今週から、やっと冬服。
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ついこの間まで、蝉の鳴き声をうるさく思っていたはずが、いつの間にか、その間をとんぼの編隊が抜けていく様になっていた。
でもそれもちょっと前の話。
すぐに蝉の抜け殻が蜘蛛の巣に絡まれていくようになり、「あれ、秋なのか?」なんて気づく頃には、日が翳れば辺りは秋の虫達の合唱に包まれるようになる。
ついこの間まで、庭に出ると先導をしてくれた蜥蜴も少なくなり、鬱陶しい蔓草や雑草が実やら種やらを脅しのようにちらつかせ始めると、「まずい、もう秋か」となる。
そうだ、"まずい"。
夏のバーベキューセットがそのままだ。
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←枝に蜻蛉(トンボ)が止まっている。
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