'00→'01 栴檀林小隊恒例 年越しサバイバルキャンプ

三十数年ぶりの雨天の予報。それは釈尊が我々に課した修行だと思った。ゴミの様な2000年、我々は施しを行うどころか下らぬ消耗戦に日々を浪費していた。隊列を組み東名高速を激進する第一次先行部隊を指揮しつつ、私は心の中で般若心経を唱えていた…。


「一昨年に比べれば…」「なぜこんな寒いところで…」様々な想いでまたこの地に。


河原のコンクリ柱に激突しホイールの歪んだ上級曹長のAPC。「コソボに比べれば大したことない」。


「まずは熱燗の確保だ!」蕨潜行班

一には功の多少を計り彼の来処を量る…。

その時、小隊長より振る舞われたのは…

小隊制式清酒「栴檀」。

小隊員は誰からともなく校歌を口ずさみ始めた。そうだ、我々は「栴檀林の獅子児」何も恐れるものはない。


「ダシが足りねぇ」市ヶ谷警務班は必死に陣地構築に勤めた。


「これだ。この味だ」そういえば下の名前の読みは山岡と同じだ。(違うて)

■参加者紹介■
初日の出を待っている程、体力余ってねぇよ