
結構しっくりくる色合いだなとフレームに見入る。ODカラーフレームというとP99の印象が強くて、初めは「プレミアムのために(BWCが)無理矢理そんなことして」と思ったのだが、グロック社の雑広にもしっかり載っていた。
展開
KJ製グロックは東京マルイのクローンで、刻印をG26(9mm)からG27(.40)にした製品だった。このサブコンパクトをコンパクトにした物に代理店が付いて国内発売となったのが今年の秋。輸入:KM企画/販売:セキトーの物がG23、輸入:BWC/販売:フジカンパニーの物がG32Cである。実銃ではそれぞれ使用弾薬が異なるのだがエアガンでは単なる刻印違い。ただしBWC/KJのG32Cはアウターバレルとスライドにポートが開いている。いつ「どれ」を買うか今ひとつ踏ん切りが付かないでいたが今回とうとう手を出した。
構造
KJのグロックは、中が東京マルイでガワはKSCと当初聞いていたが、購入した新橋玩具銃砲店さんの話ではフレームは実銃から型を取っているそうだ。KSC
G19と見比べると確かにシボもグループも違う。
タニオ・コバ監修で日本向け改修がなされているというが、実のところマガジンの注入バルブ以外はパテント抵触回避の改変である。雑誌では詳しく書かれていないが、ご丁寧に取説に挙げられている。作動がイマイチなのは台湾のやや高圧なガス向けセッティングだからと思っていたが、バネの堅さに大差はない様だ。
不運?
フレーム右側面の生産国表示が削られているのが気になったが、なんでも台湾製という刻印がないために税関で引っ掛かり急遽削ったとのこと。マガジンボトムにはTAIWANとあるし、黒フレーム輸入の際は引っ掛からなかったそうなので運が悪かったのか。
付属品はアルミ製アウターバレル。黒フレームに付いていたアルミスライドは結構難物だったそうなので期待しなかったのだが、刻印が.40SWになっているのは…おまけだから仕方ないのか?
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BWC/KJ G32C
\13,800
「ケツの穴を締めてイチモツを握れ!」と書いてありますSir!
削られた刻印が痛々しい…。
コンバージョンキットか?
色違いか? (上はマルイG26)
取説に記載されている改修点
ラバーチャンバー形状
ホップ調整システム
フローティングバルブ
マグ側ガスポート&シリンダー接触部分形状
ガス注入バルブ |