コッキングPPK/Sの復活〜後編

'01.3.2 小隊司令部発

前編
後編

 さて後編は、当サイトにしては珍しく、分解方法と実射編である。

分解

  それ程分解は難しくはない。スライドを拡げてフレームのレールから外すのが少しわかりにくいかもしれないが、それ以外は特にコツや力は必要ない。モナカをバラす時のようにスプリングを飛ばす心配もない。画像ではドライバでやっているが、削ったワリバシなどの方が傷が付かなくて良いかも。


1.グリップとマガジンキャッチ型セフティを外す。

2.フレームのピンを抜く(ここでマガジンキャッチまで抜く必要はないけど)。


3.スライド後端を持ち上げつつ左右に開く。

4.インナーフレームのレールから外す。

5.バレル基部のネジを抜くとインナーフレームが分離する。

実射

  珍しく実射をした。

 と、いう程のデータを採っているわけではないが、これが意外に快調だった。とにかく小さい割にはよく飛ぶ。

 パワーは、ティッシュの箱は抜けるがビールの空缶は軽くへこます程度。コッキングのPPK/Sとしちゃ充分というのは変な見方か? 

 飛距離は、固定ホップ付きで30m位は飛ぶ。ただ、0.2g弾にはややキツめの様で、5-10m辺りでは浮き上がってしまう。10m先くらいのウオツカのビンに当てようとするとこんな下を狙う必要がある。もっとも、これもやや撃ち下ろし気味の場所なので、全くの平地だともう少し激しいのかも。個体差かもしれないが、着弾はやや右上に行く。

 そんなわけで、サイドアームとして使う位の距離が辛いセッティングなので、このままではサバゲには使えない。いや、使う人はいないだろうけど。

 もちろんプリンキング用としては不満なし。


 とにかくこの"セフティ"はないので、これは何とかしたい。それとマガジンの形状も、旧マルゼンM11みたいな形にすれば、側面だけはリアルに出来そうである。もう1挺買っていじってみようかと思う。失敗しても1,300円だしね。