届いた封書を開封しようとして、封入されていたカミソリの刃で指を切るというシーンが昔の漫画にあった。そういうシーンは漫画でもドラマでも割とステロタイプにあった記憶だが、今時は両刃カミソリがポピュラーではなくなったためか見掛けない。あれには「これで手首でも切れ」位の意味があったのだろうが、さすがに開封時にどうやったら指を切るのやら、過剰演出というか説明的過ぎる気もする。
ちなみに以前、新聞社に散弾銃の実弾が同封された脅迫状が届くという事件も現実にあったが、あれは過去にそこの新聞社の記者が散弾銃で襲撃された事件があり、それを想起させるためだったらしい。
尤もその記事の記録は例によって散弾銃の実弾“の様な物”という記述になっており、実際に実弾だったのかは分からなかった。ガンマニアでもないとご存じないだろうけれど、散弾は綺麗なダミーカートがよく売られていて、外観だけでは実弾かどうかはなかなか分からない。
実弾主義という訳でもないが、実際に弾を贈ってしまうというのも手ではあるのかも。いや、実弾を贈ると言っても選挙の話ではなく、本物の実弾とか模型の実弾の話でもないが。
2-3月というとVデイやらWデイやらがあるが、施設によってはまるひと月掛ける販促でない場合もあり、まとめて「シーズナル・スウィートギフト」などと適当な言葉をでっち上げる仕事をしていた。まあチョコの“実弾”で射止めるというのもありだろうか。
ところでチョコと銃弾で調べると、「マリーアントワネットのピストル」というチョコレートが見つかった。1823年創業の仏「ドゥボーヴ・エ・ガレ」社の製品だが、「古金貨」(pistole)という意味であって「拳銃」(pistol)ではなかった。
チョコとピストルと言えば、やはり吾妻ひでお「チョコレートデリンジャー」だな。いや、チョコそのものと関係ないかそれ。
話がまとまらないので以下、キャプションへどうぞ…。 |

これが届く。

.50キャリバーという表記だが妙に短い。というか半円筒状。

さらにこれ。ガンケース入り。重量13.5oz(約383g)はコッキングエアガン顔負け。

さすがに原寸の訳は…と思ったら、まんま1/1のコマンダーだよこれ。WA製と比較。[拡大あり]

最期にこれ、Mk2。「3.3oz(約94g)のベルギーミルクチョコ」とある。中にドライパイナップル位欲しかった(w |