先日少しだけ書いた様に、トイレの部品が壊れた。タンク内の水を便器へ流したり止めたりする部品をフロートバルブというが、このバルブとレバーハンドルを繋ぐ鎖が切れたのである。ハンドルを回したときに「プツッ」という感触がして、蓋を開けて中を覗くと切れた鎖がぶら下がっていた。
さて、この部品自体はおそらく消耗品なのだと思うが、我が家はまだ築2年半程度である。ちなみにただ切れたのではなく、錆び切れていたのである。更に、我が家には3基のトイレがあるが、この不具合はその内の1基のみのものだった。
残った鎖を1コマ詰めてとりあえず使用を続けられたためもあり少し遅くなったが、先日お客様相談室にコンタクトをとった。メールだけでは状況が掴めないということで翌週末に地元の担当メンテナンス会社から人が来た。
メンテの別会社というので、これは「製品の不具合についてはメーカーとお話下さい」とか何とかいう話で煙に巻くかと構えていたら(失礼)、人の良さそうな担当者はあっさりと不備を認め、ちゃっちゃと部品を交換していった。とにかくトラブル対応というのはスピードが大切じゃないかと最近思う。相手がじれて怒る前にさっさと解決してしまえばいいのだ。
どうやら鎖切れはこのタイプのタンクに症例の多いトラブルらしく、しっかり対策部品が出ていた。最近のタンクは二重構造で内部のプラ製タンクに水が溜まっている。上に手洗いの付かないタイプのタンクでは隙間が少なくて湿気がこもるせいか、こういうことが起こるのだそうだ。不具合のなかった他の2基には手洗いが付いている。
ちなみに純製の鎖は汎用品ぽいメッキのボールチェーンだが、対策品ではナイロンのロープにプラのボールが付いたものになっている。他でこのパーツを見たことはないので専用品かも知れないが、これは後日ホームセンターかどこかで調べてみようかと思う。