個人的に期待大なのはニューPPK/Sと固定スライドシリーズである。いずれも明らかにマルゼンお得意の"側そのままで中身のリニューアル"なのだが。
■ニューPPK/S
ニューPPK/SはマルゼンPPK/Sの4代目となる。PPKフリークの私は今までのものも持っているため、次も見てみたいという好奇心なのだが。ガスブローバックガンというと、WAの訴訟周りの話の様な聞くだけで気の萎える話が多いのだが、純粋に現行の「ツメ式切り替えバルブロック型ブローバック」(勝手に命名)と比べて「アドバンストシュートブローバック」がどう優れているのかを見比べてみたい。
■固定スライドシリーズ
ノンブローバックのガスガンは、ある意味ではまだまだ元気になれる要素がある。固定スライドシリーズの新作も外観流用は目をつぶり新たな機構の登場に期待したい。カタログではSAもありととれる記述になっている。既存の固定スライドPPK/Sは基本的には同社オートマグなどの流れを汲むDAオンリーで、レットオフ後バネの力で後座するバレルがチャンバーに弾を加えてバルブを叩くという構造。これでSAはないと思うので、新作には新規のメカが搭載されることになるのだろう。マルゼンでは「デュラブルパワーシステム」と銘打っている。
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