■BLKモデルとの外観上の違い
アンダーロッキングラグ
最大の違いはアンダーロッキングラグ。BLKモデルでは実銃と形が違うために実銃用アクセサリーが付かず、銃の評価自体を落としていた。アクセサリーを付けないために気にしなかった私がマイノリティだった様だ。実銃のサードモデルからの採寸ではなく、セカンドフレームをベースとしたためと言われているが、やっとの改修である。
「GGFF」中の「新世代対決」-「特別取材」でのインタビューで、六人部氏は内蔵ハンマー形状を例に「量産の時は、一度型が出来たものにはね、私も注文は付けづらいんですよ。今後直していかないと、とは思うんだけど」とおっしゃっていたが、この部分もその課題の一つであった。しかしちょっとばかり繊細さに欠く改修で、縁に段差が出来ていたり、シボのムラなどが目立つ。
マグキャッチの仕上げ
マグキャッチは新造品で材質はBLKモデル同様のダイキャストだが、実物に似せたプラのシボ風仕上げがなぜか省略されている。
その他
バレルロッキングラグの山が3つになっている。モデルガンは3つでBLKモデルは4つになっていた。どちらも実在するので別に良いのだが、なぜ変えているかは不明。
スライド、バレル周りの刻印は場所により少し異なる。
そんな訳で例によって(?)外形上のことのみ取り上げた訳だが、単に模型としてのグロック17ということならガスBLKやモデルガンの方が楽しめるというのは当たり前か。大戦独軍装備の私がこれを腰に下げてフィールドに出ることはないが(というか、もう1年以上ゲームをしていないが…)、持ち出したとして不安に思う部分は、今のところ特に見あたらない。
道具としてのタナカ・グロックについてはまた回を改めて。…というか、今回はお茶濁しか?(自嘲)
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