycle

JEDIで通勤

 久しぶりにJEDIで自転車通勤をした。記録によれば去年の3月以来だから1年4ヶ月ぶりとなる。

 私の場合は出社後の駐輪場所のことは考えなくて良いのでロードのRC20でも差し支えないし、軽くて速いRC20の方が楽である。だからわざわざJEDIを選ぶ必要がない。しかしタイヤも交換したし各所を調整した成果も見たかったので引っ張り出した。

 家を出てしばらくは少し後悔した。いつもより10分程度は早く出たが、その程度のずれで間に合うだろうか。そもそも部品交換は奏功しているのか。RC20に比べれば軽やかさに欠けるし安定しない。ところが果たして所要時間はRC20とほぼ同じだった。やや疲労が多い気もするが通常業務には問題ない。

 ちなみに久しぶりの遠出で気付いた点が幾つか。中には途中で直しながら走ったところもあるし、構造上いかんともし難い部分もある。

 まずシュワルベマラソンの感じは、そう悪くなかった。

 次にサドルのポジションが合わなかった。距離によって変えないと駄目だな。

 それとやはりkoskyのSPDペダルは失敗。相変わらず着脱が不確実だし、大きめだから填め外しても踏めるところは良いが、リフレクタにまで足が掛かってもげた。危険である。

 最後に根本の話だが、前輪が不安定で、前にも書いたが40km/hを超えると顕著にブレだす。近所でそんなに飛ばすことはないので忘れていたが、迂闊に飛ばすと生命の危険がある。JEDIに限らないが、このパシフィック社製フレームの特徴でもあるフォールディングサスペンションは、構造上左右のガタつきがある。バネのへたりも一因だろう。サードパーティーでサスに芯の入った製品があるので試してみたいが、BD-1系用なのでリアがまるまる無駄になるため二の足を踏んでいる。

 遠出に使うことはまたしばらくないだろうが、それまでに変えておかないとならないという事を実感した。


JEDIの記録
通勤往路 走行時間62.01min/走行距離26.05km/平均速度24.8km/h
通勤復路 走行時間66.38min/走行距離26.15km/平均速度23.5km/h /総走行距離2534km


読書 村上春樹「東京奇譚集」新潮文庫(再読)

単行本からは再々読か。というかまだ半年ほどしか経ってない。後段の作品ほどフィクション「ぽさ」が強くなり、何やら初期数冊の村上作品を読み進んでいる気分。これらの短編をノンフィクションと言われても「そうかねぇ」と思うだけだが、しかしなぜか他の村上作品と異なり、私には具体的で身近な街が思い浮かぶという点で、ひょっとしたら位には思うのである。



'08.6.30  bicycle

JEDI整備

 週日曜は雨天の上に留守番モード確定。という訳でたまにはJEDIを弄ろうかと備えた週末だった。

サイコン位置
 どうも反応が鈍くなっていた。平行なフォークで折り畳みアクションありという特殊条件のためセンサーの位置が上げられない。仕方なく本体の取り付け位置を左右入れ替え4センチほど下げセンサーに近づけると反応が良くなった。経年で性能が落ちるものなのか。

ミラー
 駐輪場でプラ製のマルイを折ってしまい、しばらくミラーなしだった。金属製のブッシュ&ミュラーを思い切って(価格が3倍近い)導入。RC20でドロップハンドルのエンドに付けるタイプ(901/2)を使っている。ボールジョイントが2つあるこのタイプ(901/3)にしたが、本体に変な隙間がある。そもそもジョイント部がプラで強度アップになっていないのでは…。もういいや、ドイツ製だから。

予備チューブ入れ
 スポーツ自転車に乗るようになってサドルバッグをある種のマストアイテムの様に捉えていたのだが、耐候性とリアフラッシャーの位置(なるべく高い位置に付けたい)との兼ね合いに不満を抱いており、RC20ではツールカンにしていた。布製のファスナー周りの退色が激しくみっともなくなってきたので、こちらも換装となった。

タイヤ
 そろそろヒビが目立って来たので交換。すっかり街乗りとなっているので、以前のシュワルベステルビオの様な細くて薄い物はやめてシュワルベマラソンを導入。新宿Yで間違ったサイズを渡されて二度手間になったが、そのためにそれまで406の20"は1.5だけと思っていたら1.75もあったのだと知る。

調整
 ディレーラーの徹底調整。近所を走るだけだったので騙し騙し乗っていたが、たまに力一杯走ると鳴るわ跳ぶわでこれは近々にと思っていた。ところで今更だがやはりこれチェーン短くないか?



 さてこれだけ色々したのだが、試走は全く出来ず。なんか気持ち悪いので、久々JEDIで通勤でもしてみるか。…晴れればの話だが。


♪ お買い物、お買い物〜


マルイと違って削り込まなくても装着できた。ブッシュ&ミューラー CYCLE STAR 901/3 2,520円


露出が合っていないのではなく激しく色褪せしているトピークのマイクロ。機能上は全く遜色ないが…。

デフォルトのケンダKWEST。かなり劣化している。シュワルベマラソンも、定価と重量は実は余り変わらない。(購入価格2,730円/440g)

JEDIの記録
本文の通りサイコン不動が多く、ちゃんとデータが取れていない模様。11月の葛西オフ以降約7ヶ月のデータ。走行時間428.89min/走行距離106.6km/平均速度14.3km/h/総走行距離2481km
 



'08.6.22  bicycle

スプロケ交換とマッサージ効果?

 週末雨。梅雨だし仕方ない。それにしても自転車に乗るようになって天気を気にしてばかりだ。

 しかしよく考えたら、晴れても乗れないのだった。曲げてしまったスプロケットの歯の交換をしないとならない。会社近くのY'sで月曜に注文して木曜には届いていた。12T、13T、14Tの3枚。私のRC20だと2〜4段目になる。

 スプロケの分解自体はJEDIで経験済みだが、RC20は硬くて何か手順を踏み忘れているかと焦る。向きも合っていて力も掛けられるのに手順も何もないのだが、これでなめたり曲げたりは厭だな。それ以上にすっぽ抜けてスポークで手を切るのが怖いので(エアロスポークはいかにも切れそう)、電動工具を使うときに填める皮グローブでACORのロックリング廻しを握りしめる。ホイールが歪むんじゃないかという位に力をかけると、ガガガッという感触と共にリングが廻った。

 2歯だけ明らかにまずいのがあったが、比較しながらでも目視では違いがほとんど分からない。それどころかロットの違いで形の違う歯もあった。

 組み付けた後、土曜日はそれでも晴れ間が出たので、多摩サイを走ってきた。調子見にはちょうど良い。

 実は調子を見たいパーツがもう一つあった。自分である。先々週辺りに背中に痙る様な痛みがあり1年ぶりにマッサージに行き、右足も蹴躓く様になっていたので週末には半年ぶりに整骨院へ行った。どちらでもかなり状態が悪いと言われた。極端な運動不足でもないし、特に姿勢が悪いわけでもない(生活の、ではなく)。前回の話の続きではないが、やはり荷物が重すぎるのではないだろうかと考えてみたり。

 とりあえずマッサージは、ちょっと可愛いお嬢さんだったので、近日また行くつもり。<生活の姿勢にも問題ありか。


RC20の記録
6月21日 走行時間121.49min/走行距離51.23km/平均速度25.2km/h/最高速度55.3km/h/総走行距離3510.2km
ひたすら巡航。例によって京王閣近く多摩河原橋に水溜まりあり、通過後しばらく制動力が著しく低下して恐々走る。二子橋付近ではモカ色のルイガノTR系の人がこちらを気にしていたがネット上の知り合いだったかしばらく考える。まさかshiroさんの訳はないか(笑)。


取り外した3枚。ロックリング廻しは専門誌ではレンチと組み合わす絵面が多いが、絶対このハンドル付きの方が良い。そもそもこんな径のレンチなんて汎用にならないだろう。

刻印は、歯数を表す○Tと併記されるアルファベット2文字の記号は元が3枚ともEHだったのに、取り寄せたものはバラバラで、FFやGCとなっていた。しかも袋内のタグにその表記はない。

13Tのこの2歯だけ明らかに形状が違う。手前が新品。 ちなみに 12Tと14TはタグのナンバーがY1Z8(歯数)00Nだが、13TのみY1ZD(歯数)90Nとなっていたので、13Tだけ進化しているのかも。

'08.6.18  bicycle

浮気の誘惑

 ここのところRC20一本の様な自転車生活。たまに妻車の渋ピンク(再生ママチャリ)で買い物に行くくらいなので、この間気がついたらJEDIに蜘蛛の巣が張っていた。ま、虫が多い庭なんで、テラスに物を置くとすぐ張られるのではあるが。

 “週3回/1回1時間/主に都市部を25km”というのが私の平均乗車状態の様だ。これなら現状の中級ロードがちょうど良いんだろうな。センシティブな高級軽量パーツというのも面倒そうだし、必要と言うほどでもない物にあまり金掛けてもなとは思う。自転車通勤のことを考えると内装8段のクロスも良いかなとは思う。RC20では帰路寄り道どころではないし、小径車JEDIでは往復50km超の通勤は少し辛い。

 それに加えて、人の繋がりが拡がってくると、雑誌やカタログとは違う引力が働いてくる。

 「良いよ〜、山。すっごく楽しいよ」。今年市の父母会を引退したがその役員で山を走る“親方”がいる。OB会(正式名称は「宴会部」)と称して会うこともあり、会えば自転車ばなしで山のことが出る。同じ自転車でもロードと山では全然違うのだが、話を聞いたり、彼の行きつけ店のブログで活動なんかを見ていると、これはちょっとやってみたいかもと思ってしまうこともある。でも彼によると山に行けるかどうかは「転んで笑えるか」次第らしい。どうかなぁ。サバゲではよく転んでいたが(笑)。

 もう一つ。ルイガノ繋がりで「はし3のキイチゴの種」というブログを最近よく覗くのだが、そのはし3さんが2台のルイガノロードを捨てて(笑)ピストにはまっている。これがまた実に楽しそう。平坦な郊外を流すなら悪くないかも。さすがに通勤で朝の靖国通りを走るのは無理だと思うが。

 まあ、どっちも全然必要ではないのだが(笑)。しかし必要でないから趣味なのでもあるし、また気付いたらはまっていたというのが私のパターンでもあるから気をつけないと。

  あ、表題はシャレです。


渋ピンク。やっぱこの前カゴはないよなあ。重くてハンドル取られるし。そもそもバーハンドルって前カゴと相性悪いんだよな。ちなみにこれは妻のセカンドバイシクルで、メインはあくまでヤマハパスなのだった。


'08.6.15  bicycle

細かい話

 ここしばらくRC20に不具合が続く。今回は近視眼的にパーツの話なので、苦手な方はパスを。お好きな方はどうかアドバイスを(苦笑)。

 先日スプロケットに細いワイヤーを絡ませてしまったため、一部の歯を曲げてしまった。2-4段の間で激しく音が出て、目視で分かるほど歯が曲がっていた。元々の歯の捻れ具合はわからないから(そこがこのパーツの肝だから当然だが)、歯先がスペーサーの所(つまりチェーンのサイドプレートの通り道)まで出ているのは物理的にあり得ないので、そこだけ歯の角度自体は曲げない様にマイナスドライバーを当ててハンマーで叩いていく。結果走りに支障はなくなり、その後100km程走ったがチェーンが外れたり飛んだりはしていない。しかし微かに音鳴りがする。これは交換しないとならんかなぁ…。CS-5600の11T-23Tというものだが、12T、13T、14Tを換える必要がありそう。パーツナンバー付きの展開図が公開されているからバラ買いできるのだろう。

 次にリアブレーキ。ブレーキを掛けるとリアのみシューがリムを捉えた次の瞬間「コンッ」と引っ張られる感触があった。通勤帰路でのことだったが、走行不能な不具合ではないように思えたのでとりあえずそのまま帰宅。前後見比べながら弄っていくと、アームにガタつきが出ていた。特に事故は起こしていないので歪みなどではないだろうと考えながらバラす。結局「アームボルトユニット」というボルトが緩んでいたらしいのだが、これの締め付け具合がかなり微妙。1/8回転程度の違いで「ガタつきがでる」〜「アームが戻らなくなる」という違いが出てくる。こんなシビアなものなのか。モノはBR-5600だが、中級機種でこれなら上級はもっとメンテが面倒なんだろなぁ。

 挑んでみたい気もするにはするが(苦笑)。

RC20の記録
6月13日「通勤往路(帰路は記録残し忘れ)」
走行時間59.08min/走行距離25.57km/平均速度25.9km/h/最高速度53.6km/h/総走行距離3399.9km
6月14日「多摩サイ」あまり計画的でない上に帰宅後予定があった。
走行時間80.47min/走行距離32.83km/平均速度24.4km/h/最高速度52.3km/h/総走行距離3459.0km


読書 吉田修一、角田光代ほか「あなたと、どこかへ。」文春文庫

 企業広告でのアンソロジーが必ずしもそうだとは限らないが、この本に関してはこれだけの作家群を擁しながらも「アソートチョコを買ったつもりが中はみんなソリッドなミルクチョコでした」みたいな印象だった。しかも総じてお綺麗で退屈。新しい作家との出会いらしきものは特になく、総体的には「損したな」というのが感想である。ただし作家ではなくクライアント側の問題なのかとも思うが。このアンソロジー本の初出は日産自動車の「TEANA オフィシャルサイト」となっている。


'08.6.8  bicycle

晴れの週末?

 週末は珍しく快晴の予報だが、日曜はどうも雲行きが怪しい。となれば土曜は早起きをして走りたいところなので深酒しないようにしないとなと、バーのカウンターで話している様では駄目か(苦笑)。そんな訳で朝帰り。ぜーんぜん駄目です。

 子供達の手前、寝室で寝ているわけにもいかずマッサージチェアを占拠するが、寝たままマッサージチェアに座っているとあまり良いことはない。目覚めて伸びをするなり右脚がこむら返りを起こす。これでは自転車乗ってる場合じゃないだろう。暖めてマッサージをする。

  週イチ恒例、娘のテニス送迎待ち時間の多摩湖往復までには何とかコンディションを回復する。多摩湖までの道はいつになく混んでいるが、こちらの調子も調子なので好都合である。もっとも後でデータを見る限りはいつも通り走っているようなのだが。入り口から時計回りで鹿島休憩所まで行き引き返す。

  そういえば私はこの時期に、つぴぃさんが毎年書かれている様なぶら下がった虫に悩まされるということがあまりない。時間帯の問題だろうか、場所の問題だろうか。

 むしろ路面の方が気になる。ヤマザクラの実が落ち始めており、多摩湖までの区間は走行中のプチプチ音が鳴る季節になった。ということは帰ったらすぐ洗車をしないとならない。案の定、フォークやシートステイの内側には赤黒い物がべったりと付いていた。

  ところでこれからの時期、自転車乗りの必需品と言えば日焼け止めだろうか。しかし日焼け止めに無臭タイプはないのかな。肌に塗ると海水浴を思い出す。自転車通勤の時は仕事中に妙な違和感を覚えてしまう。

  過日の葛西オフで内側に落ち気味なフロントの話を書いたが、FDが斜めになっていたためだった。整備本によれば、上から見てガイドプレートとアウターギアが平行になっていないとならない。しかし本体は緩んでもいないのになぜだろう。

 しばらくまた、週末は走れない日が続くか。


ルイガモでスクールへ向かう。


自分用のニベア。妻用のは…色付きだった。

keithさんが填めたポン酒と異なりスクリューキャップなので、いらないプラグにプラハンマーで叩きながら馴染ませた。イマイチ。

RC20の記録
6月7日「テニス送迎+多摩湖往復」意外に飛ばしているのは帰路一般道だったからか。
走行時間69.14min/走行距離25.65km/平均速度22.2km/h/最高速度48.6km/h/総走行距離3331.3km
6月8日「多摩湖一周」結局日曜は晴れたので前日の続きを走る。多摩湖北側で知り合いのアスリートIさんとすれ違う。
走行時間74.19min/走行距離31.77km/平均速度25.6km/h/最高速度50.5km/h/総走行距離3363.1km


読書 平安寿子「くうねるところすむところ」文春文庫

 どこぞのハウスメーカーのラジオCMで「家は3度建てないと満足のいく物はできない」みたいな事をまことしやかに語るやつがあったが(調べたら三井ホームだった)、そんなに裕福な人間はむしろ「分からなくても良い」のではないかと思う。35年ローンなんて縁のない人の話だろうし、縁があっても退職金でお釣りがくる身分だろう。

 自分自身は35年ローンで、退職金があったとしても足りないのではあるが、しかし施主側として改築と新築を経験している。そして思うのは、結局愛や歴史がない限りモノとしてだけで満足できるほど家は小さい物ではないのではないか(欠陥品は論外だが)。

 人との関係もね、とまで綺麗にまとめる気もないが、でもなんだろう、そうまとめたくなるくらい、主人公は投げやりだったり恥ずかしかったりぶつかったりしながらポジティブによい「モノ」を築いていく。

 一目惚れした男への一方的な想いで、求人情報誌の編集から建築業界へ転身する主人公。愛人の立場を放棄して、二代目バツイチ女社長やいろんな人との関わりの中で、仕事も未来も創造的に転換していく、というストーリー。

  なんて私の書評は受け流して、まず読んでみることをお勧め。


'08.5.30  car&cycle

悩みながら自転車通勤

 今月3回目の自転車通勤は月当たり過去最多。今週後半は天気が下り坂だというので意を決して、までは良かったが、会社に辿り着くと爽快どころかいつまでも気持ちが悪い。どうしたと思ったが、要するに昨夜の酒が残っていて、それが回ったらしい。やれやれ。

 得意先へ行く用事はあまりなさそうだったので、一足早く自主的クールビズ装備。上着とタイがないだけでこんなに荷物が軽い。これなら夏場はいけるかも、というのは気温のことを忘れている。

 バッグはメッセンジャーバッグを使っている。F誌の自転車通勤ウォッチでは取材を受けた5人程が皆ドイターのリュックを背負っていたので、「別冊でもないのにペイドパブか」などと考えてしまう辺りひねくれ者なのだが、ドイターはともかくリュックの方が荷物の多い長距離通勤に向いているのは事実だろう(理想はキャリア付きだが)。前傾の強いロードバイクでは背中からずり落ちやすいし、背中の上で維持できる角度を取るため、理想的なフォーム「骨盤を立てる」というのから崩れてしまう。荷物が減ったら、しまい込んでいるボブルビーを出すかと考えたが、なんと塗装のためにバラしたままになっていた。

 ところで、これも自転車通勤に欠かせないライトであるが、最近電池代節約のために充電池に変えた。ところがこの電池、妻達が買ったwiiに付いてきた販売店のオマケなのだがいかにも怪しい。[次世代]とは何やら新しげな名前だがこれはあくまで商品名で、モノ自体は低容量の“旧世代”ニッカド電池である。秋葉のジャンク屋でも見掛ける。

 ちなみに繰り返し使えて経済的なニッカドにも欠点はある。アルカリ等と違い、切れる時はいきなり切れる。

 先日走っていて気付いたら切れていた。そのためかと思ったが、しかしSWを押すと点く。が、また切れる。おかしいなと思ったらこの電池にはとんでもない欠陥があった。寸法が短くて振動で接点から離れるのである。さすが中国製。


上)サンヨーアルカリ乾電池:全長50.6mm 下)[次世代]DLGニッカド充電池:全長49.7mm  そもそも見た目で長さが違うよ。


'08.5.24  car&cycle

ルイガモ MILU



 ひょっとしたらJEDIよりもRC20よりも、この自転車には手を掛けているのではないか。娘への誕生日プレゼントである。

 私のJEDIの影響で娘は小径車が良いと言う。流行なので色々出ているが、アルミフレームを必須条件にした。自転車は、とにかく軽い方が楽しく乗れる。ネタ的にはルイガノにしたかったのだが、いくらなんでも小4には高価だし適当な中古も出なかったので、それなりのメーカー製ながら型落ちで安いこれにした。

 「緑化計画」の私だが、ご覧の通り紫。娘の希望色で全塗装した。紫と言ってもラベンダー系と思っていたら濃い紫が良いそうなので、会社から仕事用のDICのカラーチップを持って来て選ばせた。257色からの選択とは贅沢である。濃い紫だけでも40色位はあるが、比較しながら何度か見せてもこのDIC150を選んだので、素直にそれで塗ることにした。

 塗装はDIYをあっさり諦め業者で塗って貰うことにし、BBLのふる君に相談すると知り合いに話を付けてくれた。自転車塗装は初めてとのことだが仕上がりは悪くない。しかもメタリック仕上げで焼付塗装。そしてここに書けない位に格安である。あくまで子供用なので無闇にお金を掛ける物でもない。

 とはいえ、パーツはかなりあれこれ換えてしまった。

 クランクセットはデフォルトを破損してしまったため仕方なく換えたが、黒く細身でちょっとクール過ぎるかも。歯も44Tから48Tになった。

 グリップとサドルも元は色が合わなさ過ぎで交換。このグリップ可愛いよね、から始まりこれに合わせてサドルも白を探した。

 チェーンはかなりお遊びである。紫もあったのだが、あえて差し色のピンクを選ぶ。

 ステッカーも自分でデータ作成して業者出し。

 「そんなにカスタムすると盗まれちゃうよ?」と妻は言うが、こんなに目立つ自転車は盗んでも乗れないのではないか。

 目下の目標は2人で調布のプロペラカフェへ行くこと(笑)。

LOUI GARMOU MILU 20" 内装3段 アルミフレーム

ベース車(06在庫処分) 20,800円+送料3,000円
フレーム・フォーク全塗装 10,000円+往復送料3,300円
クランクセットとサドル 3,000円+1,200円+送料650円
チェーン 1,256円
リングキー 2,000円
グリップ 1,050円
ライト とりあえず付属品
シール類 別件抱き合わせ(苦笑)
防犯登録 500円
勉強代(リカバリー修理工賃) 3,500円+2,000円
合計 プライスレス(笑) <MV1買えるぞ

 大事なことを書いていなかった。ミル、10歳の誕生日おめでとう。


使用前。ライトウェイグレイシアLTD 。


使用後。ちょっと ケバい姉ちゃん仕様(苦笑)。


クランクセットはスギノNBS5-SR。48Tで165mm。アルミだが歯がスチール。KMCのチェーンは、実はデフォルトも同等品だった。こんなパーツもピストブームのおかげか?

モノグラム調グリップはシフターに合わせてカット。サドルはよくあったな。しかもVELOで。


「ルイガノ」ではなく 「ルイガモ」。カモのイラストまで添えて駄洒落に念押しは、ちとしつこいか。
カッティングシートで文字を切り出すととんでもない価格になるので、屋外サイン用プリンター出力をオーダー。都合良く同質の依頼物があったので一緒に出した(笑)。お得意様に感謝。

なぜかここだけ本物。


'08.5.12  car&cycle

タイヤ

 先日、やじばばさんの葛西オフに参加させていただいて、さぞ遠かったでしょうと言われてサイコンを覗くと45kmだった。神田までの通勤路が26kmだから距離としてはこんなものかとも思ったが、65kmを走っていらしたお2人に比べれば少ない。しかし、一般道でこれはきついでしょうと言われ、確かにそうだなと思った。

 都心部にサイクリングロードはない。一般道も一般道、幹線道路を繋ぎ新宿から山手線のど真ん中を抜けるのである。いつものことなのであまり考えなかったが、疲労度がまるで違う。

 何が大変かというと、まずスピード。何度か書いているが、安全に車道を走るこつは流れに乗ることである。自転車走行可能な路側帯のある道ばかりではないし、路上駐車があれば手信号を出して車道の真ん中に躍り出なければならない。あまりのんびり走っているといざという時にダッシュが利かない。更に、狭い車道をクルマの物理的邪魔にならない様に走ると(精神的邪魔についてはご勘弁いただこう)、50km/h近くで走らなければならなくなる区間もある。

 そして路面状況。歩道の様に凸凹していることはないが、落下物には気をつけないとならない。缶だのビンだのは確かに危ないがわかりやすい。厭なのは変形したり砕けたりした判別できない物。交通量の多い幹線道路では色んなものが路肩寄りに落ちているし、一瞬の判断が文字通りの命取りである場合もある。クルマでもこれは踏みたくないなぁなんて物が落ちていることもある。

 長距離を走った後は必ずタイヤの点検をしている。良く洗って拭いた後に指で軽くなぞりながら見て、何かが刺さっていたりすれば勿論、埋まっていそうな場合もクレヨンなどでチェックを付ける。そして空気を抜いてピンセットで突くと微細な破片が出てきたりする。

 ツーリングの場合は仕方ないとして、通勤にはもっと厚い太めのタイヤ(と言っても25c位)に履き替えたいなと思うのである。

なんて話を書いていたら、土曜の夜にガラス片を踏んでJEDIがパンク。近場乗りでも予備チューブとインフレータを載せていて良かった。


件のオフでは前輪1箇所後輪2箇所に損傷。多い。運が悪いのか道が悪いのか、あるいは目が悪いのか。


全塗装 フレーム到着! …凄く早くないか?(笑) 詳細は完成してから後日改めて。

'08.5.6  car&cycle

チームやじばば25周年記念鼠園外苑走行会
 連休3日目は千葉鼠園へ。猫屋敷の翌々日が鼠園とはずいぶんミーハーなGWの過ごし様だという気もするが、チームやじばば結成25周年の式典が執り行われるとの情報を得て、押し掛けようということになったのである。

 いや、話の順番が違うな。正確にはこうだ。

 いつも拝見しているブログ「やじばばさいくる」のお2人は荒川上流が活動エリアなので、偶然にでもお会いできる機会はないかと思っていたら、この5日に葛西までいらっしゃるとのこと。これは良い機会と押し掛けた。合流地点の葛西からはTDLに行かれるという話なので同行させていただくと、TDLは25thアニバーサリーの最中である。奇しくも今年はやじばば夫妻の銀婚式25周年の年。単に葛西〜TDLとしか考えていなかった私だが、ここでやっと合点がいった訳である。勿論全員完全自転車乗りスタイルでまさか入園する訳はなく(というかできる訳もないが)、画像のような記念撮影でチームやじばば結成25周年のお祝いをした次第である。

 ところで葛西と言えば第3回JEDIオフの集合地点でもあったが、あの時はクルマで輪行したのだった。しかしチームやじばばは65kmを6時間掛けて来られるのだから推定3時間未満の私が怖じ気づいている場合ではない。夕方には雨という天気予報もどの程度信用できたものか、曇天の下、途中まで通勤路を走る。蓋を開けてみれば距離は片道45km。道に迷った分を差し引いて2時間半程度だった。

 今回の反省点は2つ。1つは、FDの調整が元々甘いのか、前日のチェーンクリーニング後の注油が足りなかったのか、停車時のシフトダウンで4回もインナー側にチェーンが落ちた。もう1つは横山さんにつられて自転車に関係ない名刺を出したことか(爆)。

 天候のこともあり短い時間ではありましたが、皆さんありがとうございました。


近隣の大渋滞を尻目に快走中。…という絵面になっていないが。


葛西から先の参加者は5名。やじばばのお2人。クラシックロードのBENNYさん。ルイガノCCTの横山さん。葛西でお会いしたtakuさんご夫妻とはあまりお話しできず残念でした。

RC20の記録 走行時間253.51min/走行距離94.70km/平均速度22.3km/h/最高速度55.9km/h/総走行距離3124.5km。 サイコン値実走4時間・6時間超の自転車外出は初めて。密かに家族に感謝。

'08.5.5  car&cycle

ミッシングリンク、エンド金具、他

 スポーツ自転車のパーツの中で、その取り扱い方法をずっと怪訝に思っていたパーツがある。チェーンである。何が怪訝かというと、フレームやフォークなど他のパーツから完全に別体の物でありながら、専用工具を使った不可逆な分解を行わないと分離できない。そのくせ常に油まみれで消耗品なのである。ママチャリの様にクリップ一つでバラせる様にしてくれれば良いのに。

 ところがそのためのパーツは数社から出ていた。単に私が不勉強なのだが、あまり大々的に取り上げられることはないのもなぜ? チェーン切りに比べれば扱いは簡単だし(組み付け時には必要だが)、価格も大したことはない。

 ということでKMC「ミッシングリンク」を取り付けた。同様の物にスラム「パワーリンク」等があるが、シマノと相性の良いという同製品を買った。付けたばかりなので詳しい感想はまた改めて。

 さて話変わって娘の自転車の話。前回フレームを宅配便で送るに当たって、前後のエンドを固定するアタッチメントを用意しないと輸送中に曲がってしまうのではないかという話を書いた。しかし、某専門店で話を訊くとどうもそういうアタッチメントというのはないらしいのだ。

 輪行に使われる「エンド金具」というのは、むき出しのディレーラーが地面に着かない様保護するために取り付けるので、ディレーラーのない自転車用ではないし、そもそも幅が合わない。MTB系は135mm、ロードが130mm。しかし内装ギアのグレイシアLTDはシングルと同じ120mmである。そんな訳だからましてやフロント用はない。なくて大丈夫なのだろうか。

 フロントフォークはメーカー仕様書によればハイテン鋼とあるのでまあいいとして、アルミのリアは何かで保護するなりしないと曲がったりはしないかと不安である。仕方ないので木片か何かを当てる予定。

 この連休、“多摩猫屋敷”行きなど家族行事が続いたが、3日目の今日はわがまま言って遠出である。詳しくはまた。


ネット情報では治具を作る方が多いが、針金ハンガーが見当たらず。しかしなくても簡単に取り付けられ安堵。

今月も自転車通勤。いつも引っ掛かる防衛庁前。渡る人の量の割になぜか長く感じる。

猫屋敷にて。最前列に座ることになり、撮るのに躊躇する迫力でした…。
RC20の記録 通勤往路・走行時間64.19min/走行距離26.62km/平均速度24.8km/h/最高速度48.9km/h 通勤復路・走行時間63.16min/走行距離25.81km/平均速度24.5km/h/最高速度43.5km/h/総走行距離3029.8km やっと3000km。