仕様

A5判 176p 1色/1色 CTPオフセット印刷 頒布価格:18$(オンライン)2,300円(店頭)

■初め

 私がこの計画に加わったのは去年の5月だった。その時点で始動から1年以上経っていたこともあり、上がってきていた原稿の量は多かった。しかしその割に先が全然見えないという状態で、ちょっと途方に暮れた。

■ML

 経験則である「内容に関する打ち合わせはオフラインのみ」を守りつつも、"連絡用"のMLは今日までの間に500以上カウントされていて驚く。もっとも、息抜きの雑談はMLでOKだったんだけど(笑)。

■陣立て

 メンバーはスケルトン計画の時に一緒だった人ばかりなので、気心が知れていたのは良かったけれど、あの時以上にみんな自分の時間やお金やエネルギーを削ったな。それから職能も全開。写真屋がセッティングして撮った画像を元に画像屋がイラストに起こし、技術屋と研究屋が検証を繰り返しながら執筆して、編集・印刷屋が本の体裁にまとめるという、なんとも贅沢な陣立てで、はっきり言って価格に制作コストは全く計上されていない。

■コスト高

 そうそう、打ち合わせ費を計上したらコストは1ケタ違っていたな。仕事が終わった後の夜中までの打ち合わせは、ビール抜きにはやってられない。にしても、ファミレスで一人4千円というのはどういうことだって感じだけど。こんな打ち合わせ費はそもそも"経費で落ちない"だろうけど(笑)。

■役割

 本当は編集・制作進行担当で声を掛けられたんだけど、編集はToyokiさんがして、ハッパはtajiさんがかけた。あまり働かなくてゴメン。でも、同時期に仕事でも似たような束(ページ数のボリュームをこう言う)のマニュアルの編集をやっていたが「Duo Basics」の方に断然力を注いでいた。

 人の文章をいじるのは仕事なんだけど、自分と同じ種類の愛情で知っている人が書いた文章をいじるのは難しい。結果としてはザクザク書き直しちゃったんだけど(苦笑)、ホントはちょっとしんどかった。

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