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(左)テンションが切れてストッパーに引っ掛かっている最終弾。(右)出来が良いだけに、マスキングのいい加減な塗装が残念なマガジン。

(左)リコイルガイドロッドは省略。スライドストップはダミー。(右)リアサイトにはドットのモールド。

(左)トリガーに軽い引っ掛かりがあるが、これはセフティにトリガーバーが当たっているため。各自で削った方がよい。(右)固定ホップはマルイ0.2g弾で丁度良く、15m先の人物大像に充分収まる。
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給弾メカ
アリイ/トイスターG26最大の特徴は、マガジン内に組み込まれたゼンマイ式給弾メカである。底面のダイヤルを巻き上げるとマガジン内のリザーブタンクから連続給弾される。マルイAEGのそれと同様にギアからリップまでの間のBB弾は押し上げる弾がなくなったらそこに残る構造だが、リップ前にゴム製ストッパーがあるためマガジン残弾が簡単には抜けない構造なのは、残弾がこぼれない便利より、メンテ上・セーフティ上どうかと思う。また個体の問題かも知れないが、弾の上がりが悪くギアが空回りすることもあった。しかし、本国にはノーマルマガジン版も存在するようだが、戦略的にはこちらを持って来て正解なのだろう。これ位の特徴がなければグロック競作後発機に勝機はない。
競合
競作と書いたが、マルイ以外にコッキング式のグロックを出している日本のメーカーはなく、このG26の競合相手は日本市場でも主に韓国・台湾製品となる(コクサイもKHCも台湾製)。価格帯としてはMトレ/HFC G33(定価2,800円)が直接の競合となるだろう。同機は可変ホップで、リコイルガイドロッドもスライドストップもライブで重量感がある。しかし刻印がGLOCKではないしシボの表現などに難があり一長一短ではある。アカデミーは同じG26だが、価格も違い、出来も雲泥の差である。
プラス
昨今の新作コッキングガンは韓国・台湾製に席巻されている感すらある。コッキングガンを入門用の廉価なカテゴリーと捉えるのが日本の市場である以上、価格の点で日本製には分が悪い。それでもマルイが王座に在るのは、高い技術力とオリジナリティ、そして流通確保の賜物と言える。しかしグロックに関してだけ言えば、マルイG17/17Lは設計も旧く商品の魅力としては韓国・台湾製に劣る。特にこのアリイ/トイスターG26は他のアジア製とは一線を画す程の出来と言って良い。
マイナス
しかし前述の「流通」に関しては、マルイに叶わないのは言うまでもなく、サニー/アカデミーにすら及ばぬ感があり、この製品は入手が難しい。また造形上の「オリジナリティ」の点でほぼ有罪と言っていいマイナスポイントが認められるのは残念だ。一体成形のスライドとフレーム、程良い塗装、シャープで正確な造形といった模型製造の技術は高く、実射性能もムラがない安定したものであるだけに、今後の作品に期待したい。
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