1年の中締め

'03.1.15

 ミサワホームで建て替えをして、引き渡しからそろそろ1年が経つ。このコンテンツも立ち上げから10ヶ月になる訳だ。本来の意図からしてそこまで続けるつもりはなかった(続いて欲しくはなかった)コンテンツなのだが、不本意ながら続いており、反響もある。トップページの一文の一部書き換えと合わせて、一応の中締めとしてコンテンツを振り返ってみたい。




  このコンテンツの「本来の意図」についてまず書いておきたいのだが、私が「ミサワホームで建て替え」を始めたのはミサワホームへのバッシングが目的というわけではない。簡単に言えば、いち担当者に抗議しただけでは個人の意志は法人には届きにくいので、伝え方を工夫してみたという種類のことなのである。

 会社組織の中ではいち担当者が動いたとしても、それだけで全ての不具合を解消できるわけはないだろうと思う。様子を見ながら上へ上げて貰い、「組織としての対応」をして貰わねば不具合の修理や保証(の費用捻出)もままならないだろう。しかしこれを上げて貰えない場合は、こちらで上へ働きかける方法を考えねばならないということになる。

 「上へ」ということでは、ミサワホームはカリスマ・オーナー社長の会社だから、社長宛の内容証明付き郵便(伝えた証拠が残らなければ郵送する意味がない)で御社の体制なんたることかと苦言を呈することも有効らしい。私が知人のミサワ関係者から聞いた話では実際に異例の早さで処理された前例もあるのだそうだ。私もこの方法を結構本気で検討したが、そこに至らなかったのは、担当者とは多少はリレーションが取れていると思っていたためだ。もっとも、顧客である私がそんなことまで考えなくてはならない事態にまでなった時点で信頼関係はグラついている訳だが…。しかしそこまで行ったらそれはそれで面 倒くさいことになるのは目に見えている。向こうは仕事だから生活の極一部でいいが、こちらは生活そのものだからたまらない。

  そんな訳で正直に言えば「この程度のことで対応が改善されて助かった」と思っている。この程度というのはホームページでの記事のことだ。事実、先方の対応が急に良くなったのはホームページの誌面 を事務所にファクスしてからである。当サイトは元々別のコンテンツでアクセスが継続的にあったためか、このコンテンツも割にすぐに検索に引っ掛かる様になった。家の不具合は相変わらず出るのだが、今そのツケはミサワホーム自身が比較的誠実に払いつつあると私は判断している。これがたまたま相手の巡り合わせが良かったのか、正しい手順だったから改善されたのかまでは判断できない。

 「だからハウスメーカーは駄目で地元の工務店の方が良い」と言うつもりは全くない。しばしばハウスメーカーは中間搾取と広告費だけで成り立っているかの様な意見を耳にするが、ハウスメーカーでなければ作れない家だってあるし、棟梁だの職人だのと何ヶ月も特別 なコミュニケーションをとらなければならないのが煩わしい場合もある。(実は外構の方は旧来のこのやりとりでやってうまくはいったのだけれど、それはあくまで結果 としてである。)

 いずれにしても、この話はまだ完結していない。対応は改善されたが、問題自体が解決したわけではないので表題の通 り「中締め」である。解決した場合も、具体的なことはサイト上では発表できない場合もあると思うが、必ず報告するのでご注目いただきたい。