bicycle
公文書

'07.12.18  car&bikelife

向かい風/約束

 このところ週末に行事が入ったりで長い距離を走りには出られないでいたが、土曜に早寝をして(というか子供を寝かしつけようとすると大抵寝てしまう)、日曜はひさしぶりに多摩サイに出た。

 私の多摩サイ出発点は大概が稲城大橋なのだが、着くまでに上るか下るか決めていないことがある。この週末も、甲州街道を越えてからさてどうしようか悩んだが、結局川崎辺りまで下ることにした。

 往路は途中からやけに快適と思ったら追い風。これは帰路に苦労するかとガス橋で引き返すと、やはりかなりの強風だった。往路48km/hだったところが18km/hしか出せない。

 そんなに飛ばしては危ないだろうというご指摘はごもっともで、勿論しばらく全く誰もいないのを視認しての場合に限るのだが。そのせいでもないが路上の注意表記が目に付く。府中辺りは例の緑色のスピードバンプ。下り右岸に渡ってからの川崎市内は横書きの「ゆっくり走ろう」が増えている様に思う。

 ともあれそんな風に、疲れた割には距離の伸びない走行から帰り一段落すると、娘が自転車で出掛けようと言う。用意を始めると自転車(JEDI)を貸してと言うのは土曜に跨らせたら何とか漕げたのが嬉しかったらしい。サドルバッグを外してサドルをギリギリまで下げ、漕ぎ出しの方法(右足に体重を乗せてサドルに座る)を教えるとすんなり走り出した。更に教えるとラピッドファイヤのギアチェンジも普通にできる。

 町内数キロを一回りして帰ってくると「お誕生日はこれね」と言われた。「おっきくなったらくれるって言ったよね」。小3の女の子が乗る自転車じゃないし、自分もまだ当分乗るつもりなのだが。「いや、もちょっと可愛いのが良くないか」。「うん、それでもいいよ」。

 …あれ???

RC20の記録
走行時間169.30min/走行距離63.33km/平均速度22.4km/h/最高速度50.3km/h/総走行距離2356.6km


'07.12.4  car&bikelife

多摩サイ冬支度

 私の自転車の走行記録によると、私はしばらく羽村へは行っていなかったらしいです*。過去の記録を見てみたところ、9月9日、つまり例の台風直後に行ったきりだった。その後どうなっているか気になっており、少し時間が取れそうだったので先々週末に行ってきた。

 不通情報はmixiのコミュニティでチェック済みだったが、目の当たりにすると軽く呆然とする。特に福生南公園入り口の物々しい閉鎖具合には驚く。実際に立ち入ると本当に危ない箇所があるので厳重に閉鎖しているのだろうけれど、何かの不吉な事故現場の様相である。ちなみに自転車での進入不可告知は柵のもっと手前に出ており、これを見逃すと自転車での迂回路はなくなる。手前辺りからベテランと思しきローディーの方の後ろを走っていたのだが、二人して愛車を抱えて石段を登る羽目になった。気恥ずかしさでつい話しかけてしまった。

 この辺りの道については、翌週つぴぃさんがやはり羽村に向かわれたとブログに書かれていて、「八王子武蔵村山線」の多摩大橋手前にアンダーパスがあることを知る。自分で走ったときは全然気付かなかった。

 さて久しぶりの多摩サイでもう一つ驚かされたのはスピードバンプの増殖。至る所で路面が緑色の格子模様で盛り上がっている。ことスピードに関しては人様をとやかく言えないのは下段の記録の通り。歩行者の脇を通るときはスピードを落としてはいるが、前傾で走っている自転車が側を通るだけで怖いと感じる人もいるそうなので気を付けないと。

 これだけ多くの人が走っていると、見ていて確かに危ない人もいるが、一方で見習いたくなるほどかちっと走る人もいる。話は少し違うが、対向車線でも本式装備のローディーが余所見ママチャリに阻まれているのを見るとこちら側を開けようかと考えてしまう。そんな時「気にせず通ってくれ」という手信号をわざわざ出されると、これも気配りかなぁと思ったりする。


RC20の記録
走行時間170.10min/走行距離70.92km/平均速度25.0km/h/最高速度51.8km/h/総走行距離2234.9km

*意味なく「電脳コイル」風に。




更に進む緑化。とうとうシュワルベ・ステルビオのライムグリーンを履いた。耐久性が気になって二の足を踏んでいたが、マキシズ・リヒューズに劣る物ではないと専門店で太鼓判を押されたので…。

帰路に確認した告知。これでは見落としても無理ないよな。
 

何とか復興している羽村堰。

律儀な落書き…ではなくスピードバンプの下書き。京王線の前後にて。

読書 村上春樹「東京奇譚集」新潮文庫

久しぶりの村上春樹だが、新刊の時に読んでいた。随分前の事と思っていたら一昨年のことだった。猿に本を持って行かれていた訳でもないだろうが、結構忘れているものである。


'07.11.29  car&bikelife

仕事前後も仕事中も

 先週頭に自転車通勤をした。

 急に寒くなってきた数日であったから防寒対策をと考えた。高千穂遙の著書に書かれていた事を参考に、湿気の良く通るスポーツ用シャツの上に吸汗用の綿シャツを着て、その上にストレッチ素材の防風ジャケット(ルイガノ製)を着る。下はサイクルパンツ。走っている間はこれで充分なのだが、止まらなければならない事態(パンク修理など)を想定すれば、何か着る物を用意しないわけにもいかない。念のためフリースも着てみたが暑くて途中で脱ぐ。

 フリースを詰め込むとメッセンジャーバッグは膨れ上がってことさら邪魔な感じがする。そもそも6kg超の荷物は確かに邪魔なんだが。片道の距離26kmは、毎週娘のテニス教室送迎の時間潰しに走る多摩湖往復とほぼ同じで感覚的に負担という程でもないが、荷物は負担。帰路、腰に来る。

 ちなみに使用頻度が最も高い自転車は、実は会社に置き自転車をしているパチダホン。ママチャリ並みの走行性能だが片道5〜6km程度はこれで行く。

 自転車通勤をした日でも仕事中の移動はパチダホンである。先日、神田から協力会社のある浅草まで仕上がり品の引き取りでいつもと違う昼の時間帯に行ったところ、その近くにあるちょっと気になっていた店が開いていたので入ってみた。酒場では当然なくて、給食風メニューを出す食堂である。電車利用であれば決して通り掛からない場所である。ソフト麺ってこんなだったかなと口に運びながら、レトロな内装とある意味ミスマッチな茶髪の若い女性店員が着ているピンクの割烹着が変なコスプレみたいだとずっと考えていた。

 最近帰路は行きと変えている。靖国前の緩くて長い登り坂は体力的にも精神的にも滅入ってしまうので飯田橋方面を迂回する。よく見えない路肩に目を凝らしながら、やはり28幅のタイヤにした方が良いなぁなどと考えている内に1時間ちょっとが経って家に着く案配である。


腹の大きなカマキリがお見送り。来春はまた壁面卵だらけだな。


仕事中のパチダホン。メッセンジャーが行き交う銀座の真っ只中で。


ブラッスリーというよりバラエティグッズショップの様な看板


ソフト麺ミートソースとミルメークにサラダ。これで750円だがそれなり満腹になる。訊けば一応学校給食に卸している分量の麺だそうだが。

小隊司令部発

「栴檀林小隊」サイト各コンテンツの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。 バックナンバーはブログ以外にも「公文書」でどうぞ。 


'07.11.26  car&bikelife

第3回ルイガノJEDIオフ

 連休初日、快晴の朝。第3回を迎えるルイガノJEDIオフは、葛西臨海公園を集合地点に荒川CRと若洲海浜公園を走ることになった。

 前回は娘の運動会と当たってしまい残念ながら欠席となったが、今回はチェスさんが幹事ということもあり是非とは思いつつ、諸般の都合もありまた遅れてしまった。そもそも「連休初日・快晴・葛西臨海公園」を意識していなかったのが敗因で“上”は全く固まって進まなかった。結局は降りても葛西臨海公園まで辿り着かず近くの新左近川親水公園駐車場に。クルマ輪行の拠点とするならここでも充分近く、周りの道も駐車場もガラ空きで好都合であった。

 そんな訳で初荒サイはそこから合流地点までのわずか数十メートルの走行となり、メインは若洲海浜公園となった。しかし、これはこれでなかなか良い場所だった。だだっ広い所をたらたら走れるというのは自転車のオフ会に最適なロケーションではないか。公道ならどうしても一列にならないといけないし信号もある。路面には細かく砕かれた貝殻の破片が薄く拡がっておりタイヤでプチプチと音を立てる。何かに似ているとチェスさんが上手い例えを言った気がするが忘れてしまった。それより何より、まあとにかく猫が多かった。あと食い散らかされた鳥とかね。

 参加台数は結局4台。とは言え例によって同じ方向性のものがない。走ることだけでない、運ぶことだけでないJEDIのあり方に、オーナーの姿勢のバラエティが反映されているという気もする。

 初参加take-zoさんの、JEDIコミュには珍しいハードの話についつい聞き入る。JEDIの前後サスのバランスやら特異なアヘッドの構造やらあまり聞けない話。通う店(情報ソース)の質も違うという気がするが、やはり弄るのが好きなんだろうなぁ(笑)。

 という訳で寒風吹きすさぶ中、自転車囲んで背を丸める男達のオフ、となった。

第3回ルイガノJEDIオフ 「葛西/荒サイを走る」
07年11月23日(金・祝)8:30〜12:30 参加台数4台


左手前からヒゲメガネさん、私、チェスさん、take-zoさん、…のJEDI。
そういえば人物集合を撮ってない。


数十メートルの初荒サイ。


広々走れる若洲。


怪しい猫使い?

 

■過去のJEDIオフ
第1回 06年5月28日
参加台数6台
於)皇居前/神宮外苑
第2回 06年9月23日
参加台数7台
於)横浜カーフリーデー会場


take-zoさんの06年式。固定のハンドルポストを切断しコラム新設…というのを説明するには撮る向きが逆。

ヒゲメガネさんの06年式。エアロスポークのホイールが何か違う自転車の様。聞きしに勝るラチェット音(笑)。

チェスさんの05年式。タイオガのスパイダー同系ペダル「シュアーフット8」は4ヶ月待ちだったそうだ。

'07.10.28  car&bikelife

ロードからクロス?

 この時期、専門誌もネット上も自転車界は2008年モデルの話題で盛り上がっている。いくら私でもさすがに3年続けて新車を買うわけにもいかず、あくまで雰囲気に乗る程度だが、いろいろ見て回ったりする。

 実はこのところ続けてRC20でジテツウをして思うところがあった。幹線道路をメインに片道26kmを走るわけだが、流れに乗れるだけの軽さ速さには満足しているが、路面コンディションが思いの外悪く、特に路面状況の目視が困難な帰路の夜道では700×23Cのロードレーサーはかなり慎重に走る必要がある。せめて28の太さと丈夫さは必要なんじゃないだろうか。またストップゴーはそれなりにあるので、ドロップハンドルもSTIもちょっとなぁと思う。ましてやRC20は補助ブレーキもないので、ブレーキを握ったまま信号待ちをするのも難しい。

 前にも書いた気がするが、自分の志向からすると「次」は50万クラスのロードだろうと考えていた。しかしレースに出るわけでもなく週末に中距離を走るだけの自分にはそんな物は必要ないように最近は感じている。それ以前に、自転車に乗る時間をもっと増やす=ジテツウを考えると、自分に必要なのはジテツウ仕様の自転車ではないかと考えたりする。

 そんな中でアルフィーネが気になる。内装8段変速のコンポ。既存のインター8と較べ何か凄く進化しているのかと思えば、実は組み合わすブレーキの違い程度らしい。ディスクでなければ止まれない状況の街中はとても走る気にはならないが、どうせならディスクの方が所有欲も満たされるし、何よりわざわざもう1台という差別化が図れるか?

 もっとも、“飛ばし屋”の自分としては、フレームやコンポはそのままにタイヤだけ太くすればそれで済む気もするが、そうすると週末にいちいちタイヤ交換をしなければならなくなる。ホイルごとオンオフ2組揃えればそれで良いのだろうが、それもな…。

RC20の記録
[通勤往路9〜10時頃]走行時間59.27min/走行距離25.64km/平均速度25.9km/h/最高速度50.6km/h
[通勤復路:22〜23時頃]走行時間68.26min/走行距離26.08km/平均速度22.8km/h/最高速度44.4km/h/総走行距離1973.7km


TOPICS? ところで、先日久しぶりに工兵班に会ったが、「小隊長の影響で自転車買っちゃったよ」と言っていた。トーキョーバイクのギア付き買ったそうな。マジやるか?「栴檀林小隊 銀輪部隊」。


アルフィーネ仕様のクロスというと、フェルトX-CITY1、ジャイアント エスケープRi8、トレックSoho4.0、ルイガノAD-8辺りが同価格帯で並んでいる。AD8の前2段はコンセプトはともかくいらないし、チェーンテンショナーは興醒めするが、唯一のハブダイナモ装着車なのである。このジテツウ必須デバイスを他社はなぜ付けないのだろう。(画像は08カタログのAD-8)


緑化の進む愛車。バーテープはやはり面倒臭い。しかも元々傷があるので、あまりもたない気がする。


本文と関係ないが、「無い物は、作る」というのはガンスミスの為の言葉だったか。で、これ。しかも妻の作。


読書 角田光代「庭の桜、隣の犬」講談社文庫

彼女たちの35年ローンにリアリティがないのは、彼女たちが自分の生活にリアリティを感じていないから。そして、そういう人達は結構いるんじゃないかとも思う。でも、ま、35年とか言われてもな。<オイ


'07.10.18  car&bikelife

続・緑化運動

 何かを購入する際の判断基準における「色」の割合が、私の場合は高い。という話は何度も書いている気がするが、残念ながら自転車の場合はそれが選択の幅をかなり狭めている。

 クルマの場合、スバルもスズキもVWもBMWも、自分が金を出す出さない別にして緑色であることを絶対条件とした。それにしても独車は色数が少ないと憤慨したこともあり。往年の国際レーシングカラーが尾を引いているのか、独はジャーマンシルバー、イタリアンレッドにフレンチブルー、緑はブリティッシュグリーンと決まっている。と言ってもそれに倣って自分のクルマを買う人なんて殆どいない。だから私も緑色の独車に乗り続けられた訳だが。

 昔、自転車専門店のチラシ制作担当だった。その数年後、担当デザイナーはDHに、現在は私がロードにはまっているが、当時は全く興味がなかった。その時に、バイクマニアにはよくあるオリジナル塗装というのはどうなんですかと得意の担当に訊くと、それはほとんどないというお答えだった。最近は何かというと「カドワキのパウダーコーティング」の名前が出てくるが、逆に他の話を全く聞かないところからして、未だ盛んではないのだろう。街の板金屋に持ち込めばウレタンコーティング位はしてくれそうなものだが、厭がられる気はする。

 スポーツ自転車で緑色が当てられるのは不整地を走るシクロクロスが多い。さもありなん。その他に、最近知ったのは自転車界でも色に意味があること。と言っても車体色ではなくウェアの方だが。クルマ同様レース由来で、総合勝者の黄色に、登り坂制覇の白地に赤水玉色。そして緑はスプリンターなのだそうだ。緑色のウェアでトロトロ走ると失笑を買うかというのは考え過ぎか。また最近はスポンサーカラーということで、ライムだとリクイガスのスポンサードするキャノンデールに乗っていないとおかしく思われるかなどと言い出すと、これはもう被害妄想だな。


ルイガノの回し者の様な私。さすがに半袖では走れなくなりジャケットを購入。と言っても防風ジャケットなので温かいわけではない。


今月2度目のジテツウは帰宅前雨天となり愛車は事務所に1泊。本人は深夜残業でタクシー帰宅。それにしても酷いな。チェスさん、プリンタの里親探してやって下さい。
RC20の記録
[通勤往路8〜9時頃]走行時間63.31min/走行距離26.62km/平均速度25.1km/h/最高速度47.4km/h
[通勤復路:20〜21時頃]走行時間63.28min/走行距離26.02km/平均速度24.6km/h/最高速度46.7km/h/総走行距離1902.5km ていうか、往復変わらぬ記録ってどんだけ体力使わん仕事してるんですかって話ですか。

'07.10.13  car&bikelife

緑化運動

 自転車は、機械と言うよりアパレルに近い。スポーツ自転車は毎年必ずモデルチェンジしているが、ハードウェアのトレンドはあるもののドラスティックな技術革新が毎年あるわけでもない。レース機材としての自転車にはそれなりの変動はあるだろうし、クルマとは異なりレース機材がほぼそのまま市販される業界であるから、そういう意味の変動はあるだろう。逆に、そうでない市販車には大差はないはずだ。

 しかしてルイガノ2008年モデル新作展示会である。大阪会場の様子が先々週末に公式ブログにアップされた。

 勿論気になるのはRCシリーズ。ハイエンドフレームのRSS/RC10はフレームのリア側が随分変わった様である。そういえばRSSは完成車重量6.8kgを謳う広告が既に専門誌にも出ていた。一方でRC20/30はどうやらコスメチェンジの模様。グラフィックの違いくらいしか見た目分からない。スペック表がまだ出ていないので実際の所は分からないのだが。

 それにしてもこのグラフィックなら、自分の買った07年モデルの方が趣味に合っている。そもそも、緑色がない。07年でも差し色だったが。私の緑色好きは、古い読者諸氏には周知のことと思うが、家のクルマを3台とも緑色で揃え、2年ぶりに会った得意先の人に「Sさん“今日も”緑色ですねぇ」と言われる位である。

 そんな訳で自転車の方も少しずつではあるが“緑化”を続けている。今回はバーテープ。実は全く選択肢がない。世に流通している製品の中で、緑系は2社から出ているチェレステ(あれは緑なのか?)を除けばこのSILVA製のライムカラーだけなのである。

 ちなみにバーテープを換える本当のきっかけは、ズレて一部下地が出ているからなのだが。1年経たず1,000キロ位でズレるものなのか? 購入時のままなのだが。

 あとはタイヤをシュワルベ・ステルビオのライムに換えて仕上げか、と考えている。


バーテープはまだ箱から出しただけ。この色は滅多に見掛けない。ワイズロードお茶の水店にて購入。


久しぶりのジテツウのため導入したTIMBUK2のメッセンジャーバッグ(これも緑)。やはり専用品は背負いやすいが、私は荷物が多く身体の負担が大。スーツとシャツ、iBookに加えコンパクトでない雨天装備が仇となる。


事務所のベランダで所在なさげなRC20。スペシャライズド製サドルはレーパン前提で交換した物なので、バイカーズパンツだとさすがに固い。
RC20の記録
[通勤往路9〜10時頃]走行時間61.47min/走行距離26.38km/平均速度25.6km/h/最高速度49.9km/h
[通勤復路:21〜22時頃]走行時間64.45min/走行距離26.00km/平均速度24.1km/h/最高速度41.1km/h/総走行距離1784.5km

小隊司令部発

「栴檀林小隊」サイト各コンテンツの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。 バックナンバーはブログ以外にも「公文書」でどうぞ。 


'07.10.9  car&bikelife

ルイガノJEDI多摩サイ・ポタ

 連休初日の私といえば、大概は前日に羽根を伸ばし過ぎて陽が昇りきってから起きるのだが、土曜は早起きして多摩サイを走った。いつもは一人で走るのだが、その日は珍しく人と会うことになっていたためである。

 「B級グラフィックデザイナの仕事場から」のチェスさん。同業者だが、知り合ったのは愛車ルイガノJEDIのmixiコミュである。直接お会いするのは第1回JEDIオフ以来なので約1年半ぶりだが、オンラインではしばしばやりとりがあるのでそんな感じが全然しない。

 仕事のことは、カンプの進捗状況から得意先の人間関係までブログで分かるチェスさんだが、よく考えたらプライベートは謎。と言っても、直接お会いしても話すのは仕事関連が少しと大半は勿論自転車の話なのだが(苦笑)。

 チェスさんの愛車は私と同じ年式のJEDI。ハードをあまり弄らないのでジテツウで使っている割には装備も含めてノーマルだったが、最近になっていろいろ付加されていた。

 待ち合わせが二ヶ領せせらぎ館ということで初めはRC20で行こうかとも考えたが、最近ハンドル周りを換装して調子も見たかったのでJEDIで行くことにした。ただ、足が固定されないのは疲れそうだったので、ハーフクリップを再び取り付けた。

 結果、久しぶりのハーフクリップは疲れた。片面SPDにしておこうか。また、ハンドルの角度がいまいちで、まだ調整が必要な様だった。

 移動後川崎近くの河原でブランチを採りながら、今後の自転車趣味について話す。通勤は勤務先での収容の問題もあるが、ロードにも関心をお持ちの様だった。ルイガノでは私と被るのではいう話だったが、チェスさんは既にE-COM2もお持ちなので、いっそロードもルイガノにして「ルイガノJEDIとE-COM2と○○」なんてページを立ち上げてはどうですかと軽口を叩いてみる。

 やはりRC20で行って勧誘すべきだっただろうか?(笑)

JEDIの記録
走行時間2h47m/走行距離63.44km/平均速度22.7km/h/総走行距離2,226km


左がチェスさんのJEDI。リクセンの大型サドルバッグに新型純正輪行バッグがステムに。鞄も重いそうだ。「長男でしょう?」と訊く。お互いにね(笑)。


次回予告? RC20用に買ったサドルをつまみに一杯。酒場でサドルで呑むのは、まだ2度目ですからね>ノリちゃん

小隊司令部発

「栴檀林小隊」サイト各コンテンツの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。 バックナンバーはブログ以外にも「公文書」でどうぞ。 


'07.9.30  car&bikelife

電池とサイクルコンピュータ

 妹が自転車通勤を始める時、安物だがサイクルコンピュータをプレゼントした。データを入れると消化カロリーまで表示するのだが、時計として使うつもりしかないらしく、速度くらい見ろよと言う。あれから何ヶ月か経ち、今では雨が降りそうでも構わず自転車で出掛けている。メーターを見ているかどうかは知らない。

 ところで先日JEDIのハンドル換装の話でサイコンが壊れていたと書いたが、サイコンなしで数回乗って思ったのは、やはりメーターは必需品だということ。移動時間などの目安にもなるし、クルマと併走する際の速度基準にもなる。またスポーツとして乗るならこの記録はある種の励みになる。

 小学生の頃の自転車にもスピードメーターは付けていた。ハブ近くに付けた円盤状のパーツから歯車で回転を拾いワイヤーでメーターに伝えるタイプだった。機械式なので速度表示と距離記録しかできないがあれはあれで悪くなかった。もうどこでも作っていない様で残念である。

 JEDIの方はセンサーを交換して使えるようになった。今年のモデルチェンジで私の使っているFC610は型落ちしたのだが、センサーキットは何とかまだ入手できるようだ。FC610/900はセンサー側の電池にあまり店頭で見掛けないアルカリ電池CN23A(A23、LRV08も同じ)を使っているが、今のモデルは汎用性の高いCR2032になっている。

 それにしても、自転車に乗っていると電池を使うパーツがいくつもあり無駄が多くてあまり嬉しくない。太陽電池は割高感より実用上の効率が悪く使う気になれない。前後ライトとサイコンの電源をまとめて一つの充電池で賄うのはどうだろう。アルカリ電池はライトに使っていると少しずつ照度が落ちて苛々するのでハッキリと切れる充電池の方が交換時期を判断しやすい。サイコンの方はメモリバックアップすれば良い。ワイヤレスには出来ないが、どこかで軽量にそういう物を作ってくれないかな。まずは電動アシストのシティサイクルあたりからか。

JEDIの記録(FC610は電池交換でリセット)
総走行距離2,163km


妹車グッタのキャットアイCC-VL110。ホームセンターでよく見る「サイクロコンピューター」というやつ。


JEDIのトレロックFC610。他社と異なり捻って脱着する形式が結構良い使い勝手。


RC20のキャットアイCC-MC100W。室内での電波干渉が酷くてメーカーに問い合わせしたところ、初めてスリープ機能があることを知る。

読書 重松 清「いとしのヒナゴン」(上・下)文春文庫

族上がりの町長に、負け組Uターンの主人公は類人猿課に就職。そして“幻の珍獣”ヒナゴン。登場人物に荒唐無稽な感じを覚えつつ読み始めたのだが、そこはさすが重松清であった。読み終えてからこの作品が既に映画化されていることを知る。

ところでつい先日「となり町戦争」(原作・三崎亜紀)をDVDで観た。映画公開時結構気にしていたのだが、少なくとも映画館で観なくて良かった。作品世界に敬意を払っていると思えないし、そもそも映画としてまともな出来と思えない。冗長なだけに観るだけ時間の無駄。

 


'07.9.25  car&bikelife

野山北公園自転車道

 子供の頃は、東に廃屋があれば行って入り込み、西に建築現場があれば中を覗きに行ったものだ。最近の子供は周りに自然が少なくて遊び場所が減っていると嘆かれることも多いが、考えてみれば廃屋も建築現場も自然ではないな。30年以上前の話だが、まあ場所は余っていたと言えるだろうか。

 今は生家に住んでいるが、幼稚園〜小4までを神奈川県茅ヶ崎市で過ごした。海を除けば特に自然一杯という訳ではなかったが、遊び場所に困ることはなかった。浄水場に忍び込んで大怪我をしたのも、台風で氾濫した水路に落ちて暗渠手前で辛うじて這い上がったのもその頃の話であるから、そこから考えると、小3の娘を自転車で僅か15分のテニススクールまで送迎するのは何とも過保護なことのように感じられる。まあ時代の違いもあるか。

 ともあれ、今もって廃墟とか何とか跡などと聞いて心ときめいてしまうのは、その頃の気持ちが抜けきっていないのかも知れない。だから戦中までトロッコ列車の走っていた廃線跡で狭いトンネルが幾つも残る自転車道があると訊けば、これは行かねばと思ってしまうのである。

 各所で分かりにくい場所と書かれているので、「初めての場所へはなるべく大きな道で近くまで行く」というのを守り、自転車には不適だが新青梅街道で行った。武蔵村山市に入り、左折するとダイヤモンドシティ行きという交差点を右折する。標識らしき物はないのだが、何もない交差点に渋滞が出来ておりすぐに分かった。順路その他は写真のキャプションで。

 行程中で不整地は数十メートル程度だが、トンネル内は水浸しであり、あまりロード向けではない。私も、サイコン不備ながらJEDIを引っ張り出した。従って記録は無し。それにしてもこんなに薄暗い雨上がりの夕刻に行く場所ではなかったな。30年前なら、ちょっと怖くて駄目だったかも(笑)。


本町1丁目交差点。角にファミレス「和食さと」がある。ここを右折。

しばらく行き青梅街道との交差点も越えると右手に交番の様な公衆トイレが見える。

すぐ先の信号脇に横田トンネル入り口がある。

抜けた住宅地の先に赤堀トンネル。

そしてまた住宅地で御岳トンネル。

次がいきなり木の生い茂る所に出るが、番太池(というか防火貯水池)を通過するとすぐ住宅地となり、曲がった先に赤坂トンネル入り口がある。

そして不整地の薄暗い森の中に二択が現れる。唐突なほど明確に表示されたフェンスの番地表示は「武蔵村山市 中藤(なかとう)二丁目46」

左の先には入り口の封鎖されたトンネル入り口があり、暗やみのずっと奥には出口らしき明かりが見える。

右へ行くとしばらく砂利道が続き、途中多摩湖周遊道への道があるが、直進するとすぐに住宅地の真ん中に出る(これは振り返っての絵面)。


■野山北公園自転車道とは
封鎖されたトンネルの先にある山口貯水池(狭山湖)まで、多摩川の羽村取水堰から「東京都水道道路」という地下導水路が続いている。この導水管施設のため大正10(1921)年に羽村山口軽便鉄道(通称)が敷かれ、その後貯水池堤防工事の砂利運びのために断続的に昭和19(1944)年まで使用されたが、廃線となり遊歩道が設置されている。4つのトンネルをくぐった先、横田基地で途切れるところまでが「野山北公園自転車道」。基地を抜けその先JR青梅線と交差するまでを「神明緑道」と称している。

■参考リンク
「青赤自転車で行こう!」 納涼ご近所ポタ 大概の「ここ行きたい」は、この方のブログを見て始まる。
「俺と自転車と」武蔵村山ポタ 最近よく寄らせて頂くブログだが、先を越されたと勝手に地団駄。
封鎖トンネル先の航空写真(Yahoo!地図情報) 水道局の管理地なので私もサッチーもどのみち入れないが。
武陽ガス 広報『ぶようがす』「街道を歩く」特別編 東京都水道道路 広報というのはこういうことと拍手。
狭山湖サイクリング サイクリングロード ダホンの散歩道 お世話になりました。
Rail&Bikes 羽村山口軽便鉄道 餅は餅屋。


'07.9.23  car&bikelife

ラピッドファイヤ(ガンネタではなく)

 久しぶりにJEDIを弄った。

 近所の移動くらいにしか使っていなかったが、スポーツとして走るにはポジションがしっくり来なくなっていた。バーハンドルが今ひとつだが、バーエンド装着は、私にとっては「スピードを出す時にブレーキが遠くなる」というのが乗物としてどうしても不安なのだった。そういう意味で、同じポジションでブレーキレバーに手の届くブルホーンハンドルにするのが良いのだが、造形的な好みに合わないというのと、実はラピッドファイヤが好きで使いたいというのがあって躊躇していた。

 ラピッドファイヤ(人差し指と親指で変速するバーハンドル用のシステム)に対するSTIを使っているRC20ばかり乗っていて何ではあるが、減速時にぐいっと手首をひねるSTIは生理的に好きになれないのだ。ラピッドファイヤがガンマニア的に小気味良いというのは説明するのもあれだが。

 色々探すとラピッドファイヤがそのまま使えるブルホーンハンドルが見つかった。取りあえず買ってはみたが、調整を要する点がいくつか出てきた。

 まずステム。バーハンドルの位置で両端を握るのがベストポジションなら、ステムは0mmで良い。という訳でBMX用(タイオガ タスクフォース)を購入。…しかし重いなこれ。

 次にグリップ。バーテープがベストなのだろうが、普段乗りの街乗りにはあまり使いたくない。ストレートなゴムの物を両端切って使うことにした。

 走ってみるとこれがなかなかに良い。しかしまあ、そうなると気になる部分もいろいろ出てくる。相変わらずトップでフレームにチェーンが擦れる欠陥が気に障るし、デフォルトに戻したタイヤはいまいちだし、サイコンの送信機が壊れてもいる。こうなると今一度弄り直して快適にしなくてはと思い始める。

 …とりあえずあまり金の掛からない部分から、だが。


アオイインダストリーズ製ラピッドホーン。ブルホーンより先の曲がりが浅く、長さもある。比較にバーハンドル重ねてみた。



マルイ製ミラーは取り付け部の径が合わず削る。ミラーの角度も合わずボールジョイントを削る。と言ってもプラ製なので楽だった。1,000円以下。


なにやら不思議なシルエット…。


'07.9.10  car&bikelife

多摩川氾濫後の多摩サイ

 私が自転車に乗るのは週末のことなので大概は週末の話なのだが、前後の記事の都合などでここのところ次の週末近くになって前週の「週末」の事を載せており違和感がある。誰も気にしていなければ良いが。

 さてその「週末」の話だが、週末ローディーの自分には不安なものとなった。台風来襲に伴い、いつも走っている道が使えないのではないかという懸念である。通勤帰路に見る一般道の路側帯は、木片・金属片の類が散らばっており、細くて肉薄なタイヤではおよそ快適には走れそうもない。

 久しぶりにJEDI(ノーマルタイヤに戻した)を引っ張り出そうかとも考えたが、丁度ハンドル周りを換装中で、それ自体快適に乗れる状態になかった。その上サイコン送信機側の電池が切れており、これが特殊な電池(LRV08)のため近所では入手できなかった。

 日曜。珍しく朝に走ることにした。朝のアニメを見るために起きてきた娘達がなぜか取っ組み合いを始めたのであれやこれやですぐには出られず結局8時半となる。

 下河原自転車道から多摩サイに。そこから羽村まで往復していつもの稲城大橋から帰る。ネット上の情報から橋の下は全滅と覚悟していたが、それ程ではなかった。

 いくつかの場所は「通行禁止」の類の看板が掲げられていたが、MTBなら通れるかなという程度。但し福生南公園は敷地自体がまるまる立入禁止となっていた。途中覗くと確かに水路の柵が倒れていたりして危険な状態の様だった。

 往路、立川公園の陸上競技場脇が20m程に渡り漂流物で埋まっていた。標識などがなかったため突っ込んでしまったが取りあえず無事。帰路は職員の方なのか作業服姿の年輩の方が道を清掃されていた。消耗状態につき「ご苦労様です」と声を掛けたのみで通過させて貰った。

RC20の記録
走行時間168.49min/走行距離69.24km/平均速度24.6km/h/最高速度53.9km/h/総走行距離1625.4km


堰に見えない羽村取水堰。


玉川上水、取水しまくり。



陸上競技場脇のコース。


アオイインダストリーズ「ラピッドホーン」ハンドルに換装。しかしグリップ未装着でステムも長過ぎ。詳細は後日。

'07.9.7  car&bikelife

時間と住宅の狭間

 土曜日。いつもの送迎と多摩湖往復のために娘と家を出た。ところがテニススクールに着くといつもと雰囲気が違う。9月は土曜日が5回あるためか第1週は休みなのだった。二人とも全く頭になかった。

「じゃあ“ラブベリ”行って良い?」。
「夏休みの宿題、ホントに終わってる?」。
「…」。

 さすがに引き下がった。

 ともあれ時間が空いたのだが、多摩湖付近で走ってみたい場所があった。「青赤自転車で行こう」で紹介されていた野山自転車道が狭いトンネルだらけで面白そうなのだ。トロッコ線の廃線跡地だそうだが、自転車道にはそういう曰くのある所があったりする。

 しかし残念ながらそれ程の時間はなさそうだった。それに宿題に四苦八苦している娘を放って遠方に走りに行くのも気が引ける。福生まで続くので、往復でおそらく2時間はかかるだろう。

 なので代わりという訳でもないが下河原緑道を走ることにした。ここなら往復1時間未満だ。以前一度走ったことのある道で、国道20号辺りから多摩川近くまで伸びる元国鉄下河原線跡地である。トンネルこそないが、人の家の裏庭を通り抜けるように走る道は独特で面白い。

 惜しむらくは交通整理に難点と思しきところがあり、センターラインが歩行者と自転車を分けるという独特の文法が導入されている。区分は地面に書いてはあるが所々のことであり、知らない常識人は「自転車は左」と考えるし、関係ない人は関係なく走るし歩く。前を見ろとも言いたいが、下を見ろとも言いたい。

 まあいいや。薄曇りだったし人も少なかったし。野球少年達は道幅一杯広がり自転車で走るが、「右から抜くよ」と大声で声を掛ければ道をあけてくれる。

 しかしこの道にしても野山自転車道にしても、700×23Cを履いたロードレーサーで走るのにはやや無理がある。念のためフェンダーをはめて水溜まり対策をしたが、段差はどうしようもない。

 ちなみに1時間ばかりで帰り着くと、娘はテレビを見ていた。

※「ラブ&ベリー」。近所のスーパーにアーケード機がある。DS版も持っているくせに。


始点はかつての駅と線路が残る「下河原線広場公園」。途中で途切れる線路の向こう側、クルマが走っているのは国道20号。

読書 内田百けん「恋日記」中公文庫

読了ならず。だから駄目だって、余程好きな人以外の日記なんて読んじゃ。もっともそれを言ったら誰もブログなんて書かなくなるか(笑)。<内田百けん前にしてよく言うよ。


読書 鴨志田穣・西原理恵子・ゲッツ板谷「ばらっちからカモメール」 スターツ出版

何を考えて妻は図書館でこれを借りたのか。鴨志田氏はとうとう酒で亡くなった故人である。読ませたいところに付箋を挟み私に渡す妻の心中如何なるものか。

 


小隊司令部発

「栴檀林小隊」サイト各コンテンツの更新とは別に、概ね2〜5日毎に更新中。 バックナンバーはブログ以外にも「公文書」でどうぞ。 


'07.9.1  car&bikelife



 この1年ばかりの間に大幅に消費量の増えた飲み物がある。勿論ビールの方はいつも通りで、増えたのはノンアルコールのアイソトニック飲料である。以前は飲み過ぎた翌朝に自販機で買って飲むくらいの物だったが、今や1.5リッターボトルを箱買いである。これはつまり自転車にスポーツとして乗るようになったためである。

 今までスポーツらしいことは一切してこなかったので、体を動かすとこうも水分が必要になるのかと正直驚いたくらいだった。スポーツ用の自転車には必ずボトルホルダーもしくはその取り付けダボが付いている。フェンダーもキャリアも一切排除している様なロードレーサーに付いているということは、やはり絶対必要な物なのだろう。

 少々困るのは、なかなか気に入るボトルがないこと。多くは柄も色も気に入らないが、かと言って見た目で買うと使い勝手に難があったりする。初めて買ったBBB製は口が固くて使いづらい。色で選んだACORは成形の関係で洗浄しづらい部分がある上に、OGKのホルダーと形状の相性が悪くて走行中異音を出す。そうこうする内に夏真っ直中となり、どちらのボトルもすぐに中身がお湯の様になってしまう様になった。

 そんな訳で今更だが保温型のボトルを買った。これを買ったからという訳でもないが、先週末はくそ暑い中わざわざロングランをした。稲城大橋から多摩サイを下り羽田まで。以前に上流は羽村堰まで行っているので、気持ちの上ではとりあえず制覇した気分になっている。本当はもっと両端は先にあるのだけど。

 それにしても恵まれているなと思う。せいぜいが水だけを持って飛び出して、そろそろ駄目だと思っても、どこかしらにコンビニがある。山の中を走っていたらそうはいかない。逆に、最小限の物を携行して走るだけ走るロードレーサーを選択したのだから、いやむしろこの環境にはただ感謝すべきなのだろう。

RC20の記録
走行時間3h10m35s/走行距離78.48km/平均速度24.7km/h/最高速度56.5km/h/総走行距離1504.9km


変遷。


絵面的にもOK。


羽田。飛び立つ旅客機を狙ったがこのサイズの画像では意味なし。
話に関係ないが、久しぶりに中国製A-bykeコピーに跨るとフレームが粉砕した。

ハチマキ曰く「中国製のチャリなんか乗るからだっ! この馬鹿野郎」てところか。

で、前に行った羽村。涼しげ。しかし浅瀬で遊ぶ子供の絵はこのサイズの(略)。