デブチ

'01.2.27

 週末に急に冷え込んだが、地面にまだ熱が残っていたのか昼はまだ暖かかった。来客の予定がなければビールでも呑むところなんだがなぁ、と、庭に出てぼおっとしていたら、庭を"デブチ"がのそのそ通過した。

 デブのブチだから"デブチ"。もっとも、ノラネコに付けた名前というのはいちいち覚えていないので、呼ぶ度名前は違う。

 今は納戸と化している祖父の書斎の下に、朽ちた温室が残っているのだが、その裏でよく寝ている。しかし、うっかりすると陽当たりの良い庭のど真中とかで寝ていることもある。

 コロ(家に住み着いて10年数年の元ノラ犬)から見えない位置を通るということもあるが、コロに吠えられたことはない。もっとも、コロは大概のものに吠えないのだが。

 来客の予定がなければビールでも呑むところなんだがなぁ。しかしネコにヒトの礼儀は通じんだろうから、つきあってもくれんだろうな。

 写真は、物置と池の間を通過中の"デブチ"。右下辺りに見えているのが温室(の跡)。記事を上げて数日してからこの写真を見て、この柄は「三毛」だとふと気づく。締まらない話である。